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空想携帯小説家(20120708)'s blog

空想携帯小説家(山本 繁一)の作品を公開しています。

(終)cecile 地上に降りた最期の天使 (欅坂46)平手友梨奈✖空想携帯小説家 イメージ小説

最終回

  Y H V H(エホバ)

天使セシルの回りに、
人だかりが増える。

ざわざわと、噂話のような話し声や、

そして、
その冷たい目線が、
セシルの心を突き刺して行く。

天使セシル
「・・・僕は、

天使の癖に、
誰も救えなかった。・・・

そして、
天上界を護るために、
カシエルですら見付けられなかった。・・・」

セシルは横たわる本多に近づき、腰を落とした。

天使セシル
「おじさん・・・僕は貴方にまだ、伝えたいことがあったんだ。・・・」

突然、激しい地鳴りとともに、縦揺れに見舞われ、倒壊していく建物のなか、逃げ惑う人々。

セシルは本多の頭を、自らの体で包み込むように護っている。

天使セシル「おじさん・・・」

セシルの頭上に、巨大な剥き身の鉄骨が墜ちてきた‼

覚悟を決め、強く瞳を閉じたセシルだったが・・・・

2代目天上界管理人 育三郎(大天使メタトロン/image山崎育三郎)「おーい、セシルたーんっ❤(笑)」

落下する鉄骨を左手で、キャッチしたまま、笑顔でセシルに語りかける育三郎。

天使セシル(image平手友梨奈from欅坂46)「いっ、育三郎ぉっ?!」

ちょっと、ふて腐れる育三郎。

2代目・天上界管理人 育三郎
「おいおーい、年上だぞ、年上えーっ(笑)・・・・」

セシル「すみません。」

育三郎「(本多の顔を見て、少しにやける)とりあえず・・・出たら?(笑)」

セシル「はい。」

鉄骨をほっぽりなげ、本多を抱えて飛ぶ、育三郎とセシル。

育三郎「ところでさー、カシエル、見付かった?」

セシル「学校の帰りとか、あちこち捜したんですけど・・・」

育三郎「うーん、まぁ、ねぇ・・・・犬猫さがすのと、訳が違うし・・・てゆうかさ、なんで人間のがっこーに、いっちゃってるわけ?(笑)」

何か、背後に重たい感覚がじわりじわり、迫るのを感じているセシル。

セシル「・・・・」

育三郎「おーいっ、無視すな~(笑)。」

黒い雲が、流れるように夜空を多い尽くす。

育三郎「・・・なーんとなく、懐かしいスチエーションになってきたな?(笑)」

(声・image:城田優
「何しに来た?・・・・」

セシル
「カシエル?・・・どこにいるの?」

声「もう、その名前は・・・ステタ・・・・」

どこからか聞こえる、声の主はゆっくりと、荒いため息を繰り返す・・・・

育三郎「おいおーいっ、折角君の主張を認めて、迎えに来てくれたのに、酷いなぁ(笑)」

声「酷い?・・・酷いのはどっちだい?」

育三郎「だーかーらー、神と言う、不都合な存在は立てないで、天使(おれら)だけで(笑)・・・てん・・・・?・・・・えっ⁉」

育三郎とセシルの前に、
立ちはだかるように流れていた、黒い雲が、次第に薄れていく・・・

育三郎「まーでっかい、エイトパック?(笑)」iya・・・fukuyokadana・・・

セシル「二代目‼・・・おじさん事、よろしくお願いします。」

二代目天上界管理人、育三郎に頭を下げて、

一人で"得たいの知れない巨像"に向かおうとするセシル。

育三郎「ちょいちょいちょい!・・・セシルたん待って!」

セシルの手を引っ張り、引き留める育三郎。

セシル「何するんですか!僕には、やらなきゃいけないことがあるんですっ‼」

育三郎「敵討ち・・・だろっ?」

痛烈な、わめき声を上げる
"声"

