空想携帯小説家(20120708)'s blog9875321

空想携帯小説家(山本 繁一)の作品を公開しています。

③おばちゃんと呼ばないで

第三話
「以外と世間は狭い⁉」

シェアハウスの玄関を、ゆっくり開ける、石神玲子。

背が高く、ガッチリした中年女性が、

怖々と、ドアを開けた石神玲子を、きょとんと、顔を覗き込む。

石神玲子「あ、あの・・・けーさつ・・・?」

女性「あんた、シェアハウスの新入り?」


石神玲子は、軽い思考停止に入った。

②「おばちゃんと呼ばないでッ‼」

第二話

「私が誘拐犯?!」

※シェアハウス「六天町(ろくてんちょう)」

みーちゃん(美月)と、はーちゃん(葉月)は、仲良くラウンジで、
ショートケーキをほうばっている。

双子から少し離れた場所にある、
リビングのソファで、
石神玲子に、
急須から緑茶を注ぎながら、話を聞く管理人の相澤。


管理人・相澤(image武田鉄矢)「はー、ほうなんや・・・・んで、この子らの親は?・・・名前は?」

石神玲子(image石原さとみ)「いえ、まだ・・・(トイレを探すだけで精一杯だっつうのっ!)」

ルームメート・星崎洋子(image秋元真夏from乃木坂46)「おなまえ、教えてくれるかなぁ?(笑)( ̄▽ ̄)」

双子は、星崎の話を振りだと思い。

スタタタと、リビングのテレビを、挟み込むように前に立つと・・・

美月(みーちゃん)は、元気よく左手を上げ、

みーちゃん
「みーちゃんでーす。❤」

葉月(はーちゃん)は右手を高らかに上げ、

はーちゃん
「はーちゃんでーす。❤」

美月&葉月
「二人会わせて、みーはーでーすっ!・・・・って、だれがやねーん。(笑)( ̄▽ ̄)」

星崎洋子
「あ?(⬅真顔)」

石神玲子
「ふたりして・・・」

管理人・相澤
「ノリ・ツッコミ・・・かわゆいやーん(笑)( ̄▽ ̄)おっちゃん、面倒みたるさかい、芸能界、入らへん?」

みーちゃん、はーちゃんをかばう、星崎と石神玲子


星崎と石神玲子
「へっ・・・変態っ!!Σ(×_×;)!!Σ( ̄□ ̄;)」

管理人・相澤
「ちゃうがな!ちゃうがなぁ~‼・・・・おっちゃんは、おちびちゃん達の才能を、埋めたくないんやぁ~(笑)( ̄▽ ̄)」

石神玲子
「あの、星崎さん・・・(この人)いつもこんな感じなんですか?」

星崎洋子
「基本、ゼニゲバです。⬅(真顔)」

星崎を指差し、少しがなる相澤。

管理人の相澤
「おいおい、ゼニゲバ言うなやっ!・・・家賃滞納者(ためこみ)に、ほんのちょーっと、凄んだだけやないかい!」

石神玲子に耳打ちする、星崎。

星崎洋子
「石神さん、くれぐれも家賃・・・滞納しないように(笑)・・・人身売買してきますよ。」

引き笑いの石神玲子。

石神玲子
「あれ?、管理人さん?」

農作業の格好に着替える相澤。

星崎
「ちょっとー、また女子の前でぇ!(着替えんなよ~)」

相澤
「えーやないか!、別に、なんか君たちにするわけあらへんし・・・」

思わず目をそらす石神玲子

石神玲子
「(だ、大胆すぎっ!・・・・てゆうかセクハラ?・・・・セクハラなのか?)」

テレビから、ニュース速報が流れる。

ニュースキャスター
📺「えぇ、・・・ただいま、速報が入りました。・・・・本日、正午ごろ大阪駅で、双子の幼稚園児が誘拐された模様です。」

相澤&星崎
「ゆーかい~っ!」

液晶テレビに向かって、
向かい合わせに座っていた双子が、指を指して笑ってる。

星崎洋子
「あ、( ̄▽ ̄;)あり得ないくらい、余裕なのね?・・・最近の子は。」

石神玲子は、どうしよう的に溜め息を1つつく。

庭の畑の土に、くわを何度も差し込みながら、石神に忠告する、相澤。

相澤
「石神さん、このままやと、あんた・・・誘拐犯になんで。」

星崎洋子
「てゆうか、私たち、犯人隠避?・・・嘘でしょお~💦」

ドアチャイムが鳴る。

石神玲子「警察?」

星崎洋子「わっ、私関係ないから‼」

そそくさと自室に戻る、星崎洋子。

石神玲子「冷たぁっ!。大阪は、人情味ある街じゃないの?」

石神に背を向けるように、くわを置き、軒先の一人掛けの木製の椅子に腰掛け、手拭いで汗をぬぐう相澤

相澤
「・・・ほんでな、ゆうとくけど、女の人生も、タイミングを外したら、すべて台無しやで。」

玄関で、うつ向きながら、息を飲む石神玲子。

石神玲子「(ちゃんと、話そう。・・・たぶん、解ってくれるはず。)」

三度目のドアチャイムが鳴りかけた時、静かにドアを開ける、石神玲子。


(つづく)

小説公開企画書

cecile VS melu

~再生を阻止するもの~

お馬鹿天使(感受性で力を発する)・メル と、

バーストモードで、神魔一体の力を発する天使・セシル(imagefrom欅坂46平手友梨奈)の大破壊後の東京での対決。

だが、その裏に暗躍する者が、二大天使を弄ぶ。

さぁ、天使たちよ、
首都壊滅から立ち上がる人間たちを、救うのか?

