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空想携帯小説家(20120708)'s blog

空想携帯小説家(山本 繁一)の作品を公開しています。

⑤second Love Letter ~片腕のない天使~ 長濱ねる(欅坂46)✖空想携帯小説家 イメージ小説

閉ざされた未来
雄一と言う青年は、天使に優しく微笑むが・・・

天使ネル「雄一・・・私だよ。ネルっ!。」

雄一は、ネルの馴れ馴れしさに、ちょっと引いている。

まるで今日が、初めて出会ったように・・・・

ネル「ほら、
縁日の日、

初めて焼きとうもろこしが食べたいって言って、

はんぶんこづつ食べたら、

雄一の歯が欠けたじゃん?(笑)」

一言も発さず、キョトン顔の雄一。

天使ネル「雄一・・・」

落胆して、ひざを落としたネル。

老人「おじょうさん、折角の再会に水を指してしもうたな。」

ネル「雄一に・・・何があったんですか?」

躊躇いながらも、話しを続ける老人。

老人「実はな、雄一君だけじゃなくて、この街一体が、ある日いきなり、国の毒ガステロを受けたんじゃ。」

天使ネル「?・・・なんで?何のために?」

老人「天使をかぼうたために・・・反逆者(テロ)狩りにおうたんじゃ。」

ネル「わたしの・・・せい?」

うつ向きながら首を横に降る老人。

老人「いや、単なる独裁者の、一存じゃて。」

半泣きの天使。

ネル「雄一は、助かるんですか?」

老人「わしらが受けた毒ガスは、

神経を少しづつ蝕むんじゃが、

特に影響を受けるのは、脳神経で、
記憶を少しずつ、消して行くんじゃ。

・・・・で、いま出来ることは、

酸素吸入と、
血液浄化循環で、
病状を遅らせることしか無いんじゃ。」

※国会議事堂地下

巨大な羅針盤を背にした、全身黒ずくのスーツを着た男が、誰かの報告を待っている。

京極 四郎(image竹中直人
「北新宿エリアの非国民は、どれだけ狩れたのか?」

部下「80回目の散布後、特に乳幼児、老人の病死率が上がっています。」

京極「厚労省へ伝達。効能の薄い薬品の開発、副作用で致死率の上がる薬品薬剤の開発を続けろ、と。」

部下「はい。」

京極四郎「この国は、今こそ生まれ変わるべき時代に来た。純粋なる人間を一掃し、次こそ新国家を必ず建てる‼。」

地下シェルターから、屋上にあがって来た、ネルと雄一。

夜は静かに訪れ、
星空が昼間の騒がしさが無かったかのように、輝いている。

ネル「綺麗だよね。お星さま。」

雄一「・・・・」

ネル「雄一?覚えてるかな?・・・初めてであった頃。」

(ネルの回想)
4月のある夜、
画家を目指す雄一のアトリエ

雄一は、購入した外国製の、絵の具の色を試そうと、

下書きした、自室天窓のカンバスに、色を塗りだしたその時・・・・

天窓から、羽のついた女の子が墜ちてきた。

天使ネル「あいたたたたた・・・・」

雄一「キミ、だれ?」

尻餅をついた天使が振り向くと、ホラー映画並みの血まみれにドン引いた。

雄一「うわっ‼血っ‼」

ネル「え?・・・だじょぶ、大丈夫(笑)」

雄一「てゆうか、なぜ天窓からっ?」

ネル「え?あ?・・・わたし、古民家ふぇちで・・・いろいろ散策してたら、ついこの廃屋(いえ)の屋根に乗っかって・・・」

天使(ネル)の即興的ウソは、雄一には既に見抜いていた。

含み笑いする雄一。

ネル「えっ?なんか、おかしいっ?」

雄一「い、いや・・・ペラペラ荒唐無稽な話しを、キミが続けるから、あきれるっていうか、怒れないな。(笑)」

キョトン顔のネル

天使ネル「私の名前はネル。キミって名前じゃないよ。(*`ω´*)) 」BBajaarumaishi!

吹き出し(笑)する雄一。

(ネルの回想が終わる)

突然、ヘリのプロペラ音が辺りに響く。

街人「非国民(テロ)狩りだー‼にげろー‼」

雄一を連れて給水塔の裏に隠れるネル。

複数のサーチライトが、ぐるぐると、辺りを探している。

上空を仰ぎ見るネルに対し、雄一は、ネルの壊れた機械化義手(ひだりうで)を見ている。

航空自衛官「このエリアに、微量ながらのヘックス粒子が確認された。天使(異物)は、間違いなくいる‼」

ヘリ操縦士「六年前の(原発事故)トリチウムとかじゃないのか?」

ヘリ操縦士②「ガイガー反応は似ているが、間違いないだろう。」

ヘリ操縦士③「もし、異物(天使)が実体化してたらどうする。?」

航空自衛官「異物の生死に関わらず、見付け次第必ず捕らえよ。・・・これは京極四郎総理大臣からの勅命である。」

ヘリが、ネル達のビルの回りを、しつこいくらい旋回している。

ネル「しつっこいなー、あっち行けよ!😅」

雄一は、ネルの機械化義手を触っている。

ネル「あ、これ?・・・義手だよ。(笑)」

雄一「ぎ、しゅ?・・・」

ヘリの群れが、ホバーリングで、特殊装備を着けた兵士を、垂れ下げたロープ越しに、次々辺りのビルへ降ろしだした。

ネル「雄一と私は、長く一緒に居れると想ってたんだけど・・・・」

特殊装備を着けた兵士が、ネル達のビルに降りて、辺りを探し出した。

兵士①📻「このビルが、特に・・・いや、微妙に、ヘックス粒子をかもしだしてるぞ。」

兵士②📻「落ち着け・・・落ち着くんだ。出世のチャンスを逃すなよ!」

兵士①📻「わかってる‼」

けたたましく鳴る警報音。

兵士が、計器から視線を上げると、銃口の前にネルと雄一の姿が。

兵士②「うっ、射て‼」

兵士①「雄一坊っちゃん‼」

(つづく)