セシル「天使が、その場の感情に、流されては行けないことぐらい解ってます。・・・

でも・・・・

でも、おじさんは・・・
僕に優しさをくれたんです。

天使の記憶しかない、
ちっぽけな僕のために・・・

僕は、その優しさを返したい!・・・例え、おじさんが、僕の前に帰ってこなくても!」

わめき声を上げた、得たいの知れない存在が、ハッキリと姿を顕した。

頭は頭蓋骨を飲み込んだ阿修羅の如く

耳は飛び魚のような羽根が生え、

三本指の両腕が四本と、恐竜のような両足。

背中の羽根は、カブトムシとトンボを使ったような、四枚の羽があり、

尻尾は三本、
真ん中にはアナコンダ、両脇の尻尾は
まるで排気ダクトの様だ。

育三郎「いいや、それは違うぜセシル・・・。君はぜんぜん、ちっぽけなんかじゃない。」

セシル「・・・・」

育三郎「君の感受性と、優しさが好きで、消え行く命を引き留め、君を天使にしたんだ。」

セシル「僕が・・・人間?・・・」

育三郎「そうさっ(笑)・・・あの日、塾帰りの君を、飲酒運転の真っ赤なスポーツカーが跳ねたんだ。・・・」

狂ったように、次々と街を破壊し、人々を追い回す、堕天使カシエルこと、邪神エホバ。

育三郎「そして、血だらけの君を、抱き抱えて走った男・・・・」

セシル「おじさんっ!」

育三郎「そうだ。本多だ。・・・彼は君に、亡き妹の姿を重ねているんだ。」

育三郎の後ろで、
邪神エホバが、

育三郎こと、大天使メタトロンに、

左右の指先を向け、
左右交互の、アルファベットのLを象る。

セシル「育三郎!」

邪神エホバは、
呪文を唱えると同時に、右手のL文字の向きを下げた。

邪神エホバ「クロジル!」

育三郎は咄嗟に、本多の身体に自分の体を覆い被せた。

背中をドンっと、重苦しく突き飛ばされた感覚に落ちる育三郎。

天使セシル「育三郎っ!・・・・おじさんは?」

振り向いた育三郎に異変が起きた。

セシル「育三郎!目が!」

セシルの背後で、邪神エホバが、四本の手で円を作り、闇を集めだした。

邪神エホバ(image城田優)「光ヨ・・・闇二 飲マレヨ!」

育三郎の両目が開かないまま、うっすらと血が流れる。

育三郎「だっ・・・大丈夫だ。(笑)・・・セシルたんの為なら、へへっ・・・どおってこと・・・」

邪神エホバ「ノハヤ!」

目が見えないはずの育三郎が、
姿を白銀の大天使メタトロンに変わり、

セシルを突飛ばし、
両腕を広げ、エホバの放った闇の珠を受ける。

大天使メタトロン(image山崎育三郎)
「させるかよ‼( ̄▽ ̄;)」

不適な笑みを浮かべる邪神エホバ。

邪神エホバ「カナワヌカタオモイ?(笑)」

大天使メタトロン「うっ・・・うるせーやいっ!(笑)」

うつ向き、右手で胸を押さえて苦しむ天使セシル。

天使セシル「やめろ・・・」

大天使メタトロン「セシルたん!、本多を連れて、に、逃げろっ‼」

セシル「僕は、嫌だ・・・」

メタトロンの白銀の体が朽ちていく。

せせら笑う邪神エホバ

限界に達したセシルが叫ぶ!

