空想携帯小説家(20120708)'s blog9875321

空想携帯小説家(山本 繁一)の作品を公開しています。

「奥さまは格闘家~警視庁・13号特務班」

一話
「ノーある鷹は、爪隠す⁉」

20××年 8月 某日・・・・

横浜、目線を少し下げると、

様々な外国船船籍が見える、

港の丘にホテルがあり、

今日も、
新たな人生の旅立ちが、始まっている。

汗を拭きつつ、ボヤく参列者達。

参列者①(女性)
「まったくここっ!、どーなってんのかしらぁ?・・・式の時間は、とっくに過ぎてるわよっ!」

参列者②
「おいっ‼・・・支配人呼べ!空調が効いてないじゃないかっ‼」

参列者達の苛立ちに、

入場口扉の付近で、
一人そわそわする新郎。

高安銀次
「おい華子ぉ~、まだファスナーあがんない?」

高安銀次(image高嶋政伸
(俺の名前は、高安銀次。漸くこの歳で、嫁さんを貰うことが、できたんだが・・・・)

空調が悪いと、高齢の参列者達に詰め寄られる、ホテルの支配人(image温水洋一

支配人「しぃません、しぃません・・・あ、申し上げ、ごっ、ございましぇん・・・・。」

新郎新婦の入場口扉の、通路はさんで向かい側の控え室で、背中のファスナーを上げて貰いながら、華子は手鏡で、紅を引いている。

高安銀次「おい、華子ぉ、聞いてんのぉ?」

華子は、わざと銀次を役職名で呼ぶ。

高安華子(image辻やすこ)
「あ、はいっ、刑事長っ❤(笑)」

その場でジタンダを踏むと、微かに何かが破れた音がしたが、銀次は気付かない。

銀次「その呼び方止めい!😣」

控え室、

ウエディングドレスの、
背中のファスナーが上がり、
汗をぬぐう、
太めのウエディングプランナー

華子「お疲れ様。ごめんねぇ~、無理言っちゃって(笑)」

華子の気遣いに、
想わずうつ向く
ウエディングプランナー

だが、華子は、
汗を拭く彼女の姿に、
相撲の勝利者インタビューを、勝手に連想し、思い出し笑いを堪えていた。

ウエディングプランナー(imageおかずクラブ・ゆいp)「あ、いえ、大丈夫っす。・・・はい。」

華子「あ、そうだ、みのりは?(笑)」

一方、休日の昼間の
ホテルの回りに、

スモークシールを貼った、
ワゴン車が数台、
綺麗に縦列駐車をして、ホテルの式会場を覗いている。

ホテル支配人「ふっ・・・やっと来た。(笑)」

若い女性が、急きょ用意した、グランドピアノで演奏を始めた。


ホテル支配人「メンデルスゾーンの「結婚行進曲」で、新郎新婦の入場です。」

扉が開くと、腕を組み、バージンロードを歩む、銀次と華子。

参列者達は、一斉に拍手で、
会場は一気に盛り上がったが、

誓いの場所まで、辿り着いた瞬間、停電が起き、複数の機銃掃射音と、奇声を上げる、男たち。

華子「みんな、その場で伏せて‼」

皆がおもいのまま、長椅子に身を伏せたりして、身を守っている。

(バージンロードで伏せたままの、銀次と華子。)