ここは地獄の3丁目 志田愛佳(欅坂46)✖ 空想携帯小説家 イメージ小説

地上へ着いた、堕天使・志田。

立ち並ぶビルや、商店の賑やかさに驚く。

シャム猫
(image志田愛佳from欅坂46)「うぅわ、建物デカっ‼( ゚A゚ )・・・あ、Σ( ̄▽ ̄;)・・・私がちっさいかぁ(笑)・・・」

ある平日の夜にも関わらず、空がぐずつきだした・・・。

暫く街中を彷徨くシャム猫は、地下鉄の出入口で膝を抱えて泣いている、ビジネススーツの女の子を見つけた。

シャム猫(image志田愛佳)『ニャア~ (どぉしたの~?) (笑)・・・』

渡辺梨加(from欅坂46)「面接ぅ・・・落ちちゃったのぉ・・・」

シャム猫志田愛佳from欅坂46)『ニャ~ (ま、よくあんじゃん、そんなこと。・・・てゆうか、風邪引くよ。)』

渡辺梨加
「聞いて、ぺーちゃん(笑)」

シャム猫(志田)
『ニャ?(え?・・・誰それっ?、林家っ⁉・・・林家なのっ⁉)』

渡辺梨加「あのね、今日で面接50連敗・・・」

思わず地が出る志田。

シャム猫(志田)
「はぁっ?・・・50社も受けて落ちるなんて・・・あり得ない!」

思わず抱き抱えた、シャム猫の顔を見て首をかしげる渡辺梨加

渡辺梨加「えっ?(゜∀。)今、喋っ・・・た?」

シャム猫あせる。

シャム猫『みゃ、ミァオ・・・(やっべ、バレたら目的達成できなくなるじゃん‼)』

渡辺梨加「おかしいなぁ~ (笑)」

シャム猫『ゴハーン(ま、まぁ・・・お腹も減ったしぃ。)』

渡辺梨加「やっぱり天才だぁ~ (笑)」

ワンルームマンションに子猫を連れ帰り、
小皿にミルクを注ぎ、差し出す梨加。

渡辺梨加「たーんとお飲み~ (笑)」

シャム猫(志田)
『ニャア~ (私さぁ、ガチで、カツ丼食べたい気分なんだけどぉ~ )』

数時間後・・・・

ベットで眠る渡辺梨加を、確認しながら、着ていた着ぐるみの頭を外すと、元の身長に戻る、堕天使 志田。

堕天使 志田(image志田愛佳from欅坂46)「あっつ・・・この部屋、暖房効きすぎ(笑)・・・げっ‼Σ(・∀・|||)設定30度ぉー」

ふと渡辺の額に汗が流れているのを見て、ティッシュペーパーで汗を拭うが・・・

堕天使・志田
「や、風邪引いてんじゃね?」

寝言で猫の名を呼ぶ渡辺。

渡辺梨加「ぺーちゃん・・・」

堕天使・志田
「えーあー・・・みっ、ミャアオ・・・ってるばやいじゃねーし。」

志田は着ぐるみの前ポケットから、ケータイを取り出した。

志田「えーと、土田さん、土田さんっと・・・むずっ‼(笑)、天上界のケータイより、むずっ‼(笑)」

地獄の使い土田に、対応確認の為の電話をかける志田。

十秒後の呼び出し後・・・・

志田「あ、土田さん?」

地獄の使い 土田(ロボ風・留守音)
「📞コチラハ、地獄フォンデス。・・・・コノ番号ハ、ゲンザイ、ツカワレテイマセン・・・コチラハ、地獄フォンデス。」

志田「📱もーっ、つっかえないなら、意味ないじゃーん‼(笑)」

渋々通話を切る志田に、安心する土田。

地獄の使い・土田
「はー、疲れたぁ・・・志田のやつ、意外と粘り腰(笑)・・腹筋鍛えねーとなっ‼」

ドスンと、渡辺梨加の住むマンションの庭先に誰かが落ちた。

志田がベランダから、下を覗き混むと・・・・

天使ベリサ(image渡邉理佐)「あいたたたた・・・・」

志田「あっれっ、ベリサじゃね?(笑)」

ベリサ「ちょっとぉーっ、ひとの不幸を笑ってると、地獄に墜ちるよ!・・・・(お尻になんか刺さってるしぃ~)」

志田「あ、もう行ってきましたっ!(笑)」

ベリサ「え?どゆことぉ?」

熱に魘される梨加を心配する志田に、ベリサは?

