空想携帯小説家ht2355(20120708)'s blog

空想携帯小説家(山本 繁一)の作品を公開しています。

公開企画書オードリー✖️ひらがなけやき✖️空想携帯小説家

「ANOTHER side STORY」(仮題)

ストーリー

人間が、天使の存在を認知し、1週間ルールという、なぞの死が多発する日本。

    時の京極内閣は、

これ以上の人工減少を食い止めるために、

秘密裏に捕らえた、天使に高感度GPSを取り付け、追跡すると、

天上界の存在を確認し、

   京極内閣は、国民保護の観点から、

全天使の抹殺と、

天上界の完全破壊を決意する。

 

史帆。(加藤史帆)京極首相の一人娘。口数は少ないが、根は明るい。ただ、父(竹中直人)の多忙ゆえに孤独を重ねている。

 

総理補佐官・ワカバヤシ(若林正恭)

京極を支える5人組の1人。史帆の学校の送り迎えをやったりする、口の悪い子守役でもある。だが、その本性として、

京極の側に居るのには、人に言えない訳があった。

 

眞緒、ワカバヤシが通う、スナック眞緒のママ。ワカバヤシの本性を知る人。

 

京子(齋藤京子)聖剣エクスキャリバーを持つ女子高生。執拗にワカバヤシの命を狙う。

 

image song「男友達だから」加藤史帆(けやき坂46)

 

 

 

 

 

 

 

⑤片腕のない天使~Another story~

⑤甦る人間(ひと)の悪意

(時の流れの早さ、雄一が、少し変わってしまったことに、ショックを隠せないまま、機械化天使たちの部屋に戻り、ため息をつく、天使ネル。)

 

元天使アンチュ

「どないしたんや?ネル。・・・・なっ、なんか、変なことされたんか?」

(飽きれ顔のseven)

 

機械化天使seven

「(ため息)まさか、天使(ネル)と、雄一兄さんが、知り合いだったとはね?」

(吃驚する機械化天使たち。)

 

アンチュ「まじかっ?!」

(首肯くネル)

 

機械化天使・リーダー、クレア(image菅井友香)「すごーいっ!、天使と人間の禁じられた恋っ!、リアルにあったんだぁ~いいなぁ~(笑)」

 

(まるで自分の事のように、キャッキャッと、喜ぶモモ、オグリ、クレア)

 

機械化天使・アシュ(image齋藤飛鳥)

「フン!、下らない!」

(話がもれてる感に、不安を感じたネル。)

 

ネル「あのっ、アンチュさん、私の恋バナ・・・」

 

アンチュ「あーっ、・・・ちょ、ちょっとだけや、ちょっとだけ(笑)」

(皆に背を向け、剥れるネル)

 

機械化天使ベリサ

「恋する余裕が、あるだけましね。」

(アンチュから渡された、雄一とネルの夏祭りの記念写真を、ネルに返すベリサ)

 

ネル

「あのっ、大分前の話なんで・・」

 

アンチュ

「なにゆうてん?あんイケメン、今離したら、損するで?(笑)(今は、おっさんやけど。)」

 

カトシ

「MELUシステムという、単独飛行兵器を造った、ノーベル賞物の開発者だから、一生安定生活ですね?、ん?でも、天使だから、戸籍とか、どうなるのかしら?」

 

ネル「どのみち、無理だと想います。まず、歳が・・・離れすぎましたから。」

 

(ネルの回想・雄一との再会)

seven「兄さん?、天使と知り合いなの?」

(sevenの顔を見ないで、嬉しそうに話を続ける雄一。)

 

雄一(imageムロツヨシ)「奈々(seven)が、瀬戸内の高校に行ってた時にぃ、ネルが屋根から落っこちてきてぇ、同居することになったんだぁ~。(笑)」

(ネルの両手のひらを掴み、サッカーのファンの円陣みたいに、クルクル回りだした。)

 

seven(image岡田奈々)

「は?、天使と同居ぉ?・・・でも、兄さん、話が端的すぎ。(て、聞いてないし)」

 

雄一「でも良かったぁ~!(笑)

天上界に帰れたんだね?

良かったぁ~!

わーい、わーい(笑)」

(年齢と反比例した、雄一のはしゃぎっプリに、薄く引き笑うネル。)

 

ネル「あ、はい。」

 

雄一「あの日と変わらず、可愛いのに、どうしたんだよぉ~、ひさびさの再会じゃないかぁ🎵・・・・ね?、暫くこっちに居るんでしょ?」

 

ネル「あの、それは・・・」

 

seven「兄さん、うちらの本来の目的は、神や、天使たちの存在を、完全否定すること。」

 

ネル「そんな・・・・」(小声)

(回想終わり)

 

アンチュ「やっぱ、そうやったんやな。・・・」(呆れ)

 

機械化天使メンバー・ モモ(image大園桃子from乃木坂463期生)「でもぉ、ネルさんは、いい人だって信じられるからぁ、わたし、友達になるっ❤️」

 

ベリサ「モモ、ネルは、天使(ばけもの)。」

 

モモ「ちがうもん!ネルさんは、お友達だもん!」

 