銀次「野郎❗ふてぇ野郎だ❗・・・俺様の休日・・・」

華子「え?休日?・・・てゆうか、なんで野郎❗が2回?おかしくない?」

華子の祖父が、機銃掃射の音が鳴りやんだ時・・・

華子の祖父・江戸谷松五郎(image千葉真一)「はーなーこぉぉぉ!!」

華子「え、じーちゃん?!」

銀次「え、華子のお祖父様?・・・ハワイで一人暮らししてるって、ゆっ・・・」

銀次と華子の足元に立つ、華子の祖父・江戸谷松五郎。

華子「じいちゃん( ;∀;)・・・・」

松五郎「うおおお!」

銀次「く、クマっ‼」

容赦なく松五郎を貫く銃弾の雨

弁慶の仁王立ちのように、その場を崩れた松五郎。

華子のbattle switchがONに成った。

華子「コイツら・・・どいつもこいつも、絞めたる‼」

銀次「ま、まて、俺らは丸腰・・・は?」

華子は、右足のガーターに、ベレッタを忍ばせていた。

銀次「おまえ、小型拳銃(ベレッタ)でかなう数じゃねーぞ?」

ベレッタを引き抜き、伏せたまま身構える華子。

華子「ぎんちゃん、援護よろしくっ‼」

銀次「はぁ?・・・お、おいっ‼」

機銃掃射が再開し、腰を屈めたまま、入場口へ戻る華子。

華子「弾は・・・10発・・・部隊長が何人いるか判んないけど・・・指揮系統を潰せば・・・勝つ‼」

立ち上がり空席状態の長椅子を持ち上げた時、スーツの尻が破れてる事に気が付く銀次。

銀次「あ、マジかぁ・・・・」

凶弾が銀次の足下を貫く。

銀次「あっぶねーっ‼」

機銃掃射を止めてなだれ込んできた、黒スーツ 達に、持ち上げた長椅子を投げつけ、格闘する銀次。

いそいそと逃げる、ホテルの支配人を取っ捕まえる華子。

華子「ちょっとー、どうゆうつもりだ、うすらハゲ❗」

ホテルの支配人「こ、これには深いわけが・・・」

華子は、持っていたベレッタの銃口を、ホテルの支配人のしたあこにごり押す。

華子「きょーのあたしは、めっちゃ・・・・?!」

突然前足げりをかわす華子。

黒スーツの男(image高橋一生
「邪魔だ。退け!」

華子「じょーとーじゃねーかっ!」

華子が銃口を向けているにも関わらず、
坦々と両手にグラブをつけながら、宣戦布告をする、黒スーツの男。

黒スーツの男「純白の(ウエディング)ドレスが、あんたの血で染まるが・・・いいか?」

黒スーツの男②「おいっ‼・・・・この女がどうなっても良いのか‼」

生田みのり(image生田絵梨花from乃木坂46)「おねいちゃん‼」

華子「みのり!」

黒スーツの男
「異母姉妹か?・・・・目かけの子、か?(笑)( ̄▽ ̄)」

男のパンチングを交わし、素早くヘッドロックをかけ、男の右こめかみに銃口を突きつける華子。

華子「人んちに干渉するな、マジで殺すよ・・・」

⑤過去から来た天使。~Re:member to me~

scene:5

「想い」


突然、回想から覚めて、立ち上がる、浅見の背後に、

飯田なつみが立っていた。

飯田なつみ(image松井玲奈
「やっぱり、(圭吾さんの姿に)天使が・・・見える・・・」

なつみの姿を見付けて、ため息をつく、天使・雨音

天使・雨音(image長澤まさみ)「じゃあ、あたしの姿も、見えてるのね?・・・・あなたが亡くなる前に、彼。貰ってくね。・・・」

飯田なつみ
「(私が、死ぬ?)じゃあ、引き換えに、圭吾さんを・・・・帰して貰えますか?」

天使・雨音
「引き換えって、あんたバカぁ?(笑)(( ̄▽ ̄;)・・・

ここにいる、
浅見圭吾さんは、もう、3年前に亡くなってるの。・・・・

今見えてるのは、浅見の残留思念。・・・未練なの。」

浅見圭吾
「あの・・・ちょっといいか?。なつみと話がしたい。」

天使・雨音
「ダメっ‼却下っ!・・・

浅見がこの子と話したら、

西宮 凜さんとも、
話をしなきゃなんないじゃんっ‼・・・・

もう、時間無いの‼」

浅見「なんでだよ。」
雨音「西宮凜」

④過去から来た天使~Re:member to me~

scene:4【天使の正体】

※原宿、何処かの児童公園・・・・

天使・雨音(image長澤まさみ)「ねぇ、浅見?・・・ほんっとに、思い出さない?」

少し、頭のなかが混乱している、浅見圭吾。

浅見圭吾(image高橋一生)「ちょっと待ってくれ?・・・俺には、なんのことだか、サッパリ・・・。」

肩でため息をつく雨音。

雨音「はあっ、しょうがないなっ?(笑)( ̄▽ ̄))・・・

浅見は、
モッテモテだったからぁ、
さぞや、知り合った女性の数は、

さぞや、両手で数えても足らんでしょうねっ?」

ムッとする浅見。

浅見「俺が天使になることと、女性遍歴に、なんか関係あんのか?・・・」

雨音「ありますぅーっ‼・・・・おおありじゃ、ボケぇ~(笑)( ̄▽ ̄)」

舌打ちする浅見。

雨音「私はさっき浅見に、最終テストの意義?・・・伝えたよね?

そして、
私達がなぜバディ(相棒)なのか・・・・」

浅見はドッチラケな表情をしている。

雨音たちの後をつけて、児童公園まできた、
飯田なつみ(image松井玲奈)。

飯田なつみ「圭吾さん。」

雲の流れが静かに止まると、雨がポツリ、ポツリと速まるように降り始めた。

ずぶ濡れの雨音が、うつむきながら呟く。

雨音「ずっと・・・・ずっと待ってた。・・・・浅見が、私のところに、必ず帰ってくるって・・・・」

飽きれ顔の浅見。

浅見「は?・・・・俺は、君の顔を・・・いや、君の事を知ったのは、俺が死んでからの話だ。」

浅見の方に顔を上げ、
雨音は静かに、左手の平を、浅見の顔に向けた。

浅見「え?・・・・」

突然、甘いポップコーンのような薫りが、浅見にまとわると、

浅見は、目を開けたまま、その場に倒れた。

(回想・少年時代)

ペットショップの、
ロゴが入ったワゴン車が、

車止めを抜いた児童公園に、バックして乗り付けていた。

運転席から、振り向き様に叫ぶ店員。


店員(image若月佑美from乃木坂46
「店長❗これは、不法投棄で、動物愛護法違反です‼」

酒気帯びの男が、
売れ残ったゴールデンレトリバーの、

仔犬の首筋を摘まんで、ヨタヨタと

ワゴン車の荷台から降りてきた。


ペットショップ店長
(imageなぎら健壱)「るせーなぁ!、コイツは仕入れて、半月も売れやしねぇっ‼・・・ほんとに血統書ついてんのか?・・・飯代だって、いかず後家が多い分、赤字続きなんだ!」