存在を維持したい、プライドで、

仲間を倒すのか?

すべては、自己判断で決めるがいい。

♪語るなら未来を
欅坂46
(天使セシル・imagesong)

♪ Lightdentit
ねごと
(天使メル・imagesong )

空間王(image平泉成
人間達が描いたものを、実体化する、得体の知れないもの

「反転の月」~通り魔狩り・ある創価学会員の詩~

第一話 【逸脱】

20××/ 12 /23 / 23:30 小田急線 某駅

五人掛けの椅子の真ん中で、い眠る背広姿の男。

その右となりに、
こっそり座る、
二十代から三十代ぐらいの、身なりが少々薄汚い女 。

終電近い、
北風が吹く野外のプラットホームは、
ほろ酔いの人々が、電車待ちをしていた。

隣に座った薄汚い女は、
カップルを装い、

寄り掛かる振りをして、
背広の、左内ポケットに長ざいふに手を延ばすが・・・

東 辰彦
「タチの悪りぃ、野良猫だなっ‼」

東は、
女の後ろ髪を左手で鷲掴み、

引き剥がすように前方に女を引き倒した。

女の叫び声と同時に、
他人に無関心だった人々が、芝居がかったように、騒ぎだす。

薄汚い女
「た、助けてっ‼・・と、通り魔、とおりまあっ‼」

近づく東の、滲み出る狂気を察したのか、急に立ち上がる薄汚い女。

東 辰彦
「女の髪をさわるのは、嫌いじゃないが・・・」

走り出そうとする女の、うしろ襟首を握りつかみ、引き倒す。


「今、やったろ?・・・」

女を倒した時に、赤青黄の縱ストライプの入った手帳が落ちていた事に気付く東。

薄汚い女
「私は、私は何もしてないっ‼・・・」

東は懐から、女の指先の指紋がついた長ざいふを、取り出した自分のハンカチで、摘まみながら持ち上げる。


「息を吐く毎に嘘をつく女は・・・、ババアになって孤独死が定番だな?。あ?・・・これをだして、指紋から個人番号が出れば、あんた・・・・有罪。(笑)」

駅員達が近づき、ここぞとばかりに、
ヒステリックにわめき散らす。

薄汚い女「私は、先生の弟子だかぁっ!絶対守られるのぉっ!」

3色のストライプ手帳を拾う
東。

東 辰彦
「へぇ・・・学会の今月は、財務で、1地区の目標金額は・・・、ほぉ、1000万かぁ~(笑)」

駅に駆けつけた、鉄道警察官、駅員達に連行される東辰彦


東「お前ら、不法逮捕だな(笑)( ̄▽ ̄)」

呟くように、小声で仄めかす、男達。

駅の個室に連れ込まれる東。

駅員①「あんたさぁ、立場、わきまえなよ。」

駅員②「辞めたんだろ?」

駅員の明らかな仄めかしにほくそえむ東。

東 「ふふっ、ガッカイか?コイツら(笑)( ̄▽ ̄)」

警察官
「池田先生が、この日本にコーセンルフをしようとしてる矢先、

あんたはなんで、脱会したんだ?」

東「何故だと?・・・家族を奪われ、殺されたんだ‼・・・復讐するのが当たり前だろ?」

警察官②
「まさか、池田先生を・・・・」

東「さぁ、どうだかな?(笑)( ̄▽ ̄)」

複数人で、パイプ椅子に腰掛けた東を押さえ付け、

一人の警官が、
気が狂ったように、東をビンタし続ける。

警察官
「いいか?・・・
お前には、黙秘権がある。

今の俺らには、
お前の生き死には、
しったこっちゃねーが、

創価学会をバかにするやつ

会員(俺ら)を、

なめ腐るやつは、

どうなるか、

教えてやる!

仏様の俺らが、

先生の御慈悲の代わりに、

お前に、

仏罰を、

下してやる!