アシュ「言っとけガキ!・・・・」

 

(雄一の研究室)

(白と黒が噛み合う、特大の歯車の前の水槽の中に、天使が膝を抱えて眠っている。)

 

雄一

「君のおかげで、また、ネルに会うことができたよ。」

 

(雄一の、ガラス越しの手に、反応したのか?、水槽の中の天使が一瞬、ビクッと動く。)

 

雄一「まぁ、正確に言えば、君だけのお陰だけじゃないけどね(笑)。」

(水槽前のリクライニングチェアに、静かに腰を下ろす雄一。)

 

雄一「このまま君を、人工葉緑液に入れとけば、君の体を構成(つく)る、ヘックス粒子の拡散も抑えられるし、

 

いずれ、君のこころをひきよせれば、

時空破壊砲の影響で砂漠化した世界も、

回復させられるだろうし、

 

そして何より、君を母体にした、単独飛行兵器(MELUシステム)を、量産改良にして、海外に売り込めば、巨額の富を獲られる。」

 

(爆発音)

 

雄一「どうした?何があった?」

 

機械化天使メンバー miyu(image鈴本美愉)

「・・・・鏡から出た異体と、蒼龍が交戦中の模様。」

 

(異体と、言葉を聞き、ニヤッとする雄一。)

 

miyu「・・・」

 

(image song 国境のない時代  坂道AKB)

 

(砂漠化した、町並みの上空で、大声を張り上げる裸足の男)

 

人工擬神体(imageスギちゃん)

「メールゥウウウウウ!」

(巻き上がる、複数の砂ぼこり)

 

鋼鉄の天使・蒼龍(image平手友梨奈)

「(アイツ、さっきから、誰をよんでるんだ?)」

(人工擬神体に弓を引く蒼龍。)

 

人工擬神体

「てめぇ~わぁ?・・・何もんだぁ?」

 

(蒼龍に両腕を広げ、覆い被さろうとした瞬間、矢を射る蒼龍だったが、瞬間移動した人工疑神体に、背後を取られる。)

 

蒼龍「(動きを)読まれた?」

 

人工擬神体

「はぁ~っはははっ!ワイルドだろぉ?」

 

(両脇を取られ、ブレンバスターのように、空中でそっくり返り、砂の中から、剥き出しになった避雷針目掛けて落ちて行く。)

 

蒼龍「エフェクト。」

 

人工疑神体「無駄だ。俺には格闘学習AIがある。」

 

蒼龍「(うそだ。)」

 

人工疑神体「なまじっか、着なれないもんを着てる、自分を恨みなあっ。(笑)」

 

蒼龍「おじさん・・・」(呟く)

 

(一方、地上では、あーでもない、こーでもないと、ワイワイいいながら.避雷針をぶん曲げる、ネル、モモ、ベリサ、クレア、かとし)

 

人工疑神体「終わりだー❗️」

(ゆっくり錐揉み状態で落ちる、人工疑神体と蒼龍。)

 

ネル「いくよーっ。」

 

モモ、ベリサ、クレア、かとし

「せぇーのっ❗️」

 

ネル

「よいしょ~っ!(笑)」

 

人工疑神体「あべしっ!」

 

(しなった避雷針が、人工疑神体の背中に直撃して、捕らえてた、蒼龍の両腕を離してしまう。そして、落下したのは、駐車場あとのアスファルトに、深くめり込む、人工疑神体。)

 

人工疑神体「くっそっ!、まだこの時代に、天使(ゴミ)がうろつき・・・・」

(顔をあげる、人工疑神体の近くでしゃがみこみ、疑神体の髪を掴む、ベリサ。)

 

機械化天使・ベリサ

「ごめん、これ、パワードスーツみたいな奴で、うちら、人間。」

 

(軽く疑神体の頭を沈める、ベリサ。)

 

人工擬神体

「ふ、ふざけやがっ・・・⁉️」

(人工擬神体の顔に向け、指先を組んだ手のひらを向ける。輝く粒子が、ベリサの掌に集まってきた。)

 

ベリサ「一瞬で、楽にしてあげる。(笑)」

 

(焼けつくような、まっ直線の光の柱が、地面に突き刺さる。)

 

ベリサ「地獄があったら、見てきて(笑)」

 

人工疑神体「そーするわ!」

 

ベリサ「え?」

 

(振り向き様に、人工疑神体の右ストレートが、ベリサの左ほほに入るが、瞬時に廃墟となった、雑居ビルに飛ばされる。)

 

人工疑神体「小バエが(笑)。」

蒼龍「半重力加速(スピード)」

(ベリサを受け止めに、飛び出す蒼龍。)

 

人工疑神体「さぁせるかよっ(笑)」

(人工疑神体は、瞬間移動で、蒼龍の背中を、押さえつけるように飛び乗り、その体を砂漠に押し付けたが、そのまま、ベリサを投げつけたビルに激突する。)

 

人工疑神体「ぺっ!ぺっ!(口の中に)砂入った。てか、あん生意気な小娘いねーしっ!」

(瞬時の誤差で、ベリサが、ビルの壁に叩きつけられる前に、白銀の天使が、ベリサをビルの屋上に助けていた。)