男に首を摘ままれたまま、バタバタと暴れる仔犬。

店員「店長、こんなことは、いずれバレます!」

店長「なんだぁっ?・・・・おめぇーは、俺を脅すのかっ?!」

店員「い、いや、そうじゃなくて・・・・」

店長「お前をクビにして、浮いた金で、コイツの飯代にするぞ‼」

店員「私が辞めたら、この子たちの面倒は・・・」

店長「中国人か、韓国人を雇うさ‼(笑)( ̄▽ ̄)あいつら、犬食文化だから、給料浮くし・・・・」

公園の草むらに、空き缶のごとく、投げ捨てられる仔犬。

その日の夜中、ペットショップの店員が、小雨の降るなか、段ボール箱を持ってきた。

店員の顔を見ると、顔を背ける仔犬。


店員「ごめんねぇ~、君を護れなかったよぉ~。」

しとしとと、雨が降りつづく朝・・・

中学生の浅見圭吾が、公園の側道に、雨でよれよれに成った段ボール箱のなかに、ずぶ濡れの仔犬を見付けた。

浅見圭吾
「おーいっ。風邪引くぞ(笑)」

小さい声で浅見圭吾を威嚇する仔犬。

浅見圭吾
「ははーん(笑)( ̄▽ ̄)君、捨てられたんだね?」

頭を撫でようとした手を、不意に噛み付く仔犬。

浅見圭吾「(>_<)痛い‼」

噛みついたまま離さない仔犬。

その勢いに負け、仔犬への恐怖心より、同情が芽生えた、浅見圭吾。

浅見圭吾。
「スゴいねぇ・・・君。僕と友達にならない?」

自分が噛まれているのにも関わらず、仔犬の背中を撫でる浅見圭吾。

小学生の飯田なつみが、浅見に声を掛ける。

飯田なつみ「先輩!私、その犬飼います!」

浅見圭吾「あ、でも、捨て犬っぽいよ・・・ゴールデンレトリバーなのに・・・」

目を見開いたまま、倒れた浅見圭吾が心で呟く。

浅見「う、うそだろ・・・?」

ビデオの早回しのように、浅見圭吾の瞳に、過去が流星のごとく流れて行く。

高校受験のため、浅見が街を離れて行く日、

見送る浅見の友人たち。

そのなかに、飯田なつみと仔犬が居た。

トラックの助手席から手を降る浅見圭吾。

吠える仔犬。

飯田なつみ「あ、だめだよ、」

浅見が小銭入れを落としたことに気づき、飯田なつみから飛び降りて、浅見圭吾を乗せたトラックを追うが、十字路に出た瞬間、

目の前が光に包まれた。

仔犬の前に、純白の袈裟衣を着けた老紳士が、

仔犬の両前足を優しく掴み、

ゆっくりと引き上げると、仔犬から女性(image長澤まさみ)が現れた。

白い袈裟衣の老紳士(image宝田明
「お疲れ様。よく、耐えてきましたね?」

首を傾げる仔犬から出た女性。

女性「私は・・・生まれ変わったの?」

老紳士
「いえ、・・・仮の姿です。」

女性
「え?・・・

あ、はい?・・・

なんかー、言ってることが、

今一つ解んないんですけど・・・」

優しく微笑む老紳士。

老紳士
「貴方の前世の振るまいが、福運(ポイント)となり、

今回は人天の命に変えることができました。

どうですか?

このまま、
人間として
人生を謳歌するのも・・・・」

考え込む女性。

女性「うーん・・・なんか、考えちゃうなぁ・・・」

老紳士「なにか、不安なことって、ありますか?」

女性「じつわ、ある人に、逢いたいんですよぉ・・・」

老紳士「ほぉ・・・」

女性「それでね、それでねっ・・・その人を見守りたいから・・・天使に・・・してもらっていいっ?(笑)」

老紳士は、ハンドバックから、

名簿帳のファイリングを取りだし、

ペラペラと、なにかページをめくっている。

覗き込もうとした女性。

老紳士
「・・・(だ)めっ‼(笑)」

(つづく)

③過去から来た天使。~Re:member to me~

scene:3
【想い出と言う影】

※現在、平日の山手線内

飯田なつみ(image松井玲奈
「・・・(圭吾さんが亡くなって、3年過ぎた・・・・。

私が、いくら答えを求めても、

・・・圭吾さんにとって、

私は幼馴染みで、
単なる"妹"でしかなかった。・・・)」

突然揺れて、緊急停止する山手線。

飯田なつみ
「え?(な、なに?地震?!)」

天使・雨音
「ほら、行け(笑)( ̄▽ ̄)‼」

浅見圭吾「(・・;))) ぬぬぬ・・・(混雑ーッ!)」

浅見と雨音が、山手線内に潜り込んだ。

その混雑する車内を、縫うように進む浅見と雨音。

すると雨音の尻を触る手が・・・

雨音「ケツ、触んなヤ‼・・・浅見!」(小声でキレる。)

浅見「(鼻息1つで怒りを表現)あのぅ、雨音の指示で、前を歩いてたんだけど?・・・」

どっひゃー顔の雨音。(天使)