ニヤニヤしながらも、
打たれ続ける東。

駅員「こいつ・・・死ぬのが、怖くないのか?」

殴り疲れきって、よろつき、仲間に交代を求めた警察官の顔面に、

東は、血が混ざった唾を警官の顔に吐きつけ、


部屋のドアノブ側に、
思いきり東は自分の体を、瞬時に捻らせ、拘束を振りほどき




東に覆い被さるように、倒れかけた警察官の頭を、

まるで、サッカーボールを蹴りつけるように、
右足でドアに打ち付けた。

夏の日の雨の夜。

僕はあの日、

不思議な夢を見た。

どしゃ降りの雨のなか、

片方の羽根が、引きちぎれた天使が、

僕に背中を向けたまま・・・

言葉を発したんだ。


天使アストラ(image長谷川博己
「君は必ず、私の後継者になるんだ。・・・」

ふと、ずぶ濡れの、
彼の左手を見ると、

魚と悪魔と、
人間を合わせたような、

首をぶら下げていた。


僕の未来は、

たぶん・・・・

この夢で、きまったんだと想う。

①「おばちゃんと呼ばないでッ‼」石原さとみデビュー三十周年記念。石原さとみ×あんな&りんか

(全四話)
第一話 新転地にて・・・・

大阪駅の新幹線ホーム、
旅行鞄をひきづりながら、

顔を伏せて、

ブツブツと、
小言で何かを呟きながら、改札口を目指す女性。

石神玲子(image石原さとみ)「最悪だ。最悪だ。最悪だ。・・・(私は、人生最悪の失敗をした。)」

※石神玲子の回想。

新築の一戸建てに招かれた玲子。

石神玲子
「まぁ、素敵なおうちぃ(笑)」

石神の上司
「これから君と、新しい生活を・・・」

少し背の高い、石神の上司の肩に、自分の両腕を回してキスをする玲子。

石神玲子
「・・・好きッ❤」

シャワーを浴びて、数分後、高価なダブルベットの上にくるまる、上司と玲子。

事を始めて、数分も経たないうちに、

ベットの向かい側にある、木製で、蛇腹式のクローゼットが、勢いよく開く‼

上司の妻
「あなたっ‼・・・やっぱり浮気してたじゃないっ‼」

石神玲子
「えっ゛・・・・うそぉっ‼」

ビデオカメラを回しながら、勢いよく出てきた、上司の妻に、

石神の上司と、玲子は呆気に取られた。

石神の上司
「こ、これには、わけが・・・」

上司の妻
「なによ?・・・・あんっ?

年の差ある男女がぁっ?・・・・

日曜の夜にぃっ?・・・・

真っ裸でぇっ?・・・・

なんの、理由が・・・あんだよっゴラァ‼ 」

右手にビデオカメラを持ち、左手には、刺身包丁を振りかざし、玲子と上司を追い回す妻。

石神玲子
「あのっ、ちょっと・・・落ち着いて・・・・お話を・・・・」

上司の妻
「てめぇ、コイツ(夫)の何番めだ?・・・あんっ?(怒)」

石神玲子
「え?・・・な、何番目って・・・私は・・・・?」

上司の妻は、立ち止まり、ため息をつき、クローゼットに戻ると、何やら段ボールの小箱を取りだして、中身をぶちまけると、
石神玲子以外に十数人の女性と写る写真が出てきた。

肩を落とすように、その場でへたりこむ玲子。

石神玲子
「私だけって・・・・嘘だったの?」

(回想が終り、駅前ロータリーの横断歩道で足を止める玲子。)

玲子
「(あー、いかんいかん~っ、さぁ、これを切っ掛けに、やり直さなきゃ!)」

信号待ちの玲子が履く、少し緩めのデニムのジーンズを、小さな手が摘まんで、ツンツン引っ張っている。


石神玲子
「はいっ?・・・あたし?」

みーちゃん(美月・imageあんな)
「ねーちゃん、ちょっといい?」

ふと、目線を下げると、もう一人の子供がウンチングスタイルで、座り込んでいるのがわかった。

玲子
「え?・・あっ?・・・だめよー、ダメダメ!・・・こんなとこでしちゃあ!・・・てゆうか、パパママどこぉ~?」


はーちゃん(葉月・imageりんか)
「あかーん、もーれーるぅ~」

玲子
「あ、やだ、ちょっとーっ!」

玲子の右足を、ドンと踏みつける、みーちゃん。


玲子
「あいたっ!」


みーちゃん
「おい、ねーちゃんっ!・・・はーちゃんがうんち漏らしたら、せきにんとってやぁ!」

玲子はやむを得ず、はーちゃんをおぶり、

みーちゃんは、自分の身長より大きい、玲子のキャリーバックを、取っ手を握りながら、押している。

石神玲子
「ちょっとまって!キャリーは引くものなのっ。」

みーちゃん
「うっさい、はよトイレ探せ(笑)」

街中を、双子を引き連れ奔走する玲子。

玲子
「なんであたしがー」

公衆トイレは、工事中で使えず、コンビニも防犯上断られた。

はーちゃん
「どないしょ~」

石神玲子
「だ、大丈夫?」

はーちゃん
「なんか先っぽ出てるぅ・・・・」

石神玲子
「まじかぁ~、夢なら覚めてぇ~・・・・」

玲子は、徐にスマホを取りだし、何処かへ電話を掛けた。

※シェアハウス「六天町」

ルームメート①(image秋元真夏from乃木坂46
「はい、シェアハウス六天町です。」

石神玲子
「あ、あのっ、受付時間を・・・・過ぎちゃったんですけど、まっ、まだ・・・大丈夫?・・・ですよね?」

ルームメートが、
通話を管理人に代わってもらう。

管理人
「もしもしぃっ、管理人の相澤ゆーものですけどのぉ~、何時ごろになるん?」

石神玲子
「あの、子供がいるんですけど?」

相澤
「は?、なんでや?」

石神玲子
「ちょっと、細かい理由は後で・・・」

相澤
「はん、わーった。三丁目のパーラーの前やな?・・・いま車を回すさかい・・・まってや!」

ルームメート
「ここ、子持ち不可ですよね?」

相澤
「ん~、なんか理由が、あるんやろ?(笑)・・・初面やし、とりあえず訳は きかんとアカンやろ?・・・ほな、行ってくるわ。」

(つづく)

