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空想携帯小説家(20120708)'s blog

空想携帯小説家(山本 繁一)の作品を公開しています。

(不定期更新小説)空間爆撃機イグドラシル

3話

「空間爆撃機」

(広げた図面の話を始める、閻魔大王

閻魔大王「私の考えた、空間爆撃機の発想の由来は、鎌倉時代の奇跡から始まる。」

MELL「あ、それっ、知ってます。(笑)・・・日本が侵略されそうになった時に、嵐が起きて、護られたって話。」

閻魔大王鎌倉時代の僧、日蓮が神々を動かす祈念で起こした奇跡だが、民衆がもつ、宗教への関心を奪った、大戦時の政府が、国民の意識統一(civilian・control)を図るため、無益な国家神道の利益と嘯いた。」

(固い話が苦手なMELL

MELL「なんかぁ、長くなります?(笑)」

(少々ムッと来た閻魔大王

閻魔大王「・・・・」

(すかさずフォローする善鬼)

善鬼「MELLさんっ!すこし立場をわきまいなはれ。」

MELL「あ、すんません。」

閻魔大王「では、手短に核心を話そう。君にして貰いたい事は、旧日本軍の勝利ではない。」

(耳を疑うMELL

MELL「え?、閻魔さまは先程、時代を云々ってましたけど、話、変わってません?」

閻魔大王「日本は負ける定めは変わらぬ。それは、マトモな信仰心を持つものが少なすぎたからだ。弱り目の祟り目の挙げ句、冥府より悪鬼魔神どもが、日本へ大量に流れ込み、人びとを操りだした。」

MELL「あのっ?・・・閻魔大王って、地獄界のボスだよね?、なんで止めないの?」

閻魔大王「我に魔族の支配権無し。我は、地獄界の象徴であり、愚かな人間を裁く事のみに存在する。

そして魔は憎しみ、悲しみに引き寄せられ、その命に取り付き、糧とする。・・・君が冥府(ここ)に来たのも、同じ事だ。

つまり魔族の支配権は、人間であり、人間の心根1つで引寄せたり、寄せ付けぬ事も出来る。」

MELL「ま、とにかく(汗)・・・・」

(不適な笑いを浮かべる閻魔大王

閻魔大王「・・・わからぬか?。なるべく柔らか目に話したのだがな?(笑)

さて、話を戻す。MELLは、彼氏の死意味を欲していたな?」

MELL「はい。」

閻魔大王「その因が、過去にあり、その祖先を探し、救い出す為に、改めての頼みだが、時の流れを悪い方へ速める輩を倒してほしい。」

MELL「私がっ?」

善鬼「そのための儀式は、とっくに済ましとりますがな。」

MELL「私だけで、どうやって過去に行くんですか?・・・・それで、この空間爆撃機は・・・、」

善鬼「いちいち、うるさいやっちゃなぁ~(笑)」

MELLの背後に、真っ黒な壁(モノリス)が現れた。)

閻魔大王「その、モノリスに触れれば、瞬時に移動が出来る。」

MELL「もしかしてこれで、現在(いま)に帰れるっ?(笑)」

善鬼「移り気なやっちゃなー。だからいややってん。こんなんが天使だなんて。」

モノリスに触れるMELLに、閻魔大王は、空間爆撃機の設計図を再び手渡し、言葉を繋ぐ)

閻魔大王「・・・MELL。人界の時間では、7日後に君の肉体が焼かれる。」

MELL「だーかーらぁ~、こいつで現在に、帰らして貰いまーす。バイビー(笑)」

善鬼「大王様?」

閻魔大王「・・・ちと、見込み違いだったかな?(笑)」


(つづく)