雨音「てぇ、こーとーわ~・・・」

へへっと笑う痴漢。

痴漢(image六角精児)「やわらかいねぇ~💦(口パク)」

痴漢の不気味な笑顔に、
パニックを起こした雨音は、

何処からか、藁人形と五寸釘を取りだし・・・・


雨音「(ぢごくへ落ちろ~💦ぢごくへ落ちろ~💦ぢごくへ落ちろ~💦ぢごくへ落ちろ~💦ぢごくへ落ちろ~💦ぢごくへ落ちろ~💦ぢぃごぉくへ・・・落ちろぉ~っ💦)」

呆れ返る浅見。

浅見圭吾「君はほんとに・・・天使か?(笑;) 」

ナチュラルスーツ姿の浅見圭吾が、痴漢を撒いた後、ボソボソと雨音に問い掛ける。

浅見圭吾(image高橋一生)「なぁ、雨音?・・・これってまずくないか?(無賃乗車だろ?)」

前を向きながら、浅見に指示をする、ビジネススーツ姿の雨音

天使・雨音
(image長澤まさみ)「いーい?、ウダウダ言わないで、私の指示をちゃーんと聴くの、わーたぁっ?」

浅見圭吾「それにしても、死んだ人間が、現在(いま)を彷徨くなんて・・・」

雨音「これは最終テストで、人間が、あんたに気が付かなければ、あんたは天使に成れる。・・・(んで、あたしゃ~、今度こそセンターを取るぅっ🎵)」

浅見
「そんなことで・・・あ、・・・・」

思わず飯田なつみと、視線が合ってしまい、慌てて目をそらす浅見圭吾。

あちゃーっと、右手で自分のおでこをポンポンと叩く雨音。

雨音「おいおい、即死かよぉ~💦」

混雑する車内を、浅見と雨音に近づく飯田なつみ。


飯田なつみ「(まさか)圭吾・・・さん?」

思わず喋りだそうとする、
浅見の右足を、

履いていた左足パンプスのかかとで、

グリグリする前を見据えている雨音。

浅見「いっ!、いてててっ‼ 何すんだよ雨音‼」

惚け顔の雨音。

雨音「あーら、ごめ
んなさーいっ‼((笑))」

苛立ちを抑えながら、言葉を放つ浅見。

浅見圭吾「ひっ、人違い・・・だ・・・(いてーなーっ‼雨音の奴!)」

残念そうに俯く飯田なつみ。

なつみ「そうだよね?」

浅見圭吾「?」

なつみ「圭吾さんは、3年前の夏に・・・あ、すみませんでした。」

浅見圭吾「あの、り・・・」

浅見の尻をつねる雨音。

雨音「まだゆうか?、まだゆうか?(小声)」

飯田なつみ「?」

なつみに合図するように、首を横に降る浅見。

飯田なつみ「(え?)・・・」

雨音と浅見は、原宿駅に降りた。

人混みのなかを、宛もなく歩く二人。

雨音「あー、失敗したなぁ~💦」

浅見圭吾「なにが?」

雨音「あの子の記憶、消し忘れた。」

浅見「一応、人違いだって言って誤魔化したけどね。」

数分後、児童公園近くの路地に出たとき、

不意に立ち止まる雨音。

浅見圭吾「どうした?」

雨音「ねぇ?覚えてる?・・・」

浅見「ナンだよ藪から棒に?」

雨音「ここで、あなたと出逢ったこと。」

浅見「え?・・・」

昼下がりの空は、いまにも泣き出しそうな空だった。

(つづく)