天使セシル「僕は、いやだっ!」

瞳の色がターコイズブルーと、サファイヤレッドに変わり、一瞬髪がふぁっと上がった。

言葉をなくす邪神エホバ。

大天使メタトロン「だっから・・・逃げろって・・・」

over burst セシル
「おいっ!」

④second Love Letter ~片腕のない天使~ 長濱ねる(欅坂46)✖空想携帯小説家 イメージ小説

第四話

雄一

新宿。
とあるビルの屋上。

左腕の機械化義手がショートしている。

どうやら、
落下した衝撃で、
義手が破損した事に気がつく天使ネル。

天使ネル「こんなものっ‼」

ネルは機械化義手を取り外そうとするが、
義手はすでに、ネルの体の一部のように食い込んでいる。

ネル「はぁ・・・駄目だぁ、取れない・・・・」

夕方になり、洗濯物を取りに来た老人。

老人(image間寛平from吉本興業)「おじょーしゃん、どしたかね?・・・」

ネル「にん・・げん?」

老人「そじゃよ。ワシは、ここのオーナーじゃて(笑)・・・で、ワシの洗濯物が・・・あら?。(笑)」

我に帰り、周りを見回すと、洗濯物がコシャコシャになっていたことに気がつくネル。

ネル「あ、ごめんなさいっ‼」

老人「ははっ。また洗えばよかろ。」

洗濯機を廻す間、六畳の間へ案内されるネル。

年老いた独身にしては、殺風景すぎる部屋で・・・・

老人「なんてことのない部屋じゃが、ゆっくりして行きなされ(笑)。」

やかんでお湯を沸かしながら、急須に緑茶を入れる老人。

ネル「あ、はい。(あれっ?・・・このおじいさん、私の姿をみて、動じない?・・・・なんで?)」

静かに緑茶を入れた湯飲みを置く老人

老人「とーとつじゃが、・・・あんた、ワシを向かいに来たんか?」

ネル「え?(○◇○;)・・・」

とーとつすぎる質問にあんぐりの天使。

老人「まぁ、わしもな、それなりの覚悟は、出来とるて(笑)・・・」

ネル「あ、あのっ、違うんですっ‼( ̄▽ ̄;)」

老人「なーにがじゃ(笑)」

ネル「あ、ま・・・、わ、私は天使ですけど、目的が違うんですっ‼」

老人「どーしてじゃ(笑)」

ネルは、隠し持っていた、雄一との写真を老人に見せた。

ネル「いつか・・・一度だけ、
彼と一緒に、写真を撮ったんだけど、私だけ光が強すぎて(映ってなくて)・・・」

老人「ウォーカー・・・。」

老人の呟きに耳を疑うネル。

ネル「えっ?」

老人「いや、何でもない。」

ネル「あ、でも、いまウォーカーって・・・」

お茶をすすり、一呼吸をおき話し出す老人。

老人「ウォーカー・・・つまり、この国の政権を倒す、テロ集団の名前で、(この)彼は、メンバーの一人じゃ。」

ネル「テロ?」

老人「何年か前じゃったかな?・・・あんたのような天使が地上におりてから、この国が、異様になったんじゃ。」

ネル「・・・・・」

老人「この国は表向きには、天使を否定して、天使の存在を信じるものを、治安維持法違反で、バンバン捕らえて行きおった。・・・・」

ネル「それだけで・・・?で、雄一は?・・・・」

③second Love Letter ~片腕のない天使~ 長濱ねる(欅坂46/けやき坂46)✖ 空想携帯小説家 イメージ小説

第三話
天使の嘘

大天使サーべを問い詰めるネル

天使ネル(image長濱ねるfrom欅坂46けやき坂46)「サーべ。何処行ってたの?」

しどろもどろの大天使

大天使サーべ(image澤部佑fromハライチ)「あっ、秋葉原‼・・・ハハッ(笑)」