 

formula-melu(image岡田結実)

「へっへっへぇ~(笑)」

 

機械化天使・ベリサ「あ、ありがとう。」

天使・ネル「あのっ、どちら様ですか?」

 

f メル「えーっと、私は、西暦三千年から、来ちゃったメルですっ。よろしくぅ❤️」

 

かとし「せ、せ、西暦三千年⁉️。うそでしょ?」

 

 fメル「天使はウソをつきまそーん。(笑)」

 

(思わず口まねするモモ。)

 

モモ「そーん(笑)」

 

 (ネル達がいる、屋上に肥大化した、人工疑神体が、さっき受けた、ベリサの技のかまえをしたまま、浮き上がった。)

 

 人工疑神体

「ぬははははは。見つけたぜぇ~」

 

 ベリサ「うそっ・・・・」

 

formula MELU

「うわっ、ダメじゃん、大勢のテレポートは、むりぃ❗️」

 

(ベリサの高熱砲を、完コピした人工疑神体が叫ぶ。)

 

人工疑神体「アデュー、バイバァイ(笑)」

 

 (雄一の部屋)

(水槽のなかの、天使の動向監視を続ける、機械化天使のmiyu)

 

miyu(image鈴本美愉)

「・・・・・」

 

(水槽のなかの天使が、瞳を閉じたまま、顔をゆっくりと上げ、miyuに、テレパシーで訴える。)

天使「(ねぇ、助けて。)」

 

miyu「え?」

 

天使「今すぐここから、出して。」

 

miyu「テレパシー?・・・どっから?てか、天使(こいつ)から?」

 

(水槽のなかの天使は、両膝を抱えたまま瞳を開け、miyuと、目を合わせた瞬間、目の色が緑色に変色する。)

 

人工疑神体「百パーセントで焼き尽くしてやる❗️(笑)」

 

(機械化天使たちの前に立ち、両腕を広げる、ネル。人工疑神体の背後に鏡が、浮き上がる)

 

ネル「アルテミスの・・・・鏡 」

 

(ネルの左手首に、突然激痛が走り、その場をのたうち回る。)

 

アンチュ「ネルっ!どないしたんや!」

 

(続く)

④片腕のない天使 ~Another story~

④時を越えた再会。

(機械化天使の基地にいる、ネルとアンチュ)

機械化天使ベリサ(image渡邊理佐)
「ほら、二人とも、食べないとバテるよ。」

(ネルは、ワンプレートに綺麗に盛りつけられた食事を提供され、思わず手を合わす。)

ネル「いただきまーす。😊💓」

ベリサ「あ、手を合わした。(笑)」

(キョトン顔のネル。)

ネル「へ、変ですかぁ?」

ベリサ「あたしさぁ、
ぶっちゃけ、本物の天使を見たのが初めてでさぁ~。

なんか、自然体って言うか、

なんか・・・人間(うちら)と、
かわんないなーって。(笑)

・・・・あっ、あんたも食べな。」

(差し出した食事に、背を向けるアンチュ)

アンチュ「は?、ざっぱな、連中が作った食事なんか、うちは、たべへん!」

(うつむき、ため息をつくベリサ。そんなベリサを気遣うように、

近くで修理していた、
ロボトミーのアシュが、
制止を降りきり、
アンチュへ近付いてきた。)

カトシ「まだ、うごいちゃだめ!」

アシュ「あんたさぁ、差別主義は、孤立するよ。」

アンチュ「じゃかーしいっ!。うちの喉を通っていいのは、ノキセアの作った目玉焼きだけや!」

(調理当番と、ひらがなで書かれた、ゼッケンをエプロンに着けた女の子が現れた。)

機械化天使のメンバー・オグリ(image小栗有以fromAKB 48)
「へーいっ、すんませんねー。下手くそで。次から、おばさん作ってね?(笑)」

(キーッ(#`皿´)となる、寸前のアンチュに話し掛けるネル。)

ネル「アンチュさんにとって、ノキセアさんって、どんな方だったんですか?」

アンチュ「うちの師匠や。」

seven「・・・・」(壁に寄りかかり、腕を組んで、ネル達を見つめている)

アンチュ「天使やった頃、なかなか上手く飛べへんでな、よく、おちこんどったんや。」

(アンチュの回想)