もうひとつの天使のケータイ(終)

最終回『 希望 』

天使ノキセアは、手渡されたメモを広げた。・・・

天使ノキセア
「これは、解除パスワード?(・・;)・・・まさか。 」

ノキセアは、
ケルトンの、
ティアドロップ型のケータイを開き、

液晶部分をタップすると、
テンキーのようなキーボードか現れた。

「security off・・・」

ノキセア
「先輩、先輩の思い ・・・無駄にしません。」

英語の綴り字と、印真言文字を掛け合わせたような文字で液晶に綴らせて行く・・・・

「open world・・・」

天上界、地獄界など様々な世界に、真っ黒く高さが2メートルのモノリス(石板)が、複数現れた。

ノキセア「これで、人間の心に、希望の光を差し込める。」

ノキセアはケータイを、
返事の無い電話ボックスに置いて、
暫く人間達の動向を眺める。

数分後、電話ボックスに入る少年。

少年
「なんだべ?、こんのキラキラした石っころは?」

天使のケータイを手に取り、表面をスライドさせると・・・

「Im' calling now・・・」

少年「え?なに?電話け?」

とある世界に出現したモノリス(石板)が七色に輝きだし、

導かれるように、モノリスに触れる女性。

少年の母
「おやま、かずちゃんでねかぁ?」

少年の母親は、モノリスに触れたたま会話を続ける。

少年「かっちゃあ・・・、おらぁ、会いたかったぁ~(ToT)💦」

一時間後、次に若い女性が天使のケータイで誰かと話している。

若い女性「正也さん?」

男性「お?、鈴菜け?・・・元気け?」

若い女性「う、うん・・元気だよ🎵正也さんは?・・・」

男性「ん?元気だぁ・・・そげより、ごめんな?」

若い女性「え?・・・なに?」

男性「おめさ幸せにするってだに、先に逝っちまって・・・」

若い女性「そぉだよ、ずるいょ・・・毎年、東京から ここへ来てから、港にお参りいくんだからネっ!(笑)」

男性「そだな、わりがっだな(笑)・・・」

若い女性「ねぇ、会いたいんだけど・・・・」

男性「鈴菜・・・もう、ここくんな。俺の事は忘れて、新し彼氏つぐれ・・・・」

若い女性「そんな・・・」

男性「鈴菜?・・・・おめさの幸せを、草葉の陰から祈ってっから・・・・」

何者かが、天使ノキセアの背後に、音をたてずに近づく

天使ノキセア
「・・・人間よ。過去を乗り越え、未来(あした)へ進むのだ・・・。
他を見下げる心無く、
団結(つながり)こそ、
君達の信じる糧となるであろう。」

突然、ノキセアの左胸を貫く、鋭利な刃先。

ノキセア「?・・・」

ノキセアは身動き出来ずに、返事の無い電話ボックス側に顔を向けながら、
膝から崩れるように倒れた。

天使?「よっとっ!(笑)」

鋭利な刃先を軽々と抜き、
身動きできない、ノキセアの顔を覗きこむ天使。

天使?「お疲れ・・・」

ノキセアを刺した天使は、
電話ボックスに、人影がない事を確認して、ケータイを取り出す。

天使?「あーあ、これ、フリーズじゃん?(笑)・・・ショップへ持ってかなきゃ~」

ノキセアは、
残った渾身の力で、
飛び立とうとする
天使の左足首を掴む。

ノキセア「・・・・(Ф◇Ф)(君は・・・・誰だ?)」

天使?「なあに?、σ(≧ω≦*)私にいちゃもんつけんの?(笑)」

ノキセアに顔を近づける天使。

天使?「あんたねぇ、天使向かないわ、やっぱ・・・」

天使はノキセアを蹴飛ばすように仰向けにすると、再び顔を近づける。

ノキセア「(・・・どうゆう・・・意味だ?)」

天使?「最後だから、良いこと教えてあげる。」

ノキセアの左の胸のキズから、光のかけらが、ゆっくり立ち上る・・・・

天使?「あんたは、もともと・・・・人間なの。(笑)」

意識が薄らいで行くノキセア。

天使?「もしもーし!、聴いてる?」

ノキセア「(僕が・・・・人間?)」

(ノキセアの回想と現実が入りまじわう・・・・)

幼稚園児達が園内の庭先を走り回る・・・・

ノキセアに向かい、満面の笑みを浮かべ、手を振る園児

園児「せんせぇ~(笑)」

ノキセア「(僕が、人間?・・・)」

(回想)
海沿いの原子力発電所が、津浪に襲われ、次々大爆発を起こす。

頭をつんざくほど連打される鐘の音が響く。

高笑いする、顔の見えない、背広姿の男たち・・・・

仮設住宅で不十分な生活を強いられる人々・・・・

ノキセア「わああああっ‼」

幼稚園内で伏せる、保父姿のノキセア

保母「野関先生‼・・・野関先生‼」

野関と呼ばれるノキセアの前に、
完全防護服にエアフィルター付き防塵マスクを着けた、
幼稚園児と職員達が、
心配そうに見つめている。

保母「先生‼、このまちは、放射線量が下がってないんですよ!まだ薄着は危険です‼」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
僕達の未来は、
いったい何処に行くのだろう。