ネル「天使って、無断で地上に降りちゃダメなんじゃないの?」

ざわつく天使たち。

天使②「でたぁ~、ネルちゃんの畳み掛け論法(いちゃもん)」

天使①「そーとー頭に来たんだネっ🎵」

天使③「笑い事じゃないって、大天使に噛み付くなんて、ばれたらヤバイよ。」

答えに迷う大天使。

大天使サーべ
「えっ・・・あっ、ネルへのプレゼン・・・トを作って渡したくて・・・実は・・・へへっ🎵(笑)」

綺麗にラッピングされた長方形の箱が、テーブルの上に置かれた。

ネル「私、サプライズなんて求めてないんだけど・・・・」

サーべ「ま、まぁ・・・そう言わず、開けてみてよ。(笑)」

綺麗にラッピングされた箱をあけるネル。

だが、どす黒く、ゴツゴツとした機械の義手にどん引く。

ネル「なにこれ・・・・」

サーべ「義手、だよ。」

ネル「地上に降りた私への"当て付け"?!」

サーべ「い、いやそーじゃなくて、ネルの活動がしやすいように、僕が造ったんだ。」

サーべの目を見て、怪しむネル。

サーべ「それでさぁ、この金属は、オリファルコン(想造性金属)で加工してるから、すぐにネルの意思に馴染んでくれるよ(笑)・・・・着けてみて。」

ネル「あのさぁ、一人で装着できるわけ無いじゃん!。一リットルのペットボトル2本分ぐらいある重さだよ、これ。」

サーべは、ネルの身体に、機械仕掛けの義手を取り付けた。

ネルは義手の重みに一瞬ふらつきながらも、それと同時に、こころのなかに入り込む"何か"に、強い嫌悪感を抱いた。

クロノス・インフィディア(声image中尾彬
「我が愛しき従者よ・・・」

次第に、身体が膠着し始めるネル

ネル「だれっ?」

クロノスインフィディア
「我が名は、時の神であり、天使属の長・・・クロノス。・・・ネルよ。お前の片腕を奪ったものが、このなかにいる。」

ネル「・・・うそっ・・・・。」

義手が、勝手に稼働音をあげ出す。

義手(声image豊田順子アナウンサーfrom日本テレビ)『インターセプター稼働。安全装置解除。ターゲットスコープオープン。』

ネル「えっ?!何っ‼」

義手が上がり、指先がサーべや天使たちに向けられた瞬間。

ネル「逃げてぇーっ‼」

逃げ回る天使たち、義手を押さえ付けるようにしたに向け、逃げ惑う天使たちの間を、縫うように必死に走り出すネル。

サーべ「ね、ネルーっ‼」

ネル「雄一・・・雄一助けてっ。・・・・雄一・・・・雄一っ‼」

雲の隙間へ、自らの身体を投げ込んだ天使ネル。

(つづく)

①second Love Letter ~片腕のない天使~ 長濱ねる(欅坂46/けやき坂46)✖ 空想携帯小説家 イメージ小説

※この作品はフィクションです。

第一話「片腕のない天使」

音のない、
すべてが真っ白の部屋・・・・

自分の鼓動だけが、
むなしく響く・・・・

(音のない回想)
仰々しい姿をした、
天使たちが、

若き天使(image長濱ねるfrom欅坂46)を連れていこうとしている。

左腕をのばして、誰かの名前を叫ぶ、若き天使。

青年(image福士蒼汰)も、天使の名を
、何度も何度も叫び、

警察官達に押さえ付けられながらも、右腕を天使に向かってのばしている。

数十秒間、おたがいの指先同士がふれあうが、やがて引き裂かれて行く二人。

歯車のような扉が、手を伸ばしたままの、
天使の腕を挟みながら、ガリガリと音をたてた。

泣き叫ぶ天使。

(回想終わり。)