雲の上、素足を投げ出しながら、地上に降りて行く天使達を、恨めしそうな視線と、無言で見送る、天使アンチュ。

背後から、デニム生地のエプロン姿の青年天使が、アンチュに声をかける。

天使ノキセア(imageディーンフジオカ)
「ねぇ、食べるかい?(笑)」

バスケットをもった、ノキセアは、無言のまま、アンチュの左となりに、同じように、足を投げ出しながら座っている。

アンチュ「・・・(あ、あれっ?)出さんのかいっ!」

ノキセアは、わざと突っ込まれようとしたのか、ケラケラ笑ってる。

アンチュ「そんなに、わらわんでもええやない?・・・うち、変な子やて、よけい皆に思われる。*1

ノキセアは、バスケットを開けると、手作りのサンドイッチが見えた。

ノキセア「じゃあ、僕が作ったやつは、もっとわらわれるかな?(笑)」

アンチュは、差し出されたバスケットの中から、サンドイッチを1つ取り出し、ほお張った。

アンチュ「うんまっ!なんやこれ!」

ノキセア「卵の黄身を、緩めにした目玉焼きに、塩コショウと、ちょっとだけ、レタスを挟んだヤツなんだけど・・・・変かな?(笑)」

アンチュ「おっさん、いけるで!(笑)」

アンチュの子供の笑顔に、ホッとするノキセア。

アンチュ「おっさん。」(青年天使に、顔を寄せるように、パタパタ手招きする)

ノキセア「なんだい?。(笑)」

アンチュの気遣いか、ノキセアの左耳へ、何かを呟く。

アンチュ「おっさん。あんた、元、人間やろ?」

(アンチュ:そっからや、うちが一人前の、天使になるための特訓が始まったんや。)

(ノキセアとの回想を、止めるseven。)

seven「御託だか、妄想はいいから、食事が終わったら、私の願い、叶えるわよね?」

(ネルは、とまどう。)

ネル「あのっ、私にそんな力があるか、わからないんですけど?」

seven「は?*2

(はみ出た、左首筋のコードの束を押さえながら、怒りをネルにぶつけるアシュ。)

アシュ「あたしが、こんな体に成ったのも、あんたら、天使のせいじゃないか!」

(アシュの回想:高台の小学校)

(アシュ:あたしは、あの頃、大学を出て、やっと母校で教員を始めた日だった。)

西嶋明日香(アシュ/image齋藤飛鳥)
「はーい、今日から、みんなの先生になります、西嶋ですっ!(笑)」

子供達は落ち着きなく、思い思いにしている。

小学生①
「前の前野せんせーは、どうしたんですかー?(笑)」

小学生②
「ねー、やめちゃったのぉ?」

西嶋
「はい、みなさん、席についてぇ~、先生お話ししまーす(笑)。」

(アシュ:その時だった。私のすべてが変わった瞬間は。)

フラッシュを焚くように、突然校庭が明るくなった。


小学生③
「先生、外が、ま・・・・」

校庭を見ていた小学生が、振り向き様に突然倒れる。

西嶋明日香は、眼を細目ながら、窓辺で倒れた子供を、抱き抱えた。

(アシュ:あたしが、子供を助けあげた時に、間違いなく、聴こえたんだ。ムカつく高飛車な、女の声が。)

謎の声(image藤原紀香)
「オーほほほほ、愚かなる人の子よ。天からの裁きを・・・・受けとるがよい。オーほほほほ・・・・・」

(アシュ:それが、数分だったか、数時間だったか、覚えていないけど・・・

あたしが、護りたかったものは、もう、そこには何にも無かった。

(悲痛に叫ぶアシュ。)

そして、殆んど自由にならない体を、何とか、引きずって、校舎から出てきた所、気が付いたら
、手術台の上にいた。

そして、日本初のAI を共有する、ロボトミーとして、子供達を育成する、教員となった。)

アシュ「いまは、天使(あんたら)をぶちのめす為の、機械(おに)になるけどねっ!」

(カトシが、後ろからアシュの手を握り、伏し目がちに首を横に降る。)

アシュ「なめた真似をしたら、ガチで、殺す!」

(無用な争いを避けるため、自ら謝罪するカトシ)

カトシ「ごめんなさい。ここにいる子達、得たいの知れない者に、家族や、兄弟・・・なかには、恋人を殺された人がいて・・・」

アンチュ「得たいの知れへん者って、天使(うちら)の事やろ!」

カトシ「なにも、天使(あなた)達がしたって、話じゃなくて・・・」

アンチュ「いいや、アシュ(そいつ)が、遭遇(であ)ったのは、天使(ガチ)かもしれん。」

ネル「そんな。」

(突然、ネルの手をとるseven)

seven「もうまてない。来て。」

アンチュ「ちょっとぉっ!、どこつれてく気や!」

(アンチュの食事である、ワンプレートに、拳銃を一発発砲するseven。)

seven「要らないんでしょ?」

アンチュ「・・・・」

(アンチュたちの洞窟とは違い、
一昔前の、SF 映画に出てきそうな通路を、ネルの手首を掴みながら進むseven。)

seven「この奥の部屋には、私の兄がいるの。」

ネル「お兄さん?」

(奥の部屋には、椅子に縛られ、目隠しをした男性がいる。恐る恐る近付くネル。)

seven「いまは投薬で、眠ってるけど、兄は、ひとがた・・・つまり、うちらが着ている、MELU システム(単独飛行兵器)の開発者なの。」

ネル「メル。」

seven「そして、国の依頼で造った、新型メルシステムをつけた、蒼龍の開発時に事故にあい、失明したの。」

(瞳を閉じ、ゆっくり深呼吸をすると、ネルの右手が、柔らかな熱を帯びてきた。)

seven「兄の視力を取り戻してほしい。」

(ネルは、男の後ろに回り、自分の両手の平を合わせ、左右均等に熱が帯びた瞬間。)