垂れ流される、
嘘と真実の入り交じった、
膨大な量の情報。

選挙の時だけ、
耳障りのいい言葉を垂れ流す政治家たち。

コントロール出来ない物質を、責任転嫁で、垂れ流して逃げる大企業。

生活費がギリギリのなか、町に帰れない人々。

いったい誰を信じて前を進めばいいのか?

綺麗事聞かされるより、
あしたの事、
将来の事。、誰が責任を持つのか?
誰が原因なのか?
いつ終息するのか?

誰も何も言えないまま、僕らは死んで逝くのか?

だったら僕は、キンモクセイの華のようになりたい。

何度も何度でも、やり直すように花を咲かすように。

(終り)

もうひとつの天使のケータイ②~another story

第二話【心】

翌朝、海辺の砂浜に、
黒いコートを着た天使達が、朝陽が昇るのを、待ちわびている。

天上界通信会社 交信士(imageハライチ澤辺)
「おい、ノキセア‼」gami gami

天使ノキセア(imageディーンフジオカ)「はい、先輩。」

交信士
「はい先輩じゃねーよ‼、
つーか、折り返しますっつうから、

待ってたのに、
何で連絡しねーんだ?( ̄^ ̄)なんでだ?」oi kono touhenboku!

ノキセア
「あのぅ、人間が変わった事をしているのを観てまして・・・」

交信士
「はん?( ̄^ ̄)変わった事?!」imasara?

ノキセア
「そうです。・・・
あ、そう言えば先輩んちは、電話はアナログでしたっけ?(笑)」daiyarushiki?

交信士
「( ^_^;)\( ̄^ ̄))昭和(レトロ)かっ?!」

ノキセア
「あ、違う、紙コップとタコ糸で・・・・」

交信士
「そうそう、はーい( °∇^)]もしもしって、やって出前って・・・出来るか❗バカタレ!(笑)」

二人の天使の即興漫才に、
少し引きながら、
それぞれの持ち場へさって行く天使たち。

交信士「ノキセアよぉ。」

天使ノキセア「はい、先輩。」

一旦、砂浜に座る天使。

交信士
「なぁ・・・、 人間に、恋なんかするなよ。」

ノキセア
「先輩の言う、人間の恋とは?」

少し沈黙してる゙先輩゙

交信士
「知るかよ。・・・ただな?( ̄^ ̄)後家さんで、年増は止めとけ。」atogataihendazo?

ノキセア「はい?」kikitaikototocigagune?

照れ隠しか?、軽く咳払いする゙先輩゙

交信士「あーっ、実はな・・・ぶっちゃけ俺、人間とトラブって、本来なら堕天使・・・

つまり、天上界追放処分を喰らうはずだったんだけど、

裁判で、通信会社所属ってなってな、
お前の面倒を見る事になって、
今日まで来たんだけどさぁ・・・

お前は、新入りのお前にはこの仕事は勿体無いよ。」

ノキセア「でも我々は本来なら人間を導き・・・・」

交信士「その仕事はしなくていいんだ。」

ノキセア「ナゼです?」

交信士「神様が居ないんだよ。」

ノキセア「え?」

(つづく)

もうひとつの天使のケータイ①~another story

第一話【天使が舞う朝】

東北・・・

あの年のあの日、

すべての人が、今日もまた、何気ない1日が、
過ぎて行くものだと信じていた・・・。

もし、あの日が来なければ、

・・・僕は、今をどう生きただろう。

【~この作品を、亡くなったすべての東北の皆様へ捧ぐ~】

僕は、天上界の上師に命ぜられ、

東北の、とある山深い場所へ来た。

そこで僕は、
奇妙な建物を見た。

天上界通信会社 交信士(imageハライチ・澤辺)
📱「おいノキセア?、聴こえるか?・・・・感度はどうだ( ̄^ ̄)?」

タブレットで位置確認しながら、連絡をとる。ノキセア

天使ノキセア(imageディーンフジオカ)📲「あ、はい。・・・・
東北の・・・Aの三十番から、Aの・・・」

天使が、ふと顔をあげると、古びた喫茶店から、
目尻をハンカチで押さえながら、電話ボックスへ入る婦人を見つめていた。

天使ノキセア
「(なぜ、あの人は・・・電話線の無い個室へ入ったのだろう)・・・・」

交信士📱「おいっ‼聴こえてんのか?