ベリサ「あー、ダメかも・・・この子」

志田「え?」

ベリサ「ねぇ、この子を仲間(天使)にしちゃおうよ?(笑)」

(つづくでも不定期)

鈴本美愉(欅坂46)✖空想携帯小説家「天使は団地暮らし」イメージ小説

前編 「七回忌の奇跡」

仏壇に、おはぎを供え、正座をして、静かに目を閉じながら合掌する女性。

(お母さんの回想)

お母さん(image松本明子)「・・(娘が亡くなって、もう七年が経つ・・・」

回想#東京駅

お母さん「美愉!・・・忘れ物なあい?」

お母さんに言われて、ガサゴソ、リックの中身を確める美愉。

美愉(鈴本美愉from欅坂46)「えーっと、スマホの充電器に、着替えに・・・ある、よしっ、あるっ!(笑)」

美愉の態度を怪しみ、変顔に近い、あきれ顔になる、お母さん。

お母さん「ほんとにぃ~?(笑)」

美愉もナゼか変顔で答える。

美愉「ダイジョブだよぉ~(笑)」

想わず吹き出す二人に、発車ベルが鳴る。

ドアがしまると、突然、ハンカチで目頭を押さえるお母さん。

美愉は、お母さんの突然の泣き顔に、慌てて閉まったドアに近付く。

美愉「お母さん?!」

ゆっくり走り出す新幹線。

#現実に戻るお母さん。

お母さん「(あのときが、美愉との最後の別れだなんて、知らなかったけど・・・変よね?・・・母親の感かしら?・・なぜか、涙が止まらなかった。)」

#再び回想

美愉は、走り出す新幹線内で、届かぬ思いを叫んだ。

美愉「お母さんっ、大丈夫だから!ちゃんと帰ってくるから!」

2011年3月11日
14時46分

#東北の、とある老人ホームに慰問に来ていた美愉。

美憂は自作の紙芝居を見せていた。

美愉「・・・・以上、栗太郎の大冒険でしたぁ~(笑)」

美愉の紙芝居に拍手する、老人や子供たちに、照れ笑いをする美愉。

美愉「いやぁ~それほどでもぉ(//∇//)~。・・・あ、あれっ?(゜∀。)(地震?!)・・・」

異様に揺れが長く、次第に恐怖に怯える人々。

町の街灯スピーカーに、臨時放送が入る。

『こちらは、防災無線です。・・・』

パニック状態の群衆のなか、放送を必死に聞き取ろうとする美愉。

美愉「大津波・・・警報・・・?」

美愉が海辺側の窓に振り向いた瞬間、窓ガラスから、どす黒い津波が押し寄せた・・・・。

#現実に戻るお母さん。

語りかける眼差しを、仏前の遺影に向ける、お母さん。

お母さん「(美愉が居なくなって、次第にパパともうまくいかなくなっちゃって、去年離婚しちゃった。w・・・ごめんね。)」

一方、美愉は、異世界に堕ちていた。

#地獄の三丁目

男が伏せ寝している美愉に語りかける。

男「おーい、おまいさん、こんなとこで寝ると、冥界いくぞー(笑)」

二日酔いの、目覚めのように気がつく美愉。

美愉「あの・・・ここは?」

男は、美愉が気が付くと、いそいそと、長机とペン、そして、何やら書類を持ってきた。

美愉「あの・・・あなたは?」

男「あ、おれっ?・・・元人間の地獄の使い、ツッチー。よろ~っ(笑)」

地獄の使いと呼ばれる男の握手が、意外な軽さに、少し引いた美愉。

地獄の使いツッチー(image土田晃之
「どしたー?ポカンとして?(笑)・・・まさか、状況を掴めてないとか?」

美愉「あ、はい・・・・」

軽く咳払いを一つして、話を始めるツッチー。

地獄の使いツッチー
「えー、美愉さん。貴女は死んでます。(笑)・・・んで、ここは、地獄の三丁目です。」

キョトン顔の美愉。

美愉「(・_・)あのっ・・・一丁目じゃ、ないんですよね?」

ファイルをパラパラ捲りながら、話を続けるツッチー。

ツッチー「ん~、君は、そんな悪い子じゃないから、一丁目は行かないことになってるよ。よかったねーっ(笑)」