ネル「いきます。」

(目隠しの上から、男の眼に自分の両手の平をあてるネル。)

男「あ・・・・なにこれ。暖かい。」

seven「兄さん。雄一兄さん❗️」

ネル「えっ!?」

(ネルがいる、後方に振り向く男)

雄一(imageムロツヨシ)「ネル?・・・君、ネルだよね?」

(雄一の老け具合に、ちょっと引いてるネル。)

(つづく)

*1:/-\*

*2:

③片腕のない天使 ~Another story~

③緊急脱出

(空と言う空間のない世界。

蒼龍と名乗る、鋼鉄の天使を下ろした自衛隊の輸送機で、怒号が飛び交う。)

 

整備員(image土屋太鳳)

「地上には、

セ・・・・いぇ、人間たちが、

天使たちと交戦中なんですよ?!

そこをクラスターナパーム弾で、爆撃だなんて!

・・・

私の命に変えて、これは、軍法会議に掛けます!」

 

自衛隊員1「(無言のまま、自動旋回飛空に切り替え、整備員と向き合う。)・・・

 

蒼龍が降りて、10分。

厚労省から受けた、業務委託・・・

 

いや契約は、

30分以内の、天使の捕獲、

または、

殺害シミュレーションを、クリアしなければ、

 

蒼龍(プロトタイプモデル)を破壊してもいい事になってる。

 

・・・・無論、下の志願兵(少女)達(機械化天使)の犠牲は、

やむを得ない事であり。

やがて、名誉の戦死として、靖国神社に奉られるであろう(笑)。

 

あ、そうそう。整備員(きみ)に、国の真実を教えてあげよう。

 

(腰のホルスターから、拳銃を抜き、整備員にゆっくりと、銃口をむける。)

 

これは、我が国が、クラスターナパーム弾を開発し始めた、五十数年前、

し上がったクラスターナパーム弾を、

秘密裏に搬出準備するなか、

 

自衛隊の実験施設上空に、

ジャンボ機が、横切った事があってな?

(笑)」

 

整備員「?まさか!」

 

(地上をモニタリングしながら、自衛隊員1に意見する自衛隊員2)

 

自衛隊員2「いいのか?古の国家秘密だぞ?(笑)」

 

自衛隊員1「冥土の、土産だ。」

 

整備員「それって、最新鋭旅客機の・・・」

 

(ダーンッと、耳をつんざく銃声がなると同時に、整備員は、心臓を射ぬかれ即死。)

 

自衛隊員2「あ~、やっちまったな?(笑)」

 

(間髪を入れず、再び銃声が、振り向く寸前の自衛隊員2の頭部を射抜き、辺りが、肉片や、血飛沫で散らばってる。)

 

自衛隊員1「この世界の終演は、貴様ら日本人が、我が国を、つねに屈辱感を浴びせ続けた報いだ。」

 

(自衛隊員は、自動旋回飛空を手動に切り替えると、目前に、地上に降りたはずの蒼龍に気がつく。)

 

自衛隊

「おい、小娘!天使は捕まえたのか?あ?」

 

(自衛隊輸送機の、コックピット下のハッチが開き、ガドリング砲がせりだしてきた。)

 

鋼鉄の天使・蒼龍(image平手友梨奈)

「やっぱり、信じた私が・・・バカだった。」

 

(蒼龍の羽が、一斉に自衛隊機に向け、青白く光だした。)

 

自衛隊

「なんだ?、あの装備は?厚労省(開発チーム)から、なにも聞いてないぞ!」

 

蒼龍

「エフェクト。」

 

(蒼龍から放たれた、数万の蒼い羽が、自衛隊機をズタズタに射ぬいていく。)

 

蒼龍「ねぇさん、ごめんね。私のせいで。」

 

(無気力になり、再び地上に落ちる、鋼鉄の天使・蒼龍。その後を数万の蒼い羽が、追いかけて行く。そして地上では、機械化天使たちと、天使ネル

達の膠着が続く。)

 

機械化天使・アシュ(image齋藤飛鳥)

「seven?あんた、頭だいじょーぶ?」

 

機械化天使・seven(image岡田奈々)

「叶えたい夢があるから、この子(ネル)を借りる。」

 

(背後から、静かに近付く、天使ノキセアだったが、機械化天使のアラート音に、動きを止めた。)

 

image BGM 🎵iris グーグー・ドールズ

 

機械化天使・ローズ(image松井珠理奈)

「上空、11時の方向、落下物接近。」

 

機械化天使・クレア(image菅井友香)

「あれ?、さっきの子は?」

 

ローズ「そいつも・・・・また、墜ちてくる。」

 

機械化天使・ミオ

「seven。あんたさぁ~、国が天使を煙たがってんの、知ってるでしょ!」

 

seven「うちらが、何を信じようが、国は関知できない。」

 

(ノキセアの携帯を呼び出す。)

 

アンチュ「ノキセア、はよ、皿から、でろや!」

 