大天使・サーべ(image澤部佑fromハライチ)「ネル!・・・おい、ネルぅっ!」

うなされて、はち切れそうな切ない想いで、目を覚ましたネル。

天使ネル(image長濱ねるfrom欅坂46)「なーんだ、サーべか?・・・ザンネン( ´△`)」

大天使サーべ「なーんだじゃねーよ!魘されてたじゃん!、大丈夫かよっ‼」

左腕を無くしたことを、今さら思い出すように、左腕のあった場所をさするネル。

天使ネル「わたしの腕、もう、無かったっけ・・・・」

洗濯物をたたみながら、ネルの顔を見ないようにしてるサーべ。

サーべ「あ、あぁ・・・、でもよぉ、片腕だけで良かったよ。」

ネル「なんで?」

サーべ「だって、あんな多くの人間に、姿を曝した天使がクロノス・インフィニディア様が許すわけないじゃん!」

ネル「ねぇ、クロノス・・・なんチャラって、だれっ?」

時折首をかしげながら、言葉を選びながら、話すサーべ。

サーべ「たしかー、我々天使の、大始祖的存在で、俺らは、その姿をみる事は絶対にないんだ。」

ネル「なんで?」

話の途中、探りを入れるような、問い掛けをするサーべ

サーべ「しらねーよ。・・・ところでネル、地上(ローマ)に、【真実の口】って奴があるの、知ってるよな?」

ネル「人間が作った、嘘発見器みたいな奴でしょ?知ってる。」

サーべ「まぁ、実際にそいつは、手を切ることはねーけどな・・・」

ネル「何が言いたいの?」

ベットに腰かけたネルに、向き合うサーべ。

サーべ「おまえ・・・地上になにしに行った?」

ネル「・・・・・」

サーべ「人間の男か?・・・薄汚く、依存症が多い、人間なんだな?!」

ネル「いいたくない。」

サーべ「ネルゥッ‼、今度・・・勝手に地上に降りたら、大変なことになるぞ!」

軽くため息をつき、ひねくれるネル

ネル「いま、・・・左腕がないこと事態、大変な事でーすっ‼」

また、ベットで、サーべに背を向け横になるネル。

サーべは、いそいそと身支度を整えた。

ネル「どこか行くの?」

サーべ「あ、あぁ。
地上監視部から依頼を受けてな、

カメラ修理に行くんだ。・・・

あ、あいつら双眼鏡から、
モニター監視に変わってさぁ~(笑)・・・

あいつら最近は、
菓子食いながら、
仕事してんだぜぇ~
ほんと参っちゃうよぉ。(笑)」

ネルは、サーべに背中を向けながら、寝たフリを決め込んだ。

ネル「👀・・・・」

呟くサーべ。

サーべ「この部屋に居れば、クロノスインフィディアの機嫌も直るから・・・なっ。頼むよ。俺の結婚式も掛かってるからよぉ・・・後輩‼」

サーべが出ていくのを、耳で確認したあと、仰向けになりため息をつくネル。

ネル「雄一・・・・」

【Reincarnation】
足元がドライアイスのような霧が流れ、

頭の上にも、同じ様な情景が広がるなか、足元を確認しながら歩く大天使サーべ。

サーべ「クロノスインフィディア様‼ サーべ、只今到着しました。」

どこからか、品の深みがある珈琲のような声が聴こえる。

(つづく)