美愉「ハハッ・・・・(乾いた(笑))」

ツッチー「んだよ、おもしろくねーなーっ!(笑)」

ふと、長机の書類に視線を落とす美愉。

美愉「契約書?・・・ハハッ・・・なにこれ?(笑)」

ツッチー「なにってぇ・・・契約書ですが、何か?」

まるで今から辱しめを受けるような、引きのポーズを取る美愉。

美愉「あっ・・・愛人けーやくぅっ!?」yametee

美愉のボケにすかさず突っ込むツッチー。

地獄の使いツッチー
「しねーわっ!、小娘相手に(笑)・・・まずは死後裁判の前に、地獄の三丁目で、働きますって契約だ。」

美愉「あのっ。書く前に、お願いがあります。」

ツッチー「ん?・・・言ってみ。(笑)」

美愉「お母さんに会わせてください。」

ツッチー「ダメっ。」

素っ気ない地獄の使いに、土下座をする美愉。

美愉「おねがいします。」

ツッチー「だってさぁ、栗太郎。おまいさん、肉体はすでに現世には無いんだぜっ?」

美愉「栗っ・・・太郎?」

ツッチー「あー、なんかさぁ、年甲斐もなく、美愉さんなんて、恥ずかしくて呼べないしぃっ・・・粟太郎のほうが呼びやすいんじゃないかって(笑)」

突っ込み返しする美愉。

美愉「粟じゃなくてっ、栗です。くーりっ!😅」

美愉の突っ込みをスルーして、何処かに電話するツッチー

地獄の使いツッチー📱
「あー、もしもしぃ・・・いつもお世話になってます、地獄の三丁目の土田ですぅ。」

美愉「(・_・;)どこに、電話・・・?てゆうか、私の事・・・」

ツッチー「えー、また一人・・・天使契約を、結ばせたい奴がいましてぇ~、・・・はい。」

美愉「こんなとこで使えるケータイキャリアって・・・?」

通話を終えるツッチー。

ツッチー(image土田晃之)「お、栗太郎。地上に行けるぞ。(笑)」

美愉「え、マジ⁉」

ツッチー「その代わり、条件があんだけど。」

美愉「・・・・」

ツッチー「七回忌から数えて三日後までに、帰ってくる事。」

美愉「あのっ・・・どこに?」

ツッチー「こーこっ!(笑)」

ヤタガラスが、何かが入った巾着袋をもってきた。

ツッチー「よーし、よしよし(笑)」

巾着袋を開けた瞬間、目映い光に、美愉は数分、視界を奪われた。

ツッチー「よーし、栗太郎、行ってきな(笑)。」

美愉「え?・・・いいんですか?契約書にサインは・・・?」

ツッチー「ほーら、早く行けぇ~(笑)地獄の門が閉じる前に・・・」

月から梯子で地上に登りついた美愉だったが、閉門する前に、何者かに突き飛ばされた。

ツッチー「あの子顔、おもしろい(笑)・・・」

美愉は、住宅街の一般道のマンホールから、顔を出す。

美愉「なんか、扱いが煩雑すぎ(笑)。」

てくてく街中を歩く美愉。だが通りすぎてく人々は、美愉を無視していく。

美愉「あれっ、みんな私に・・・気づくわけないか?、なんか不思議。(笑)」

緑の美しい木々のなかに建つ、少々古びた数棟の団地が見えてきた・・・。

お母さんは、夕食の準備に台所に立ち、調理を始めだした。

呼び鈴が鳴る。

お母さん「あら、誰かしら?・・・何かの支払いかしら?」

ドアを開けると、亡き娘が照れくさそうに立っていた。

美愉「た、ただいまぁ・・・(///ω///)♪」

お母さん「み、みゆ!・・・」

(後編に続く)

(企画書)ここにも天使がいる。#NMB48 山本彩❌空想携帯小説家 イメージ作品

すべてに絶望し、死を決意した中年男の背後に、関西弁の天使が降りた。

(終)cecile 地上に降りた最期の天使 (欅坂46)平手友梨奈✖空想携帯小説家 イメージ小説

最終回

  Y H V H(エホバ)