ノキセア「アンチュ、電流は流さないでくれ。ネル君が、捕らわれた。」

 

アンチュ「はぁ?」

 

(ネル達の頭上に、二つの轟音が近付く。)

 

seven

「もう、仲良しごっこする、暇はないの。」

 

(sevenと呼ばれる機械化天使は、ライフルの銃口を、仲間たちに突きつける。その瞬間、てんかんのように、突然震え出すローズ。)

 

クレア「だ、大丈夫?」

 

ローズ「な、なんでっ・・・・なんで、あんたらばっかりっ、優遇されんのよぉっ!」

 

(ローズと呼ばれる機械化天使は、腰から、レーザーナイフを取り出し、近付くものたちを、容赦なく金切り声を上げながら、次々と切りつけていく。)

 

アシュ

「とチ狂ってんじゃねーっ!」

 

(アシュは、ミオに振り下ろされた凶刃を、左腕で庇うと、切り口から、小さなショート音を発しながら、血液とは違うものが流れ出している。)

 

アンチュ「あんた、ロボトミーやろ?」

 

(蒼龍と呼ばれる、鋼鉄の天使が、意識を取り戻すと、蒼い数万の羽が、彼女を救った。 )

 

蒼龍「いきてる?」

 

(アンチュを睨み付ける、アシュ。)

 

 アシュ「あたしが、ロボトミーだったら、なに?」

 

(はいごから、悲鳴を上げながら、アシュにきりかかるローズ。)

 

ノキセア「危ない!」

 

アンチュ「ノキちゃん、あかんっ!」

 

(ローズの背後から、腰をめがけ、タックルする、天使ノキセア。)

 

ローズ「はっ!はなせ!このやろう!」

 

(機械化天使たちのアラートが、一斉に鳴り響き出した。)

 

ノキセア「みんな、この場所を離れろ!」

 

(弓をローズに向け、引こうとする、ネル。それを止めるアンチュ。)

 

アンチュ「(ネル)あんた、今さら何する気や!」

 

ネル「殺さない。気持ちを落ち着かせる。」

 

ノキセア「逃げろ!」

(ノキセアから、突然、反動波が発した瞬間、半径五十メートルぐらい飛ばされる、ネルや、機械化天使たち。)

 

ネル「ノキセアさん!」

 

ノキセア「アンチュと、仲良くしてやってくれ。」

 

アンチュ「なにゆうてんや!、あんたがいなきゃ、うちは・・・うちは、人間として、成長でけへんっ!」

 

(アンチュに優しく頬笑む天使。)

 

ノキセア「人間(君)が、何度も何度も、失敗したって友達が居れば、大丈夫、乗り越えて行ける。」

 

(レーザーナイフを落とし、泣き叫ぶローズ。)

 

ノキセア「大丈夫だ。人間を支えるために、僕らはいる。」

 

(真っ赤にただれた火の玉が、二人を飲み込んだ。)

 

(つづく)

 

 

 

 

 

 

②片腕のない天使 ~Another story~

②機械化天使

(大破した、日本武道館に、集う機械化天使達。)

 

司会者役の機械化天使。(image菅井友香from欅坂46)「皆さん、暑いなか、天使狩りに参加戴き、ありがとうございます。まず、本部からの現状を、報告いたします。(笑)」

 

(司会者役の、機械化天使の背後に、大型のモニターが、上がってくると、GPS画像に、東京の地図が現れ、レーザーポインターで、何かを説明し始めた。)

 

司会者役の機械化天使

「えっと、昨日ですね、だいたいお昼頃、(レーザーポインターで、六本木ヒルズ辺りを指し示す)ここら辺で、ヘックス粒子を観測したとの・・・ことでしたが・・・」

 

(ざわつく機械化天使達)

 

 若き機械化天使(image齋藤飛鳥from乃木坂46)「すみません、さっきっから、ボソボソしかきこえなくて、スッゴい、イミフなんですけどぉ~。」

 

(普段は、口数が少ない、機械化天使の一人が、呟く。)

 

口数が少ない機械化天使。(image渡邊理佐from欅坂46)「がまんして。クレアは、あんな感じよ、いつも(笑)」

 

(ショットガンを手入れしながら、ぼやく機械化天使)

 

若き機械化天使③(image堀未央奈from乃木坂46)「ベリサさんは、クレアさんと同じランクですもんねぇ。」

 

機械化天使ベリサ「何が言いたいの?ミオ。」

 

機械化天使ミオ「いや、別に。」

 

機械化天使ベリサ「あたし、普段は無駄に体力を使わないんだけど。」

 

(ベリサが立ちあがり、ミオを目線で威嚇する。それを目にしたクレアは、壇上から、駆け降りて、仲裁に入る。)

 

機械化天使クレア「や、止めよう。ね?、私たちは、人間の代表。いえ、天使達の攻撃から生き残った、人類の代表だから、ね?・・・仲良く(笑)」

 

(天使ノキセアの話を聞く、天使ネル。)

ノキセア(imageディーンフジオカ)「この魔鏡は、以前、僕の愛する人に、取り付いていた時があって、あの時たしか、倒したはずだった。」

 