②過去から来た天使。~Re:member to me~

scene:2 【Body(相棒)】

浅見圭吾は、天使の差し出したカタログに目を通している。

浅見圭吾(image高橋一生)「あのっ・・・このカタログって?」

テレビコマーシャルのテンポで話す天使。

天使(image長澤まさみ)「あ、これ?・・・貯めたポイントで、転生先を決めれんの・・・すごいっしょっ?(笑)( ̄▽ ̄)」

浅見「え?・・・犬・・・猫・・・花類?」

浅見に顔を、異様に近付け、指先で何かを指し示す天使。

天使「あたしなんかさぁ・・・・これっ!(笑)」

浅見「人間?・・・・」

天使は、自分の胸元を確認しながら、話を続ける。

天使「あたしさぁ、顔は美形なんだけどー」

浅見「ふっ(笑)・・・(自分で言っちゃうか?)」

天使「胸元がー、ちょっと・・・ボリューミー不足って言うか、なんちゅうか?・・・・」

悪ふざけで、浅見に自分の胸元を見せようとする天使。

浅見「(--;)み、見せなくていいから(笑)・・・」

天使「えーっ!・・・人間の男って、マザコンか、ロリコンしか居ないんでしょ?(笑)( ̄▽ ̄)」

浅見
「かってに決めつけんな。・・・今は、このカタログの話をしてくれ。(こいつ、見た目とちがーう。w)」

衣をただし、改めて話を続ける天使。

天使
「うちら、天上界の天使は、

元来、生まれ変わることが出来ないオキテなんだけど、

神が居ない昨今、

界王の儀対相伝による、
生物転生を実現させたんだーけーどっ・・・・」

浅見「神が・・・居ない?(かいおう・・・って、だれ?)」

天使
「そっ。・・・だいぶ前にね。そんでぇ、界王は、神に代わる代表格に成るために、あえてうちらに、選択の自由を与えたの(笑)( ̄▽ ̄)・・・」

暫く沈黙して、借りたタブレットを返しながら、ぼそっと話す浅見圭吾。

浅見
「それって、自由と引き換えの、契約じゃない?」

天使「はぁ?(。・´_`・。)・・・(バインダーにに何かを書き込む)気分わるぅ~💦」

浅見「また、査定?」

天使「浅見圭吾、理屈っぽい思考が高い。って書いた。」

浅見「ははっ(笑)( ̄▽ ̄;)・・・で、どんだけのポイントが必用なんだい?」

天使「百選万億那由多業」

浅見「ナンだそりゃ?」

天使「はてしなーく、膨大な数なんだけど、まずは天使長(センター)取れたら、またちょっと評価が変わるんだけどね?(笑)」

浅見「だから君、スカウトまがいな事をしてるんだね?・・・で、役職は?」

天使「ないっ。(笑)・・・てゆうか、それがうちのほんぎょー(笑)」

浅見「・・・そう。・・・あ、?」

何かを思い付いた浅見に、顔を近付ける天使。

天使「なに?(笑)」

浅見「君は何かと、俺に顔を近付けたがるが・・・・何かあるのかい?」

もっともらしい嘘をつく天使。

天使「あー、あたしさぁ、普段、細かい地上の町並みなんかを見つめちゃってたり、タブレットスマホってるから、目が疲れちゃって(笑)」

浅見「へー。天使でも、目が疲れるんだ?・・・・」

天使「なによ?」

浅見「いや、別に(笑)・・・」

天使「てゆうかさ、あんたさ、いいかけたんなら、ちゃんと言って。何かさぁ、嫌なモヤモヤ感だから。(笑)」

探るように話す浅見圭吾。

浅見「じゃあ・・・もし、・・・もしも、君と契約を交わして、天使に成ったら、

人間に帰ることが、できるんだよね?」

天使「おっ、乗ってきたね?(笑)・・・今すぐって事は、約束出来ないけど、今の天上界のシステムが継続されれば、ね?(笑)」

浅見「ん?・・・なんか、不安要素が?」

天使「ん~、どでしょう?(笑)」

浅見「誰かの真似?」

天使「ふふっ(笑)・・・あ、じゃあ、自己紹介するね?」

浅見「じゃあ、俺から・・・」

浅見の口を、右手人指し指でふさぐ天使。

天使「あたしの名前は、雨音(あまね)。あんたの名前は浅見圭吾(笑)」

拍子抜けの浅見。

浅見「なんだ、しってんのか。」

キメ顔の天使。

天使・雨音
「これでも、天使ですんでー(笑)」

(つづく)

①過去から来た天使。~Re:member to me~

scene:1 【三年前】

派手なスポーツカーで、いろは坂を軽快なスピードで、走り上がるカップル。

西宮 凜(image吉岡里帆
「わぁ~、早い早いっ!(笑)」

浅見圭吾(image高橋一生
「ははっ(笑)、ほんっと、久しぶりだなっ、凜とドライブするなんて・・・・」

西宮 凜
「むかし、先輩が、同じ部活の時、よく送ってもらいましたよねぇ~?(笑)」

凜が運転中の浅見に、
甘えるように寄りかかった時、

車のドリンクフォルダーから、
口の開いたままの、
ペットボトルが傾き落ちた。

浅見が、そのペットボトルに気をとられた一瞬、

車はガードレールをぶち破り、崖に転落した。

天地が逆転した車内

意識が薄れ行くなか、相席の凜に声をかける浅見。

浅見圭吾
「り、・・・凜っ!・・・・大丈夫かぁ?・・・」

助手席も、運転席も
確実にエアーバックが働いたが、

何処かにぶつけたのか、
目を閉じたままの女性の頭部から、
ゆっくり出血が始まる。

返事ができない女性を見て、心に深く、後悔と無念さを滲ませる浅見。

浅見「凜・・・すまない・・・・」

今先程、力ついたはずの浅見が、
ふと目を覚ますと、

まず、浅見の見つめるすべての時が止まった事に気付き、

つぎに、起き上がろうとした時に、女性の素足が見えた。

ただ、それは恋人の、西宮 凜のものではなかった。

天使(image長澤まさみ
「よ、起きたか?(笑)。」

浅見圭吾
「・・・時間が、止まっているのか?」

飽きれ顔で、浅見に答える天使。

天使
「そっ。あんたが止めたの。」

浅見圭吾
「俺に・・・そんな力が?」

下品に吹き出す天使。

天使「あんた、買い被りすぎじゃね?・・・あたし、人間のそーゆう慢心、スッゴい嫌い(笑)」

ため息を1つつく浅見。

浅見圭吾
「ところで、凜は、大丈夫なのか?」

天使
「はいっ?・・・誰の事いってんの?(笑)」

浅見圭吾
「助手席に・・・座ってた子だ。」

横転した、車内を覗き込む天使

天使
「あー、ざんねーん。そんな子居ないよ?」

浅見圭吾
「そんなバカな!時間が止まったなら、状況だって、そのままのはずだろ?」

天使
「ナニキレてんの?(笑)( ̄▽ ̄)・・・だぁかぁらぁ~、あんたが、時間を止めたと錯覚した・・・」

素足でその場を、足踏みをする天使。

天使
「この世界は、あんたの未練と執着で、止まってるわけ。」

浅見
「だったら君の、今ここにいる、存在の意味は?・・・あ、そうか!、これは夢だ‼・・・間違いない‼・・・・夢だったんだ‼」

腹を抱えて転び回る天使。

天使
「ぎゃーっ!、おなかいたーっ!・・・自己中全開じゃーん(笑)( ̄▽ ̄)・・・」

浅見
「なにがオカシイ?」

天使
「んっ!(笑)( ̄▽ ̄)」

天使が、大きめのタブレットを浅見に渡す。

浅見
「(動画)みて、良いのか?」

天使
「あ、それ、ライブ配信だから(笑)」

浅見
「・・・・」
タブレットを覗きこむと、クレーン車で、
谷底から引き上げられる、浅見のスポーツカーが見える。

浅見
「り、凜・・・・」

もっていたバインダーに、何やら書き込んでいる天使。

天使(image長澤まさみ)「えーっと?、ローンが残ってメタクソになった、スポーツカーより、女の子の方を、気にした。っとぉ・・・・」

タブレットを手にしたまま、天使に問い掛ける浅見。

浅見圭吾(image高橋一生)「あのっ、なにしてるの?」

浅見の問い掛けに、変顔と、おふざけで答える天使。

天使
「さてーっ!。(笑)」

浅見
「査定?・・・え?・・・なんの?」

天使「浅見圭吾(あんた)が、天使に相応しいか、どうか査定をしないとね・・・、あたしの昇進が掛かってるから。(笑)」

浅見
「なんか・・・話が遠いな。?」

浅見の耳が遠いと、
勘違いして、声を荒立てる天使。

天使
「あんたがー、

好き嫌いに関わらずー、

今しんぢゃったからぁ~、

地獄の使いにつれてかれる前にー、

査定をしなきゃダメなの~っ!(笑)」

天使は浅見に、小冊子を見せた。

浅見
「うわ、なんだこれ・・・カタログじゃん。」

(つづく)