早く確認とらないと、
姿なき大天使:

クロノスインフィディア様のご機嫌を損ねちまうぞっ‼
ノキセア!」

気になって仕方がなくなり、通信を切ろうとするノキセア。

天使ノキセア📲「先輩❗、後で折り返します!」

交信士📱
「あ、えっ?・・・えぇ~
っ‼(・▽・;) 」mazika~。

天使が電話ボックスの中を覗き込むと、

先程の婦人が、
嗚咽しそうな気持ちを堪えて、

ゆっくり受話器を上げた。

婦人(image高畑淳子
📞「貴方・・・今まだ漁ですか?」

天使ノキセア
「(あの人は、誰に話し掛けてるんだろう)?」

婦人
📞「あの日から、5年過ぎた夏なのに、貴方はまだ、私のもとへ帰ってくださらないのね・・・」

ノキセア「(5年?・・・何があったんだろう?・・・クロノスインフィディア様と関係があるのか?)」

耐えきれず、電話ボックス内で、受話器を持ったまま、腰を落とし泣き崩れる婦人。

婦人📞「逢いたい・・・こんなことなら、行かせなければ良かった!」

天使の脳裏に、フラッシュバックする、誰かの過去(時間)

・・・・2012年 3月 11日
午後2時45分・・・・

主人(image草刈正雄
「おい!、漁船(ふね)見てくる!」

婦人「ねぇあなた、何もこんな時に、見に行く事なんかしなくても・・・・」

主人「馬鹿言え!脱サラして、この町の町内会の会長に、土下座してまで、漸く買った船だぞ!」

手を繋ぎ引き、飛び出そうとする主人を留める婦人。

婦人「あなたでもそれは、中古品で・・・・」

主人「もういい‼・・・」

自転車に股がり、港に向かう主人。

婦人「あなたぁっ‼、防災無線じゃあ津波がァ‼」

遠ざかる主人の背中。

主人「解ってる!すぐ戻る!」

主人を見送った後で、
役場の消防車が、入れ違いで通り過ぎて行く。

役場職員「ただいま大津波警報が発令されました!皆さん、はやく高台へ避難してください‼・・・繰り返します・・・・」

婦人「大津波警報・・・?!」

婦人は、徒歩で避難する老人に声かけをした。

婦人「ねぇ、ひ、避難する必要があるの?・・・大丈夫よねぇ?(・・;)スーパー堤防が・・・」

老人「堤防?(・・;)そんな、国の作ったおもちゃなんか、すんじる者なんか、だんれもねぇよ‼、早よ山へ逃げ!」

婦人「そ、そんな・・・」

耐えきれず、思わず瞳を閉じる天使。

ふと、気がつくと辺りは夕方になり、電話ボックスに人影は無くなっていた。

溜め息をつく天使。

※作品イメージ曲
キンモクセイAKB48 super surprise

(つづく)