天使セシルの回りに、
人だかりが増え、
ざわざわとした話し声、

冷たい目線が、
セシルの心を突き刺して行く。

天使セシル
「・・・僕は、

天使の癖に、
誰も救えなかった。・・・

そして、
天上界を護るために、
カシエルですら見付けられなかった。・・・」

セシルは横たわる本多に近づき、腰を落とした。

天使セシル
「おじさん・・・僕は、貴方に伝えたい事があったんだ。・・・」

突然、激しい地鳴りとともに、縦揺れに見舞われ、倒壊していく建物のなか、逃げ惑う人々。

セシルは本多の頭を、自らの体で包み込むように護っている。

天使セシル「おじさん・・・」

セシルの頭上に、巨大な剥き身の鉄骨が墜ちてきた‼

覚悟を決め、強く瞳を閉じたセシルだったが・・・・

2代目天上界管理人 育三郎(大天使メタトロン/image山崎育三郎)「おーい、セシルたーんっ❤(笑)」

落下する鉄骨を左手で、キャッチしたまま、笑顔でセシルに語りかける育三郎。

天使セシル(image平手友梨奈from欅坂46)「いっ、育三郎ぉ?!」

ちょっと、ふて腐れる育三郎。

2代目・天上界管理人 育三郎
「おいおーい、年上だぞ、年上えーっ(笑)・・・・」

セシル「すみません。」

育三郎「(本多の顔を見て、少しにやける)とりあえず・・・出たら?(笑)」

セシル「はい。」

鉄骨をほっぽりなげ、本多を抱えて飛ぶ、育三郎とセシル。

育三郎「ところでー、カシエル、見付かった?」

セシル「学校の帰りとか、あちこち捜したんですけど・・・」

育三郎「うーん、まぁ、ねぇ・・・・犬猫さがすのと、訳が違うし・・・てゆうかさ、なんで人間のがっこーに、いっちゃってるわけ?(笑)」

何か、背後に重たい感覚がじわりじわり、迫るのを感じているセシル。

セシル「・・・・」

育三郎「おーいっ、無視すな~(笑)。」

黒い雲が、流れるように夜空を多い尽くす。

育三郎「・・・なーんとなく、懐かしいスチエーションになってきたな?(笑)」

(声・image:城田優
「何しに来た?・・・・」

セシル
「カシエル?・・・どこにいるの?」

声「もう、その名前は・・・ステタ・・・・」

どこからか聞こえる、声の主はゆっくりと、荒いため息を繰り返す・・・・

育三郎「おいおーいっ、折角君の主張を認めて、迎えに来てくれたのに、酷いなぁ(笑)」

声「酷い?・・・酷いのはどっちだい?」

育三郎「だーかーらー、神と言う、不都合な存在は立てないで、天使(おれら)だけで(笑)・・・てん・・・・?・・・・えっ⁉」

育三郎とセシルの前に、
立ちはだかるように流れていた、黒い雲が、次第に薄れていく・・・

育三郎「まーでっかい、エイトパック?(笑)」iya・・・fukuyokadana・・・

セシル「二代目‼・・・おじさん事、よろしくお願いします。」

二代目天上界管理人、育三郎に頭を下げて、

一人で"得たいの知れない巨像"に向かおうとするセシル。

育三郎「ちょいちょいちょい!・・・セシルたん待って!」

セシルの手を引っ張り、引き留める育三郎。

セシル「何するんですか!僕には、やらなきゃいけないことがあるんですっ‼」

育三郎「敵討ち・・・だろっ?」

痛烈な、わめき声を上げる
"声"

セシル「天使が、その場の感情に、流されては行けないことぐらい解ってます。・・・

でも・・・・

でも、おじさんは・・・
僕に優しさをくれたんです。

天使の記憶しかない、
ちっぽけな僕のために・・・

僕は、その優しさを返したい!・・・例え、おじさんが、僕の前に2度と帰ってこなくても!」

わめき声を上げた、得たいの知れない存在が、ハッキリと姿を顕した。

頭は頭蓋骨を飲み込んだ阿修羅の如く

耳は飛び魚のような羽根が生え、

三本指の両腕が四本と、恐竜のような両足。

背中の羽根は、カブトムシとトンボを使ったような、四枚の羽があり、

尻尾は三本、
真ん中にはアナコンダ、両脇の尻尾は
まるで排気ダクトの様だ。

育三郎「いいや、それは違うぜセシル・・・。君はぜんぜん、ちっぽけなんかじゃない。」

セシル「・・・・」

育三郎「君の感受性と、優しさが好きで、消え行く命を引き留め、君を天使にしたんだ。」

セシル「僕が・・・人間?・・・」

育三郎「そうさっ(笑)・・・あの日、塾帰りの君を、飲酒運転の真っ赤なスポーツカーが跳ねたんだ。・・・」

狂ったように、次々と街を破壊し、人々を追い回す、堕天使カシエルこと、邪神エホバ。

育三郎「そして、血だらけの君を、抱き抱えて走った男・・・・」

セシル「・・・(おじさんっ!)」

育三郎「そうだ。本多だ。・・・彼は君に、亡き妹の姿を重ねていたんだ。」

育三郎の後ろで、
邪神エホバが、

上腕の左右の指先を向け、
左右交互の、アルファベットのLを象る。

セシル「育三郎!」

邪神エホバは、
呪文を唱えると同時に、右手のL文字の向きを下げた。

邪神エホバ「クロジル!」

育三郎は咄嗟に、本多の身体に自分の体を覆い被せた。

背中をドンっと、重苦しく突き飛ばされた感覚に落ちる育三郎。

天使セシル「育三郎っ!・・・・おじさんは?」

振り向いた育三郎に異変が起きた。

セシル「育三郎!目が!」

今度は、セシルの背後で、邪神エホバが、四本の手で円を作り、闇を集めだした。

邪神エホバ(image城田優)「光ヨ・・・闇二 飲マレヨ!」

育三郎の両目が開かないまま、うっすらと血が流れる。

育三郎「だっ・・・大丈夫だ。(笑)・・・セシルたんの為なら、へへっ・・・どおってこと・・・」

邪神エホバ「ノハヤ!」

目が見えないはずの育三郎は、
姿を白銀の大天使、メタトロンに変え、

セシルを突飛ばし、
両腕を広げ、エホバの放った闇の珠を受ける。

大天使メタトロン(image山崎育三郎)
「させるかよ‼( ̄▽ ̄;)」

不適な笑みを浮かべる邪神エホバ。

邪神エホバ「カナワヌカタオモイ?(笑)」

大天使メタトロン「うっ・・・うるせーやいっ!(笑)」

うつ向き、右手で胸を押さえて苦しむ天使セシル。

天使セシル「やめろ・・・」

大天使メタトロン「セシル!、本多を連れて、、逃げろっ‼」

セシル「僕は、嫌だ・・・」

メタトロンの白銀の体が、徐々に朽ちていく。

せせら笑う邪神エホバ

邪神エホバ
「さぁ、我が名を唱えよ・・・・」

限界に達したセシルが、再び叫ぶ!