②second Love Letter ~片腕のない天使~ 長濱ねる(欅坂46/けやき坂46)✖ 空想携帯小説家 イメージ小説

第2話 機械仕掛けの天使

クロノス・インフィディア(声image中尾彬
「おぉ・・・忠実なる、我が息子よ。」

大天使サーべ(image澤部佑fromハライチ)「クロノスさま、御体の具合は如何でしょうか?」

クロノス・インフィディア
「うむ、かわりない。サーべに機械施術を任せれば、右に出るものがない(笑)。うわはっははは・・・」

サーべ「はっ!ありがたき幸せっ‼」

クロノス・インフィディア
「カシエル、ノキセアをはじめ、親である我を置き去りにした屈辱・・・・何処ぞに如何。」

サーべ「クロノスさま、安心してください!、ネルは・・・・ネルは、貴方様の期待に添う、天使にして見せます‼」

クロノス・インフィディア
「その言葉、二言無きと信じよう。だが引き続き、ネルを監視せよ。・・・・2度と人間と関わらせるな。」

サーべ「はっ!、仰せのままに。」

突然、背後にモノリスが現れ、自販機の取り出し口のようなところから、

ゴツゴツとした機械の左腕が出てきた。

クロノス・インフィディア「褒美を取らす。」

サーべ「義手?」

サーべがもったいなくも、
両手で義手を持ち上げると、まるで息を吹き返したように、
指先がウネウネと、
高速で動き出した。

サーべ「うーわ、なんだこりゃ!」

クロノス・インフィディア
「この義手は、我分身なり。この義手をネルに取り付けよ。」

サーべ「え、どーゆうことです?・・・そもそも、クロノスさまの、御意思がある義手を、ネルに取り付けるなんて・・・何故です?、私がネルの監視役になるのに?」

クロノス・インフィディア
「向かい討つ災難に、二通りの構えあり。」

サーべ「そっ、それは?・・・」

突然霧が晴れると、サーべは天空をさ迷っていた。

サーべ「やるしか、ない・・・のかぁ・・・」

一方、ネルは天上界地上監視部に来ていた。

天使①「わぁっ!、ネルちゃん‼(笑)」

天使②「ホントだ、ネルちゃーん🎵」

天使③「謹慎はもう良いんですか?」

ネル「謹慎?」

天使③「クロノス・インフィディアさまが、ネルを堕天使扱いしないために、敢えて我々との合流を、遅らせたって、聴いてるんだけど?」

大天使(サーべ)の姿を探すネル。

ネル「え、聞いてない。・・・それより、サーべ。来てない?」

ちょっと声のキーが高い天使が、同じようにキョロキョロしながら応える。

天使①「サーべさんは来てないですぅ。」

ネル「え?・・・うそでしょ?」

天使②「天使長さまからの、連絡も受けてません。」

ネル「だって、ここの監視カメラを直しに・・・来るって、行ってたのに?」

そこに ばつ悪く、サーべが横ぎる。

ネル「サーべ‼」

大天使サーべは考え事をしていたのか、ネルの声に異様に驚いた。

サーべ「ネ、ネル・・・・」

包装した義手を隠すサーべ。

怪しむネル。

(つづく)

企画書 原田葵(欅坂46)✖ 空想携帯小説家

天使と人間のハーフ ・・・・原田葵

片親家庭、団地暮らし、父の顔を知らない子 、父の存在を隠す母

元天使セス(ニコラス・ケイジ

恋人を亡くした元天使は、日本に姿を潜めていた。

セスを捕らえ、天上界を壊滅を企む7大天使

自分が天使だと気付かぬまま、学校生活を過ごすヒロイン。

得たいの知れないもの"を見えてしまう異能力 【イプシロンの瞳】

生えない翼

天使セシル達との出会い

ガチコン!① ~ムカつくアイツ~

(本編)
2017年 3月 深夜。
*西脇みやび
私の名前はみやび。
ちょっと前まで、
アイドルやってたんだけど、

 いままでの生ぬるい
アイドル生活に、
嫌気を指して、

女優を目指したんだけど・・・

【芸能事務所・ストレイトドリーム内】

西脇 みやび(25才)
「あぁ゛ーっ‼・・・

あのオッサン、
ぜってー許さねぇぇぇえっ!😱💥」

Twitterの、批判コメントを読み、腹をたてる西脇みやび 。

西脇みやび
「あたしの努力が、世の中のどれだけの評価なのかを知るために、みてんの。

しっかしこの親父。
あたしが、どんーだけ苦労したか、わかってないっ‼・・・ぜってーわかってないっ‼」
毎晩徹夜続きで、みやびの声で、慌てて目を覚ます、みやびのマネージャー。

マネージャー 小河内(image児嶋一哉fromアンジャッシュ
「わっ!、びっ、ビックリしたーっ‼。みやびちゃん、ツイッター見ちゃダメだよ‼こないだ行ったじゃーん。」