イプシロンの瞳 原田葵(欅坂46)✖ 空想携帯小説家

(語り・原田葵)
むかし・・・

何時だったか、忘れちゃったくらい昔・・・

この星で、人間に恋した天使が居たんだって・・・

人間には、天使の姿は見えないんだけど、

天使(彼)には、
彼女の苦しみや、悲しみまで見えてたんだって・・・

(本編)

葵の母(image羽田美智子
「葵ぃ~っ‼何時までねてんのぉ~っ‼」

2階へ 上がる母親。

起きてるくせに、なかなかベットから出ない葵。


「葵!」

ベットの上掛け布団を、引っ剥がされると、葵は転げ落ちた。

葵「おはよぉ。」

※一階・リビング

(語り・原田葵)

私んちの朝ごはんは、

いつも・・・・

トーストと、お味噌汁が必ずでてる。・・・

これって、和食・・・?
いや、洋食?・・・・

母「ヾ(・ω・ヾ)はいはい、八時回っちゃうわよー(笑)」

葵「あ、いっけないっ‼(く、口のなかがーっ!)」

カバンの中にお弁当を突っ込み、ダッシュで自転車をこぐ葵。

ため息をつき、葵の後ろ姿を見送る母。

母「やれやれ、あの子はもうじき大学生になるのに、相変わらずね。(笑)」

ガラケーの待ち受け画面に語りかける母。

坂道の多い住宅街を、颯爽と自転車を走らせる葵だったが・・・・

葵「あれっ?・・・(人の頭が・・・)」

首から下が、人間なのに、頭だけが、羊やロバ、犬になって見えている。

葵は自転車を止め、目を擦り、もう一度、立ち話をしている主婦たちを見ると・・・・

葵「なーんだ、(気のせいじゃん!)(笑)」

再び自転車をこぎ出す葵の目の前に、ブルドック頭の人間が運転するダンプカーが、急ブレーキを踏んだ‼

葵「きゃーっ!」

間一髪で側道に移動できた葵。

ダンプカー「小学生が自転車すっ飛ばしてんじゃねーぞっ!」

葵「小学生じゃ、なーいっ!」

瞳をゆっくり開けると、黒いコートの男が語りかけた。

黒いコートの男(ニコラス・ケイジ/元天使・セス)
「大丈夫かい?」(英語)

葵「えー、あー、オッケーオッケー(笑)。サンキュー、サンキュー(笑)。」

葵は倒れた自転車を起こして、こぎ出す。

黒いコートの男
「・・・・」

※教室

葵「(私が観たのって、何だったろう・・・)」

クラスメイト
「葵ぃ~、今日も松田先生休みだって。」

葵「まじでー?、クラス替えしてから、ずっと見てないんだけどー(笑)( ̄▽ ̄)」


教育研修生(image菅井友香from欅坂46)「おはよーございまーす!(笑))」

葵の1日が、今日もまた、のんべんだらりと続くはずだった。

慌てながら、教室の引き戸を、勢いよく開ける教頭

教頭(image澤部佑fromハライチ)
「は、原田くん居るかっ?!」

原田葵「はいっ!」

教頭「自宅が火事だ‼、急いで戻りなさい!」

(語り・原田葵)
あたまんなかが、スコンって、なんかが抜けた気がした。

なんかぁ、突然すぎて、
何をどーしたらいいか、判んない。

自宅へ戻ると、家は既に、全焼した後だった。

※原田家跡

葵「お母さん・・・・」

膝を落とし、泣き崩れ出した葵の背後に

もうひとつの天使のケータイ(終)