天使セシル「僕は、嫌だっ!」

瞳の色がターコイズブルーと、サファイヤレッドに変わり、一瞬髪がふぁっと上がった。

言葉をなくす邪神エホバ。

大天使メタトロン「だっから・・・逃げろって・・・」

邪神エホバの上段二本の腕が、セシルの首を締め上げ、

エホバの右足が、朽ちかけている、大天使メタトロンを押さえ付けている。

セシルの声が、突然野太くなる。

over burst セシル(声・image古田新太)「ふっ・・・糞が(笑)・・・・」

邪神エホバ「ナンダト?」

over burst セシル
「お前は、俺と同じ産物でも・・・・、イカれたバッタもんだなぁ。ハハッ(笑)」

セシルを前方上空に放り投げ、エホバも後を追うように飛び上がり・・・

大天使メタトロン
「セシルっ!」

落下するセシルの身体の上に、エホバのつきだした右膝のシルエットが重なる。

邪神エホバ「弱き光よ、消え失せろ・・・・」

轟音と共に、深々とアスファルトにめり込む、セシルとエホバ

邪神エホバ
「破壊こそ、新たな想像なり。」

エホバは、セシルが動かないことを目で確認して、その場で立ち上がり
街を再び破壊にかかりだした。

邪神エホバ「次は腐る人間どもを、なぶり殺す・・・」

天使 セシル(image平手友梨奈from欅坂46)「そんなこと・・・させない❗」

④second Love Letter ~片腕のない天使~ 長濱ねる(欅坂46)✖空想携帯小説家 イメージ小説

第四話

雄一

北新宿の、
とあるビルの屋上。

先程から小雨が降りだし、
左腕の機械化義手が、水分を含みだし、パチパチとショートしている。

落下した衝撃で、
義手が破損した事に気がつく天使ネル。

天使ネル「こんなものっ‼」

ネルは機械化義手を取り外そうとするが、
義手はすでに、ネルの体の一部のように食い込んでいる。

ネル「はぁ・・・駄目だぁ、取れない・・・・」

夕方になり、洗濯物を取りに来た老人。

老人(image間寛平)「おじょーしゃん、どしたかね?・・・」

ネル「にん・・げん?」

老人「そじゃよ。ワシは、ここのオーナーじゃて(笑)・・・で、ワシの洗濯物が・・・あら?。(笑)」

我に帰り、周りを見回すと、洗濯物がコシャコシャになっていたことに気がつくネル。

ネル「あ、ごめんなさいっ‼」

老人「ははっ。また洗えばよかろ。」

洗濯機を廻す間、六畳の間へ案内されるネル。

年老いた独身にしては、殺風景すぎる部屋で・・・・

老人「なんてことのない部屋じゃが、ゆっくりして行きなされ(笑)。」

やかんでお湯と緑茶を、きゅうすに入れる老人。

ネル「あ、はい。(あれっ?・・・このおじいさん、私の姿をみて、動じない?・・・・なんで?)」

静かに緑茶を入れた湯飲みを置く老人

老人「とーとつじゃが、・・・あんた、ワシを向かいに来たんか?」

ネル「え?(○◇○;)・・・」

とーとつすぎる質問にあんぐりの天使。

老人「まぁ、わしもな、それなりの覚悟は、出来とるて(笑)・・・」

ネル「あ、あのっ、違うんですっ‼( ̄▽ ̄;)」

老人「なーにがじゃ(笑)」

ネル「あ、ま・・・、わ、私は天使ですけど、目的が違うんですっ‼」

老人「どーしてじゃ(笑)」

ネルは、隠し持っていた、雄一との写真を老人に見せた。

ネル「いつか・・・一度だけ、
彼と一緒に、写真を撮ったんだけど、私だけ光が強すぎて(映ってなくて)・・・」

老人「ウォーカー・・・。」

老人の呟きに耳を疑うネル。

ネル「えっ?」

老人「いや、何でもない。」

ネル「あ、でも、いまウォーカーって・・・」

お茶をすすり、一呼吸をおき話し出す老人。

老人「ウォーカー・・・つまり、この国の政権を倒す、テロ集団の名前で、彼は、メンバーの一人じゃ。」

ネル「テロ?」

老人「何年か前じゃったかな?・・・あんたのような天使が地上におりてから、この国が、異様になったんじゃ。」

ネル「・・・・・」

老人「この国は表向きには、天使を否定して、天使の存在を信じるものを、治安維持法違反で、バンバン捕らえて行きおった。・・・・」

ネル「なんで?・・・そ、それで雄一は?・・・・」

老人「このビルの地下シェルターにおる。」

ガッ‼と立ち上がるネル。

天使ネル「雄一!」

老人「こ、これっ‼まちんしゃい‼」

老人の制止を振り切り、コンクリートの螺旋階段を走り降りる天使。

ネル「雄一!」

赤茶けた鉄の扉にたどり着く天使。

扉を開ける前に、何とかたどり着く老人。

老人「彼は・・・」

扉をゆっくり開けたネルの前には・・・

雄一
「きみ・・・・誰?」

ネル「え?・・・ゆ、雄一・・・・」

(つづく)