こないだは地方映画祭のアンバサダーの仕事が無事に終わり、

企画書・鈴本美愉(欅坂46)✖空想携帯小説家「天使は団地暮らし」

お母さん・(image)松本明子
娘を亡くしたシングルマザー
7回忌の朝、亡くした娘と瓜二つの天使(鈴本美愉)と出会う。

天使/娘 鈴本美愉(2役)

cecile 地上に降りた最期の天使 (欅坂46)平手友梨奈✖空想携帯小説家 イメージ小説

scene 9

未来(あす)に見棄てられた男

馴れ馴れしく、
駆け付けた友梨奈(天使セシル)に突然、声をかける天神。

天神(image妻夫木聡
「やぁ、逢いたかったよ。(笑)」

友梨奈(天使セシル)は、天神を無視して、

本多の、
みぞうちと背中の傷に、
手のひらを当て、
自らの
光のかけらを放出している。

友梨奈(天使セシル/image平手友梨奈from欅坂46
「おじさん・・・おじさんっ!」

退屈さをアピールする天神。

天神「もー、だめなんじゃーん?(笑)」

キッ!っと眼光鋭く、天神を睨み付ける友梨奈。

天神「おーこわっ!(笑)」

本多を刺した、

ミスリル銀で出来た、タガーナイフを、友梨奈の前に放り投げる天神。

天神
「いやさぁ、
このおじさんが、

いきなりコイツ(ナイフ)を振り回して来たからさぁ、

つい、揉み合いになっちゃって(笑)・・・・」

友梨奈は
天神の当て付けのような、
わざとらしい言い訳に、
悪意を強く感じている。

天神
「なんだよ。信じないのかよ。(笑)」

友梨奈(天使セシル)
「おじさんは、
そんな事しない・・・。

僕は信じてる・・・

どんなに、
世界の人々の心が歪んでも、

おじさんは・・・

おじさんだけは、
そこまで弱くないって事を。」

天神
「へぇ~っ、優しいんだねっ?(笑)」

天神は右足のブーツから、
アイスピックを取りだし、
自らの喉元に向けた。

天使セシル(image平手友梨奈from欅坂46
「えっ?!」

天神
「ねぇ?・・・

僕にも、
君の愛をくれよ。・・・

天使は
誰にでも平等だったよね?(笑)」

天使セシル「・・・・」

天神
「僕ね、このおじさんと
おんなじで、

もうじき死ぬんだ。(笑)・・・

数ヵ月前まで、
結婚するために、

原発事故現場で、
昼夜夢中になって働いたんだ。・・・

彼女と、
いつか、幸せな生活を営むために・・・、

そして、手っ取り早く金を稼ぐために・・・・」

セシル「・・・・」

天神「でも、考えが甘かった。・・・・

月日がたち、気が付いた時には、被曝してたんだ。・・・・

その時彼女、
どうしたとおもう?」

天神の喉元から、うっすら、血が流れ出す。

セシル「やめて‼自分を傷付けないで‼」

天神「ある日、彼女と一緒に過ごす部屋から、

通帳や、印鑑、金目になるものを全部持ち出されたことに気がついてさぁ、・・・・

彼女の姿を探したんだけど、
部屋に紙切れひとつしかなくて・・・・

それも、
コンビニの
レシートの裏にさぁ、

【貴方のような病人とは暮らしたくないの!放射能がうつるから】ってさぁ・・・

別れ言葉にしては、
可笑しいだろ?

なぁ、笑えよ・・・・笑えって!」

天使セシル
「ごめんなさい。

僕の想いは、おじさんにしか向いてないから、

あなたの不幸に動じても、
僕は・・・

僕には、どうすることもできない。」

薄ら笑う天神。

天神
「だから僕は、神になることを決めたんだ。・・・・

すべてを破壊するために。

・・・・その為に、
召喚術を覚えたんだよ。

天使(君たち)を下ろしたり、

死者を天使にする力をを手にしたんだ。・・・・

君を、独り占めしたくて・・・・

でももう、誰も好きにならない・・・・

裏切られるなら、誰も。」

アイスピックを喉元に突き刺して、自らの命を絶つ天神。

心を傷付けられた天使は、茫然と立ち尽くす。

セシル「僕は、・・・誰も・・・・。」

(次回最終回)

cecile 地上に降りた最期の天使 (欅坂46)平手友梨奈✖空想携帯小説家 イメージ小説

scene 8

接触

一方、本多は、病院にて診察を受けていた。

レントゲン撮影等を終えて、身支度をする本多。

本多(imageじゅんいちダビットソン)「なぁセンセ。・・・俺、今週中に再就職できひんかなぁ?」

医師は、なぜか本多の顔を見ない。

医師(image澤部佑fromハライチ)「本多さん、おもった以上に、病気の進行が進んでいます。・・・・・ガチで入院してください‼・・・え?、あの・・・本多さん?」