⑧(終)ここにも、天使は居る。#image原案:NMB48

最終回
 好きやねん

#地上

白昼、次々と道端に転がる男達。

それを見ていた、ある女性が、

突然昏睡になり、
寝込んだ、連れの男性を、
必死に揺さぶり起こす。

女性
「ねぇ、起きてよっ!・・・・どうして、いきなりっ!」

幻魔・ケセランパサラン(image・ブルゾンちえみ)「あーっははははは・・・クズな男達は、みーんな、見果てぬ夢に溺れていけばいい。(笑)」

何かを振り撒きながら、街中を練り歩く幻魔。

そして、夢遊病のように、フラフラと幻魔の後を歩く男達。

それはまるで、ハーメルン魔笛のよう・・・。

その後を追う、もう一人の関西天使。

関西天使 ふうちゃん(image矢倉風子fromNMB48)
「なんかアイツ早い・・・、歩いてるはずやのに、なんかスポーツカー並みや・・・」

幻魔ケセランパサランは、しつこく追いかけてくる天使を振り払うために、背高のブリキ男達に顎で合図を送る。

ふうちゃん
「な、なにっ?」

ふぅちゃんの前後に、立ち塞がる男達。

錻男①
ケセランパサラン様の邪魔する奴は・・・」

両脇に刺した長剣を抜く錻男①

錻男②が背後で、2丁拳銃を構える。

錻男②
「絶対に、倒す!」

関西天使が居直り、
視界を広く取るため、

錻男たちが見えるように、
何気に横を向き、

腕を組ながら、仁王立ちする。

関西天使・ふぅちゃん
「へーっ、兄ちゃんたち、ガチでウチと、ケンカするん?(笑)( ̄▽ ̄) 」

錻男①
「当たり前だ‼」

挟み込むように、
天使に向かって、
長剣をスライドさせるが、

ふぅちゃんは、
タイミングよく、
長剣の先端に飛び乗った。

ふぅちゃん
「あかんやん?(笑)( ̄▽ ̄)」

ふぅちゃんが、錻男②に背中を向けた瞬間、発砲音が響く

一発目は、
背後から右ほほを掠め、

二発目は、左脇の下を間一髪で掠めた。

ふぅちゃん
「うちな、もともと人間やってん・・・ダンス好きで、音感は半端ないねん(笑)( ̄▽ ̄)」

錻男の長剣が、再び左右に拡げるようにスライドする瞬間、トランポリンのように飛び上がるふぅちゃん。

関西天使・ふぅちゃん
「よっ!(笑)( ̄▽ ̄) 」

着地し向かい合う、天使と錻男達。

錻男①「アタック!」

突然、掛け声を1つ上げ、
長剣を持った左右の腕を、
ブンブン交差させたりして振り回しながら、

ふぅちゃんに迫ったり離れたりしてる。

ふぅちゃんは、ジタンダを踏む。

ふぅちゃん
「もおっ!なんやねんなぁっ!来んならコイや!」

錻男②「なら、そうするよ。」

突然放たれた、鈍い銃声

ふぅちゃんの眉間の寸でで、誰かが、
ふぅちゃんの目の前に立ち、左手で、
瞬時に、銀の弾丸を握り潰した。

ふぅちゃん
「さ、さや姉❗」

関西天使・さや姉
「またせたなぁ?ふぅちゃん(笑)( ̄▽ ̄) 」

さや姉の姿(けはい)を感じ、振り向く、

幻魔・ケセランパサラン

ケセランパサラン
「あら、消滅しなかったのね?(笑)」

ケセランパサランが、
瞬間移動した時には既に、

さや姉と ふうちゃんが、
刑事ドラマのように、
錻男達を取り押さえていた。

さや姉「どや?(笑)( ̄▽ ̄) 」

ふぅちゃん
「うちらはな、
ガチでやらへんでも、

さや姉が居れば、
お茶の子さいさいやねん!(笑) 」

ちょっと寂しげな表情を浮かべた、さや姉。

ふぅちゃん「さや姉?・・・どないしたん⁉」

さや姉「ん?・・・いや、ナンでもないねん。」

古びたフランス人形の廻りに、複数の薔薇のつたが蠢く、ケセランパサラン

幻魔・ケセランパサラン
「ねぇ、あなた達が抑えてるのって、誰?(笑)」

ふぅちゃん
「そんなん決まってる・・・ん?」

さや姉
「くるみ割り・・・💂人形⁉」

天使達が抑えていたのは、
バッキンガム宮殿を護る、
衛兵の形をした、

くるみ割り人形だった。

ケセランパサラン
「キャリアウーマン、らしくはないわね?(笑)」

ケセランパサランは、複数の薔薇のつたを伸ばし、ふぅちゃんを捕らえて、高く掲げた。

さや姉「ちょ、・・・なにすんや!」

ケセランパサラン
「ねぇ、勝負しない?」

捕らえたふぅちゃんの背後に、もう一人、拘束されたまま、誰かが高く掲げられた。

さや姉「うわ、おっさんっ!」

死にぞこなった男は、生命力を吸われ、かなり窶れている。

さや姉「勝負ってなんや!」

焦らしトークの幻魔。

ケセランパサラン
「キャリアウーマン?・・・貴女も、天使の端くれなら、ちゃんと答えられるわよね?」

さや姉「答え次第で、なにする気や?!」

さや姉の、瞬時の怒りに反応した妖刀・虎鉄が、ゆっくりと鈍った光を放ち出す。

さや姉は、刀から発する妖気に囚われかけている。

さや姉「き、(斬りたいっ・・・コイツから、ごっつう、血を出してみたい・・・)・・・・」

さや姉の後で囁く、姿なき界王

姿なき界王
「怒るは、地獄ですよ。」

妖気に苦しむ さや姉

さや姉「だったら、こんな刀持たすなやっ!」

幻魔には、界王の姿は見えない。

ケセランパサラン
「あら、情緒不安定ね?(笑)」

叫ぶ、ふぅちゃん。

ふぅちゃん
「もう、このおっさん死んどるから、うちを助けてぇ~!」

昏睡状態なのか?、死にかけた男は、うつ向いたままだ。

さや姉
「どするぅ?・・・。どないしょ・・・(めっちゃイライラする。なんでや?)」

ケセランパサラン
「さぁ、答えて頂戴!(笑)・・・天使がぁ、護りたいのは・・・仲間の命か?・・・」

ふぅちゃん
「さや姉❗」

ケセランパサラン
「死に行く、人間達か?・・・・」

妖刀・虎鉄に意識を奪われているのか、天使の形相が、次第に険しくなる・・・・。

ケセランパサラン
「さぁ、答えよ!」

虎鉄の刃が、ケセランパサラン本体の、フランス人形の胸部に突き刺さる!