③second Love Letter ~片腕のない天使~ 長濱ねる(欅坂46/けやき坂46)✖ 空想携帯小説家 イメージ小説

第三話
天使の嘘

大天使サーべを問い詰めるネル

天使ネル(image長濱ねるfrom欅坂46けやき坂46)「サーべ。何処行ってたの?」

しどろもどろの大天使

大天使サーべ(image澤部佑fromハライチ)「あっ、秋葉原‼・・・ハハッ(笑)」

ネル「天使って、無断で地上に降りちゃダメなんじゃないの?」

ざわつく天使たち。

天使②「でたぁ~、ネルちゃんの畳み掛け論法(いちゃもん)」

天使①「そーとー頭に来たんだネっ🎵」

天使③「笑い事じゃないって、大天使に噛み付くなんて、ばれたらヤバイよ。」

答えに迷う大天使。

大天使サーべ
「えっ・・・あっ、ネルへのプレゼン・・・トを作って渡したくて・・・実は・・・へへっ🎵(笑)」

綺麗にラッピングされた長方形の箱が、テーブルの上に置かれた。

ネル「私、サプライズなんて求めてないんだけど・・・・」

サーべ「ま、まぁ・・・そう言わず、開けてみてよ。(笑)」

綺麗にラッピングされた箱をあけるネル。

だが、どす黒く、ゴツゴツとした機械の義手にどん引く。

ネル「なにこれ・・・・」

サーべ「義手、だよ。」

ネル「地上に降りた私への"当て付け"?!」

サーべ「い、いやそーじゃなくて、ネルの活動がしやすいように、僕が造ったんだ。」

サーべの目を見て、怪しむネル。

サーべ「それでさぁ、この金属は、オリファルコン(想造性金属)で加工してるから、すぐにネルの意思に馴染んでくれるよ(笑)・・・・着けてみて。」

ネル「あのさぁ、一人で装着できるわけ無いじゃん!。一リットルのペットボトル2本分ぐらいある重さだよ、これ。」

サーべは、ネルの身体に、機械仕掛けの義手を取り付けた。

ネルは義手の重みに一瞬ふらつきながらも、それと同時に、こころのなかに入り込む"何か"に、強い嫌悪感を抱いた。

クロノス・インフィディア(声image中尾彬
「我が愛しき従者よ・・・」

次第に、身体が膠着し始めるネル

ネル「だれっ?」

クロノスインフィディア
「我が名は、時の神であり、天使属の長・・・クロノス。・・・ネルよ。お前の片腕を奪ったものが、このなかにいる。」

ネル「・・・うそっ・・・・。」

義手が、勝手に稼働音をあげ出す。

義手(声image豊田順子アナウンサーfrom日本テレビ)『インターセプター稼働。安全装置解除。ターゲットスコープオープン。』

ネル「えっ?!何っ‼」

義手が上がり、指先がサーべや天使たちに向けられた瞬間。

ネル「逃げてぇーっ‼」

逃げ回る天使たち、義手を押さえ付けるようにしたに向け、逃げ惑う天使たちの間を、縫うように必死に走り出すネル。

サーべ「ね、ネルーっ‼」

ネル「雄一・・・雄一助けてっ。・・・・雄一・・・・雄一っ‼」

雲の隙間へ、自らの身体を投げ込んだ天使ネル。

(つづく)

①second Love Letter ~片腕のない天使~ 長濱ねる(欅坂46/けやき坂46)✖ 空想携帯小説家 イメージ小説

※この作品はフィクションです。

第一話「片腕のない天使」

音のない、
すべてが真っ白の部屋・・・・

自分の鼓動だけが、
むなしく響く・・・・

(音のない回想)
仰々しい姿をした、
天使たちが、

若き天使(image長濱ねるfrom欅坂46)を連れていこうとしている。

左腕をのばして、誰かの名前を叫ぶ、若き天使。

青年(image福士蒼汰)も、天使の名を
、何度も何度も叫び、

警察官達に押さえ付けられながらも、右腕を天使に向かってのばしている。

数十秒間、おたがいの指先同士がふれあうが、やがて引き裂かれて行く二人。

歯車のような扉が、手を伸ばしたままの、
天使の腕を挟みながら、ガリガリと音をたてた。

泣き叫ぶ天使。

(回想終わり。)