最終回『 希望 』

天使ノキセアは、手渡されたメモを広げた。・・・

天使ノキセア
「これは、解除パスワード?(・・;)・・・まさか。 」

ノキセアは、
ケルトンの、
ティアドロップ型のケータイを開き、

液晶部分をタップすると、
テンキーのようなキーボードか現れた。

「security off・・・」

ノキセア
「先輩、先輩の思い ・・・無駄にしません。」

英語の綴り字と、印真言文字を掛け合わせたような文字で液晶に綴らせて行く・・・・

「open world・・・」

天上界、地獄界など様々な世界に、真っ黒く高さが2メートルのモノリス(石板)が、複数現れた。

ノキセア「これで、人間の心に、希望の光を差し込める。」

ノキセアはケータイを、
返事の無い電話ボックスに置いて、
暫く人間達の動向を眺める。

数分後、電話ボックスに入る少年。

少年
「なんだべ?、こんのキラキラした石っころは?」

天使のケータイを手に取り、表面をスライドさせると・・・

「Im' calling now・・・」

少年「え?なに?電話け?」

とある世界に出現したモノリス(石板)が七色に輝きだし、

導かれるように、モノリスに触れる女性。

少年の母
「おやま、かずちゃんでねかぁ?」

少年の母親は、モノリスに触れたたま会話を続ける。

少年「かっちゃあ・・・、おらぁ、会いたかったぁ~(ToT)💦」

一時間後、次に若い女性が天使のケータイで誰かと話している。

若い女性「正也さん?」

男性「お?、鈴菜け?・・・元気け?」

若い女性「う、うん・・元気だよ🎵正也さんは?・・・」

男性「ん?元気だぁ・・・そげより、ごめんな?」

若い女性「え?・・・なに?」

男性「おめさ幸せにするってだに、先に逝っちまって・・・」

若い女性「そぉだよ、ずるいょ・・・毎年、東京から ここへ来てから、港にお参りいくんだからネっ!(笑)」

男性「そだな、わりがっだな(笑)・・・」

若い女性「ねぇ、会いたいんだけど・・・・」

男性「鈴菜・・・もう、ここくんな。俺の事は忘れて、新し彼氏つぐれ・・・・」

若い女性「そんな・・・」

男性「鈴菜?・・・・おめさの幸せを、草葉の陰から祈ってっから・・・・」

何者かが、天使ノキセアの背後に、音をたてずに近づく

天使ノキセア
「・・・人間よ。過去を乗り越え、未来(あした)へ進むのだ・・・。
他を見下げる心無く、
団結(つながり)こそ、
君達の信じる糧となるであろう。」

突然、ノキセアの左胸を貫く、鋭利な刃先。

ノキセア「?・・・」

ノキセアは身動き出来ずに、返事の無い電話ボックス側に顔を向けながら、
膝から崩れるように倒れた。

天使?「よっとっ!(笑)」

鋭利な刃先を軽々と抜き、
身動きできない、ノキセアの顔を覗きこむ天使。

天使?「お疲れ・・・」

ノキセアを刺した天使は、
電話ボックスに、人影がない事を確認して、ケータイを取り出す。

天使?「あーあ、これ、フリーズじゃん?(笑)・・・ショップへ持ってかなきゃ~」

ノキセアは、
残った渾身の力で、
飛び立とうとする
天使の左足首を掴む。

ノキセア「・・・・(Ф◇Ф)(君は・・・・誰だ?)」

天使?「なあに?、σ(≧ω≦*)私にいちゃもんつけんの?(笑)」

ノキセアに顔を近づける天使。

天使?「あんたねぇ、天使向かないわ、やっぱ・・・」

天使はノキセアを蹴飛ばすように仰向けにすると、再び顔を近づける。

ノキセア「(・・・どうゆう・・・意味だ?)」

天使?「最後だから、良いこと教えてあげる。」

ノキセアの左の胸のキズから、光のかけらが、ゆっくり立ち上る・・・・

天使?「あんたは、もともと・・・・人間なの。(笑)」

意識が薄らいで行くノキセア。

天使?「もしもーし!、聴いてる?」

ノキセア「(僕が・・・・人間?)」

(ノキセアの回想と現実が入りまじわう・・・・)

幼稚園児達が園内の庭先を走り回る・・・・

ノキセアに向かい、満面の笑みを浮かべ、手を振る園児

園児「せんせぇ~(笑)」

ノキセア「(僕が、人間?・・・)」

(回想)
海沿いの原子力発電所が、津浪に襲われ、次々大爆発を起こす。

頭をつんざくほど連打される鐘の音が響く。

高笑いする、顔の見えない、背広姿の男たち・・・・

仮設住宅で不十分な生活を強いられる人々・・・・

ノキセア「わああああっ‼」

幼稚園内で伏せる、保父姿のノキセア

保母「野関先生‼・・・野関先生‼」

野関と呼ばれるノキセアの前に、
完全防護服にエアフィルター付き防塵マスクを着けた、
幼稚園児と職員達が、
心配そうに見つめている。

保母「先生‼、このまちは、放射線量が下がってないんですよ!まだ薄着は危険です‼」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
僕達の未来は、
いったい何処に行くのだろう。

垂れ流される、
嘘と真実の入り交じった、
膨大な量の情報。

選挙の時だけ、
耳障りのいい言葉を垂れ流す政治家たち。

コントロール出来ない物質を、責任転嫁で、垂れ流して逃げる大企業。

生活費がギリギリのなか、町に帰れない人々。

いったい誰を信じて前を進めばいいのか?

綺麗事聞かされるより、
あしたの事、
将来の事。、誰が責任を持つのか?
誰が原因なのか?
いつ終息するのか?

誰も何も言えないまま、僕らは死んで逝くのか?

だったら僕は、キンモクセイの華のようになりたい。

何度も何度でも、やり直すように花を咲かすように。

(終り)

もうひとつの天使のケータイ②~another story

第二話【心】

翌朝、海辺の砂浜に、
黒いコートを着た天使達が、朝陽が昇るのを、待ちわびている。

天上界通信会社 交信士(imageハライチ澤辺)
「おい、ノキセア‼」gami gami

天使ノキセア(imageディーンフジオカ)「はい、先輩。」

交信士
「はい先輩じゃねーよ‼、
つーか、折り返しますっつうから、

待ってたのに、
何で連絡しねーんだ?( ̄^ ̄)なんでだ?」oi kono touhenboku!

ノキセア
「あのぅ、人間が変わった事をしているのを観てまして・・・」

交信士
「はん?( ̄^ ̄)変わった事?!」imasara?

ノキセア
「そうです。・・・
あ、そう言えば先輩んちは、電話はアナログでしたっけ?(笑)」daiyarushiki?