ケセランパサラン
「なっ!、なにぃ?・・・・」

さや姉の脳裏に、誰かの思い出が飛び込む。

#回想・アンティークショップ

今より美しかった、
フランス人形を中心に、
両脇には近衛兵の姿をした、くるみ割り人形が、
まるでフランス人形を護るように、
ショーケースに佇んでいる。


フランス人形(ケセランパサランの本体)「私は、愛されたかった。・・・・ずっと、ずっと、誰かの側に居たかった。・・・・」

#第一次世界大戦

飛び交う戦闘機、爆撃で焼き付くされる町並み。

店主だろうか?亡くなった老人が庇うように、フランス人形と近衛兵の人形が護られていた。

フランス人形
「ただ、それだけだった。」

時は流れ、数年前、町内会のバザーに出品される人形達。

フランス人形
「私のからだが、古ぼけて行くたびに、拾われても、金と引き換えに棄てられる始末・・・」

さや姉「なんや・・・なんか、おっさんと似てるやん・・・・」

フランス人形
「そう、あの男も、私を捨てたの・・・・」

さや姉「え?」

#(回想)数年後、バザー会場

キャバ嬢と死にかけた男は、日中からへべれけでバザーに現れた。

さや姉「何しとんねん!やっすい女(スケ)つれ回しとって!」

だらだらっと、死にかけた男に甘えるキャバ嬢。

キャバ嬢
「ねぇーえー、フランス人形ちょーだーい?(笑)( ̄▽ ̄)」

死にかけた男
「え?、なにすんの?」

キャバ嬢
「おにぃちゃんが遊びに来ないからぁ~、となりでぇ、ねんねすんのぉ~キャハハ。」

死にかけた男は、何処かで拾った財布から、札束を取り出して封を切り、フランス人形を買った。

さや姉「あんのボケぇ!」

数日後、死にかけた男は、キャバ嬢にフラれた腹いせに、同居してた部屋に、残されたフランス人形を、リサイクルショップへ売ってしまった。

雨が降るなか、寂しそうに野外に置き去りにされる、フランス人形。

フランス人形
「その時私は誓ったの・・・この国の男を食い潰すっ・・・・てねっ?(笑)( ̄▽ ̄)」

闇夜の曇り空の隙間から、

一筋の光が、
人形達に降り注ぐと、

フランス人形達は、人間に成った。

#回想 が終わり、
ケセランパサランの体での一部である、

薔薇のつた達が、
一斉に枯れ始め、

幻魔の体から、
ひかりの欠片達が、
上空に立ち上ぼり出した。

さや姉
「あんたも、寂しかったんやね・・・・?」

フランス人形
「こんど生まれ変わるなら・・・・あなたのような、天使に、なりたい・・・・。」

一瞬、ストロボを焚いたような光が弾けると、フランス人形は、バラバラに成った。

ふぅちゃん
「なんか・・・、なんかしれへんけど・・・切ない・・・・。」

深いため息を、夜空を見上げながら、1つつくさや姉。

さや姉「なぁ、ふぅちゃん?」

ふぅちゃん「なにぃ?改まって(*´ω`*)・・・」

さや姉「うちな、冥界に堕ちてん・・・・」

目を覚ます、死にかけた男。

死にかけた男。(image斎藤工)「あ。・・・?」

困った表情で仁王立ちする、さや姉

さや姉「あ?・・・や、あらへんやろっ?(笑)( ̄▽ ̄)・・・てゆうかあんた、もいっぺん死んだ方がええんちゃう?・・・ごりっごりに痩せとんやから( ̄▽ ̄)このまま。ジャストなうやで(笑)」

ふぅちゃん「さ、さや姉?」

死にかけた男に詰め寄るさや姉

さや姉「しっかし、ホンマあんたな、思い遣り・・・無さすぎや。」

死にかけた男
「え、あの・・・なんかすみません。」

さや姉「あんな?、あんたを苦しめとんのは、ホンマはあんたや。・・・・寂しがりで、立ち回りが下手なのは、よう解ったけど・・・・」

体の消滅が始まる、さや姉。

ふぅちゃん「さや姉っ?」

さや姉「え、?・・・なんでや?、まだ思いを告げてへんのに?」

ふぅちゃん「さや姉、冥界に堕ちたって・・・うそやろ?」

死にかけた男
「あの・・・また、話が遠いんですけど?」

死にかけた男の言葉に、いい加減頭に来た、関西天使・ふぅちゃん。

ふぅちゃん
「はぁ?(怒)・・・

あんた、
何ゆうてんや?・・・・

あんたの為に、
天上界の務めをなげうって、

冥界に堕ちたために、
天使の座を捨てざるを得なかったんやで‼

ほんま解っとんのかっ?!」

今にも食い付きそうな、ふぅちゃんを止めるさや姉。

さや姉
「あかんっ、ふぅちゃん。ルールはルールや。」

さや姉の下半身は、既に消滅している

ふぅちゃん
「さや姉!」

さや姉
「これはうちの運命や。・・・でもうちは、後悔してへん。おっさんには、やきもき?させられたけどな?・・・これも所願満足や(笑)」

死にかけた男は、消滅しかけた、さや姉に詰め寄る

死にかけた男
「ちょっとまってくれ‼、私はまだ、まだ貴女に、聞いてもらいたいことがあるんだ‼・・・・頼む、行かないでくれ‼」

さや姉がふぅちゃんに、何かを伝えた。

ふぅちゃん
「うちには無理や!・・・さや姉から、なんも引き継ぎしてへんのにっ!」

・・・・・・・

#回想・死にかけた男

あれは・・・・
夢だったのか?

神も仏も信じない、
私の目の前に、

舞い降りたセゾン・・・・

彼女は、ちっぽけな私に、何を伝えたかったのだろうか?

#回想が明け・目覚ましの音

死にかけた男が、目覚ましの音を止めると、間髪なしに、

関西弁の女性が、フライパンとお玉で、ガンガン叩きながら、男を起こす。

女性
「おいっ!樫見屋新太郎‼、遅刻すんでっ!」

死にかけた男(樫見屋新太郎・image斎藤工
「え?、なんで君が・・・ここにいるの?」

満面の笑みを浮かべるさや姉。


(おわり)