アンチュ(image石塚朱莉fromNMB48)「それが、何者かによって、復元され、あと六つ、レプリカやけど、この世界に、ばら蒔かれとんねんて。」

 

ネル「あのぅ。誰が、その魔鏡を復活させ、この引き寄せの原因を、生んだかは、わからないのですか?」

 

アンチュ「うちは、人間の仕業やと思う。」

 

(ノキセアは、少しうつむきながら、首を横に振った。)

 

ノキセア「断定は、しない方がいい。」

 

アンチュ「なんでや?」

 

ノキセア「今は世界を混沌とさせた、犯人を特定しずらい。人間も、神のいない天使達も、主義主張のない、勢いだけの、ただの群れでしかない。だから、どっちでも出来る。」

 

アンチュ「せやかて、ノキちゃんっ、いま調子こいてる、人間(あほんだら)のために、なんで、うちらが肩身の狭い想いをせな あかんねん。あほか?」

 

ノキセア「僕が言いたいのは、この世界の、善悪の見境が無くなったいうこと、」

 

アンチュ「それは、まえまえからの、人間界の宿業(さが)やろ?」

 

ノキセア「人間界だけじゃない。天上界が、破壊され、殆どの上級天使達が、力にすがり、堕天使として、魔族と同盟どころか、軍門に下ってるじゃないか。

 

あと、ネル君も遭遇した、機械化天使(ひとがた)。あれは、人間界の技術力だけじゃない。」

 

アンチュ「人間は、昔っから、空に憧れとったから、これも今更じろー君やないの?」

 

ネル「レオナルド ダ・ヴィンチ・・・」

 

アンチュ「レオナルド熊?(笑)。いやぁ、懐かしいやない?、もうしんぢゃったんやっけ?」

 

ネル「ははっ・・・・」

 

ノキセア「ダ・ヴィンチは、

芸術家である反面、軍に雇われ、

 

ヘリコプターの開発や、

人類初のパワードスーツを作ったと言う、

逸話がある。」

 

アンチュ「ノキちゃん。自語相違やで(笑)。」

 

ノキセア「・・・だが、僕には、それが信じがたい。はたして、あの時代で、あの発想は有り得ないと思う。」

 

ネル「天使(かみ)の、啓示?」

 

アンチュ「なんでや?奇抜な発想する人間なんて、何時でも、何処にでもおるやん。」

 

ノキセア「奇抜すぎるから、原子力を使った空間破壊砲で、人間には見えないはずの、天上界を露呈させ、破壊した。」

 

 (ネル達の洞窟の回りで、激しい爆発音が、連続で響く)

 

アンチュ「あかん、気付かれてもた。」

 

(ネル達の洞窟の真上を、5体の機械化天使が舞っている。)

 

機械化天使ローズ(image松井珠理奈)

「ははっ❤️。さぁ、お嬢さんの初陣。楽しませてもらおっかな?(笑)」

 

機械化天使クレア(image菅井友香)

「はいっ!がんばります!(笑)」

 

機械化天使アシュ(image齋藤飛鳥)

「あー、これじゃ、どっちがリーダーなんだか?ね?Seven?・・・おい、Seven!」

 

機械化天使Seven(image岡田奈々)

「え?、あ?うん。(笑)(あの子。いるのかな?)」

 

アシュ「無視るなよ。あたし、そーゆうの嫌いだから。」

 

(隠れ家の洞窟内、ネルに、土方用のヘルメットを被せる、アンチュ。)

 

アンチュ「いいか、さっきみたいに飛び出したら、あかんで?」 

 

(ヘルメット越しに、頭ポンポンするアンチュ)

 

アンチュ「ノキちゃん、あとは、ガッチリ鏡を閉まっといてな?。これ以上、うちみたいな厄介もんが、出てきてもしゃーないから(笑)」

 

(洞窟の、出入り口にむかう元天使、アンチュ。)

 

ノキセア「まってくれ!」

 

(アンチュの背後に抱き付く、天使ノキセア)

 

ノキセア「アンチュ・・・・。」

 アンチュ「ノキちゃん?・・・・あんた、人間の彼女、居るんやろ?・・・・あかんやん、天使が不倫したら。」

 

ノキセア「違うんだ。・・・・仲間をうしなったら、僕は、・・・・僕が一人で、世界を立て直すなんて、無理だ。」

 

アンチュ「なにゆうとんや?、うちはもう、人間や。限りある命を、目一杯生きるんや。」

 

ネル「ちょっと待ってください。私は、戦えます!」

 

アンチュ「あんた、人間、殺せるんか?」

 

ネル「だったら、言い返しますけど、アンチュさん、なんで・・・なんで人間?・・・・」

 

(間近の爆発音で、天井がバラバラと落ちだす。)

 

アンチュ「あかん。いちゃついてる、ばやいやない。でるで!」

 

(ひとがたと呼ばれる、地上に降りた、

5体の機械化天使の他に、

真っ黒なc3p輸送機が、ゆっくりと上空を少しずつ高度を下げながら、旋回している。)

 

(コクピット内)