交信士
「( ^_^;)\( ̄^ ̄))昭和(レトロ)かっ?!」

ノキセア
「あ、違う、紙コップとタコ糸で・・・・」

交信士
「そうそう、はーい( °∇^)]もしもしって、やって出前って・・・出来るか❗バカタレ!(笑)」

二人の天使の即興漫才に、
少し引きながら、
それぞれの持ち場へさって行く天使たち。

交信士「ノキセアよぉ。」

天使ノキセア「はい、先輩。」

一旦、砂浜に座る天使。

交信士
「なぁ・・・、 人間に、恋なんかするなよ。」

ノキセア
「先輩の言う、人間の恋とは?」

少し沈黙してる゙先輩゙

交信士
「知るかよ。・・・ただな?( ̄^ ̄)後家さんで、年増は止めとけ。」atogataihendazo?

ノキセア「はい?」kikitaikototocigagune?

照れ隠しか?、軽く咳払いする゙先輩゙

交信士「あーっ、実はな・・・ぶっちゃけ俺、人間とトラブって、本来なら堕天使・・・

つまり、天上界追放処分を喰らうはずだったんだけど、

裁判で、通信会社所属ってなってな、
お前の面倒を見る事になって、
今日まで来たんだけどさぁ・・・

お前は、新入りのお前にはこの仕事は勿体無いよ。」

ノキセア「でも我々は本来なら人間を導き・・・・」

交信士「その仕事はしなくていいんだ。」

ノキセア「ナゼです?」

交信士「神様が居ないんだよ。」

ノキセア「え?」

(つづく)

もうひとつの天使のケータイ①~another story

第一話【天使が舞う朝】

東北・・・

あの年のあの日、

すべての人が、今日もまた、何気ない1日が、
過ぎて行くものだと信じていた・・・。

もし、あの日が来なければ、

・・・僕は、今をどう生きただろう。

【~この作品を、亡くなったすべての東北の皆様へ捧ぐ~】

僕は、天上界の上師に命ぜられ、

東北の、とある山深い場所へ来た。

そこで僕は、
奇妙な建物を見た。

天上界通信会社 交信士(imageハライチ・澤辺)
📱「おいノキセア?、聴こえるか?・・・・感度はどうだ( ̄^ ̄)?」

タブレットで位置確認しながら、連絡をとる。ノキセア

天使ノキセア(imageディーンフジオカ)📲「あ、はい。・・・・
東北の・・・Aの三十番から、Aの・・・」

天使が、ふと顔をあげると、古びた喫茶店から、
目尻をハンカチで押さえながら、電話ボックスへ入る婦人を見つめていた。

天使ノキセア
「(なぜ、あの人は・・・電話線の無い個室へ入ったのだろう)・・・・」

交信士📱「おいっ‼聴こえてんのか?

早く確認とらないと、
姿なき大天使:

クロノスインフィディア様のご機嫌を損ねちまうぞっ‼
ノキセア!」

気になって仕方がなくなり、通信を切ろうとするノキセア。

天使ノキセア📲「先輩❗、後で折り返します!」

交信士📱
「あ、えっ?・・・えぇ~
っ‼(・▽・;) 」mazika~。

天使が電話ボックスの中を覗き込むと、

先程の婦人が、
嗚咽しそうな気持ちを堪えて、

ゆっくり受話器を上げた。

婦人(image高畑淳子
📞「貴方・・・今まだ漁ですか?」

天使ノキセア
「(あの人は、誰に話し掛けてるんだろう)?」

婦人
📞「あの日から、5年過ぎた夏なのに、貴方はまだ、私のもとへ帰ってくださらないのね・・・」

ノキセア「(5年?・・・何があったんだろう?・・・クロノスインフィディア様と関係があるのか?)」

耐えきれず、電話ボックス内で、受話器を持ったまま、腰を落とし泣き崩れる婦人。

婦人📞「逢いたい・・・こんなことなら、行かせなければ良かった!」

天使の脳裏に、フラッシュバックする、誰かの過去(時間)

・・・・2012年 3月 11日
午後2時45分・・・・

主人(image草刈正雄
「おい!、漁船(ふね)見てくる!」

婦人「ねぇあなた、何もこんな時に、見に行く事なんかしなくても・・・・」

主人「馬鹿言え!脱サラして、この町の町内会の会長に、土下座してまで、漸く買った船だぞ!」

手を繋ぎ引き、飛び出そうとする主人を留める婦人。

婦人「あなたでもそれは、中古品で・・・・」

主人「もういい‼・・・」

自転車に股がり、港に向かう主人。

婦人「あなたぁっ‼、防災無線じゃあ津波がァ‼」

遠ざかる主人の背中。

主人「解ってる!すぐ戻る!」

主人を見送った後で、
役場の消防車が、入れ違いで通り過ぎて行く。

役場職員「ただいま大津波警報が発令されました!皆さん、はやく高台へ避難してください‼・・・繰り返します・・・・」

婦人「大津波警報・・・?!」

婦人は、徒歩で避難する老人に声かけをした。

婦人「ねぇ、ひ、避難する必要があるの?・・・大丈夫よねぇ?(・・;)スーパー堤防が・・・」

老人「堤防?(・・;)そんな、国の作ったおもちゃなんか、すんじる者なんか、だんれもねぇよ‼、早よ山へ逃げ!」

婦人「そ、そんな・・・」

耐えきれず、思わず瞳を閉じる天使。

ふと、気がつくと辺りは夕方になり、電話ボックスに人影は無くなっていた。

溜め息をつく天使。

※作品イメージ曲
キンモクセイAKB48 super surprise

(つづく)