本多は、2つ折りの財布の中身を見ている。

本多「せやかて、ん~っ、今夜てち(友梨奈)に、麻婆茄子作ってやるって約束してん・・・・」

医師「奥さんですか?」

照れ臭そうに笑う本多。

本多「ちゃいますって(笑)、でももし、嫁さんにしとったら、若すぎますがなぁ~っ(笑)」

医師「あ、あの、そのひとの為にも入院を・・・・」

本多「いや、再就職してから考えますわ(笑)((ヾノ・∀・`) カネナイシー」

診察室を出たら、廊下に白衣を着た青年が立っている。

本多「だれや。」

天神(image妻夫木聡
「我が名は、天神。」

思わずボケる本多と、突っ込む天神。

本多「変人?」

天神「ちがぁうっ。」

本多「ベンジン?」

天神「薬品かっ?!」

本多「エンジン?」

天神「エンジニアかっ‼」

本多「テムジン」

天神「読み方近いけど、ジンギスカン‼」

本多「人参?」

天神「語呂は近いけど、違うっ!。」

本多「あまがみっ‼」

天神「エロか?」

本多「音読みっ‼ ヘ(__ヘ)☆\(^^;)」

病院の廊下。天神と本多だけしかいない。

本多「なんのようや?・・・あんた、白衣着とるけど・・・医者ちゃうやろ?」

ふざけるように笑う天神。

天神「あ、わかっちゃう?(笑)・・・しかし凄いねぇ、おじさんの猜疑心。?・・・しかも、あの子の力で、背中の傷が治ったんでしょ?(笑)」

相手に話を切り出させようと、冷静に、必要以上話さない本多。

本多「なんの話や?あの子ってだれや?」

天神「ぶっちゃけ、見えたんでしょ?・・・天使が。」

本多「・・・・」

一瞬、動揺した本多の表情を見逃さなかった天神。

天神「あーっ、図星だぁーっ。(笑)・・・じゃあさ、早速、あの子に会わせてくんないかなぁ?(笑)」

本多「なんのようや?・・・」

天神「てゆうかさ・・・おじさん・・・」

急に、本多に顔を近づける天神

天神「天使(あの子)のなんなのさ?(笑)」

突然、本多のみぞうちに、
鋭利な刃物が刺さり、
その刃先が3㎝以上、背中を突き抜けている。

天神「あ、喋れないか?(笑)」

唇を噛みしめ、痛みをこらえ、膝から崩れ落ちる本多。

本多信雄「・・・(友梨・・・奈・・・)」

高校から戻る途中、再び不思議な感覚にとらわれた友梨奈(天使セシル)。

友梨奈(天使セシル/image平手友梨奈from欅坂46
「おじさん?・・・え?・・・・」

天神「悪いねぇ。僕は、神になるために、あの子の潜在能力が、どーしても欲しいんだよね~っ(笑)」

本多「おまえは・・・・おまえは狂っとる。・・・・ひとは・・・人じゃ!・・・神には、成らへん・・・・」

本多の顔を踏みつける天神。

天神「じゃさぁ、靖国とか、神社に祀られてる奴・・・あれは元々人間だろ?、なんで神としてん崇めてんだよっ!」

最後の力を振り絞り、言葉を発する本多。

本多「他人(ひと)を(大事に)思わず・・・・、

我欲まみれの奴が・・・・

神になるわけない・・・・

いや、神など、
元々不平等な存在なだけや・・・・・」

本多の顔から足をはずし、腰をその場で落とす天神。

天神「もうすぐ、この国は終わる。世界を道連れにしてね・・・・」

病院に走り込む友梨奈。

友梨奈(天使セシル)
「おじさん‼」

(つづく)