大天使・サーべ(image澤部佑fromハライチ)「ネル!・・・おい、ネルぅっ!」

うなされて、はち切れそうな切ない想いで、目を覚ましたネル。

天使ネル(image長濱ねるfrom欅坂46)「なーんだ、サーべか?・・・ザンネン( ´△`)」

大天使サーべ「なーんだじゃねーよ!魘されてたじゃん!、大丈夫かよっ‼」

左腕を無くしたことを、今さら思い出すように、左腕のあった場所をさするネル。

天使ネル「わたしの腕、もう、無かったっけ・・・・」

洗濯物をたたみながら、ネルの顔を見ないようにしてるサーべ。

サーべ「あ、あぁ・・・、でもよぉ、片腕だけで良かったよ。」

ネル「なんで?」

サーべ「だって、あんな多くの人間に、姿を曝した天使がクロノス・インフィニディア様が許すわけないじゃん!」

ネル「ねぇ、クロノス・・・なんチャラって、だれっ?」

時折首をかしげながら、言葉を選びながら、話すサーべ。

サーべ「たしかー、我々天使の、大始祖的存在で、俺らは、その姿をみる事は絶対にないんだ。」

ネル「なんで?」

話の途中、探りを入れるような、問い掛けをするサーべ

サーべ「しらねーよ。・・・ところでネル、地上(ローマ)に、【真実の口】って奴があるの、知ってるよな?」

ネル「人間が作った、嘘発見器みたいな奴でしょ?知ってる。」

サーべ「まぁ、実際にそいつは、手を切ることはねーけどな・・・」

ネル「何が言いたいの?」

ベットに腰かけたネルに、向き合うサーべ。

サーべ「おまえ・・・地上になにしに行った?」

ネル「・・・・・」

サーべ「人間の男か?・・・薄汚く、依存症が多い、人間なんだな?!」

ネル「いいたくない。」

サーべ「ネルゥッ‼、今度・・・勝手に地上に降りたら、大変なことになるぞ!」

軽くため息をつき、ひねくれるネル

ネル「いま、・・・左腕がないこと事態、大変な事でーすっ‼」

また、ベットで、サーべに背を向け横になるネル。

サーべは、いそいそと身支度を整えた。

ネル「どこか行くの?」

サーべ「あ、あぁ。
地上監視部から依頼を受けてな、

カメラ修理に行くんだ。・・・

あ、あいつら双眼鏡から、
モニター監視に変わってさぁ~(笑)・・・

あいつら最近は、
菓子食いながら、
仕事してんだぜぇ~
ほんと参っちゃうよぉ。(笑)」

ネルは、サーべに背中を向けながら、寝たフリを決め込んだ。

ネル「👀・・・・」

呟くサーべ。

サーべ「この部屋に居れば、クロノスインフィディアの機嫌も直るから・・・なっ。頼むよ。俺の結婚式も掛かってるからよぉ・・・後輩‼」

サーべが出ていくのを、耳で確認したあと、仰向けになりため息をつくネル。

ネル「雄一・・・・」

【Reincarnation】
足元がドライアイスのような霧が流れ、

頭の上にも、同じ様な情景が広がるなか、足元を確認しながら歩く大天使サーべ。

サーべ「クロノスインフィディア様‼ サーべ、只今到着しました。」

どこからか、品の深みがある珈琲のような声が聴こえる。

(つづく)

②second Love Letter ~片腕のない天使~ 長濱ねる(欅坂46/けやき坂46)✖ 空想携帯小説家 イメージ小説

第2話 機械仕掛けの天使

クロノス・インフィディア(声image中尾彬
「おぉ・・・忠実なる、我が息子よ。」

大天使サーべ(image澤部佑fromハライチ)「クロノスさま、御体の具合は如何でしょうか?」

クロノス・インフィディア
「うむ、かわりない。サーべに機械施術を任せれば、右に出るものがない(笑)。うわはっははは・・・」

サーべ「はっ!ありがたき幸せっ‼」

クロノス・インフィディア
「カシエル、ノキセアをはじめ、親である我を置き去りにした屈辱・・・・何処ぞに如何。」

サーべ「クロノスさま、安心してください!、ネルは・・・・ネルは、貴方様の期待に添う、天使にして見せます‼」

クロノス・インフィディア
「その言葉、二言無きと信じよう。だが引き続き、ネルを監視せよ。・・・・2度と人間と関わらせるな。」

サーべ「はっ!、仰せのままに。」

突然、背後にモノリスが現れ、自販機の取り出し口のようなところから、

ゴツゴツとした機械の左腕が出てきた。

クロノス・インフィディア「褒美を取らす。」

サーべ「義手?」

サーべがもったいなくも、
両手で義手を持ち上げると、まるで息を吹き返したように、
指先がウネウネと、
高速で動き出した。

サーべ「うーわ、なんだこりゃ!」

クロノス・インフィディア
「この義手は、我分身なり。この義手をネルに取り付けよ。」

サーべ「え、どーゆうことです?・・・そもそも、クロノスさまの、御意思がある義手を、ネルに取り付けるなんて・・・何故です?、私がネルの監視役になるのに?」

クロノス・インフィディア
「向かい討つ災難に、二通りの構えあり。」

サーべ「そっ、それは?・・・」

突然霧が晴れると、サーべは天空をさ迷っていた。

サーべ「やるしか、ない・・・のかぁ・・・」

一方、ネルは天上界地上監視部に来ていた。

天使①「わぁっ!、ネルちゃん‼(笑)」

天使②「ホントだ、ネルちゃーん🎵」

天使③「謹慎はもう良いんですか?」

ネル「謹慎?」

天使③「クロノス・インフィディアさまが、ネルを堕天使扱いしないために、敢えて我々との合流を、遅らせたって、聴いてるんだけど?」

大天使(サーべ)の姿を探すネル。

ネル「え、聞いてない。・・・それより、サーべ。来てない?」

ちょっと声のキーが高い天使が、同じようにキョロキョロしながら応える。

天使①「サーべさんは来てないですぅ。」

ネル「え?・・・うそでしょ?」

天使②「天使長さまからの、連絡も受けてません。」

ネル「だって、ここの監視カメラを直しに・・・来るって、行ってたのに?」

そこに ばつ悪く、サーべが横ぎる。

ネル「サーべ‼」

大天使サーべは考え事をしていたのか、ネルの声に異様に驚いた。

サーべ「ネ、ネル・・・・」

包装した義手を隠すサーべ。

怪しむネル。

(つづく)

企画書 原田葵(欅坂46)✖ 空想携帯小説家

天使と人間のハーフ ・・・・原田葵

片親家庭、団地暮らし、父の顔を知らない子 、父の存在を隠す母

元天使セス(ニコラス・ケイジ

恋人を亡くした元天使は、日本に姿を潜めていた。

セスを捕らえ、天上界を壊滅を企む7大天使

自分が天使だと気付かぬまま、学校生活を過ごすヒロイン。

得たいの知れないもの"を見えてしまう異能力 【イプシロンの瞳】

生えない翼

天使セシル達との出会い