自衛隊員1

「まさか、厚労省の"最終兵器"に携わるとわな?(笑)」

 

 自衛隊員2

「伏龍以来らしいぞ(笑)」

 

自衛隊員1

「あぁ、俺のじいさんは、先の大戦で、伏龍で出撃前に、仮病で、終戦を迎えたそうだ。(笑)」

 

自衛隊員2

「そう言えば、こいつも、プロトタイプで、何人の女が潰れたそうだな?」

 

(ハッチ内から、コクピットへ向けて、無線が入る。) 

 

鋼鉄の天使と呼ばれる少女(image平手友梨奈)

「おい、無駄口してんなよ、税金泥棒が。」

 

(コクピットから、舌打ちが聞こえ、

整備員が、少女が銃口を機内天井に向けたとき、声をかける。)

 

整備員(image土屋太鳳)

「いい?、VRの感度が高いから、酔っ払わないように、地上につく前に、モニターに切り替えてね?」

 

鋼鉄の天使

「解ってる。」

 

整備員

「あ、あと、トイレは?大丈夫?」

 

鋼鉄の天使

「たぶん、そんな暇・・・無いと思う。」 

 

整備員

「この世界から、空がなくなっても、水分や、食事はちゃんと・・・」

 

(少女は無言で、整備員に、出撃の合図として、右手親指を立てる。)

 

自衛隊員2

「後部ハッチ開くぞ。」

 

鋼鉄の天使

「・・・・」

 

(2連梯子のような、上下スライド台に、両足を乗せる鋼鉄の天使。) 

 

自衛隊員1

「機体のケツを下げて、降下してやるから、(姿制御バーナーを)吹かすなよ。」

 

(機体が斜めになると同時に、手すりに捕まり、格納室へ入る整備員。)

 

鋼鉄の天使

「蒼龍。出る。」

 

(二段梯子のような、スライダー上部が、落ちるように滑り出る。)

 

鋼鉄の天使・蒼龍

「クッ!」

 

(蒼龍と呼ばれる、鋼鉄の天使が、c3p輸送機から、滑るように堕ちると。)

 

鋼鉄の天使・蒼龍

「ランドバーニア、噴射。」

(音声認識をした蒼龍は、80π位の噴射口が、背中に左右2つある、バーナーを点火させる。)

 

自衛隊員1「あのガキ、またやりやがった!」

 

自衛隊員2「あの焦げは、落ちねー(笑)」

 

(急かされるように、地上に降りて行く蒼龍。)

 

(洞窟の出入り口付近)

アンチュ「いっか、二人とも?、うちが、囮になるさかい、地下鉄の出入り口階段まで、行くんやで。」

 

ネル「あの、そこには?」

 

ノキセア「そこには、アンチュが集めた、食料や、水タンクがある。」

 

アンチュ「いつか、世界に散らばった天使(仲間)に、あえるやろとおもてん。」

 

ネル「あの、でしたらアンチュさんが・・」

 

(機械化天使たちの、機銃掃射が始まる。)

 

機械化天使・ローズ

「見ぃーつけたぁっ!(笑)」

 

(クレアのヘックスカウンターが、けたたましい警報を鳴らす。)

 

機械化天使クレア

「ヘックス粒子、六万八千!大物きたぁっ!(笑)」

 

(慌てて、ネルと、ノキセアを横に突き飛ばす、アンチュ)

 

アンチュ「ノキちゃん、ガチで頼むでぇっ!」

 

(間合いを横一列で、ジリッ、ジリッっと積め出す機械化天使たち。)

 

機械化天使アシュ

「さぁ、民主主義のお勉強を、しましょうか?」

 

機械化天使ミオ

「数が多いのが、この国の正義だってこと。忘れたの?(笑)」

 

(アンチュは、背負っていた、リックサックを降ろし、中身をガサゴソとなにかを探している。)

 

機械化天使seven

「勝てない喧嘩は、しない方が、利口よ?(笑)」

 

 (アンチュは、日の丸に、大阪根性と書かれたはちまきを額に巻いた。)


アンチュ「民主主義なんぞ、しーるぅかっ!(笑)」

 

(作品image曲・国境のない世界 #坂道AKB)



(半分埋まりかけた洞窟へ、首すを返し走り出すアンチュ。)

 

seven「逃がすか!」


(ライフルの銃口を、アンチュの背中に向けたとき)


ネル「あ、くさやの干物っ!(笑)」

(ネルの指差す先は、確かに遠目で見れば、鋼鉄の天使、蒼龍の姿は、魚の開きにも見えた。)


ローズ「総員、退避!」


アシュ「あんたが仕切るな!」


クレア「逃げてぇ!」


(陸上の走り幅跳びの選手のように、着地する、鋼鉄の天使、蒼龍だったが、飛び散る熱した砂塵が、尋常ではなかった。)


ノキセア「今のうち逃げるぞ、ネル君!」 


(一人の機械化天使が、砂埃の舞うなか、ネルに向かって直進し、喉に鋭利な金属製の刺を突きつけた。)


seven「この子、借りたいんだけど。」


 (続く)