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空想携帯小説家(20120708)'s blog

空想携帯小説家(山本 繁一)の作品を公開しています。

①second Love Letter ~片腕のない天使~ 長濱ねる(欅坂46/けやき坂46)✖ 空想携帯小説家 イメージ小説

※この作品はフィクションです。

第一話「片腕のない天使」

音のない、
すべてが真っ白の部屋・・・・

自分の鼓動だけが、
むなしく響く・・・・

(音のない回想)
仰々しい姿をした、
天使たちが、

若き天使(image長濱ねるfrom欅坂46)を連れていこうとしている。

左腕をのばして、誰かの名前を叫ぶ、若き天使。

青年(image福士蒼汰)も、天使の名を
、何度も何度も叫び、

警察官達に押さえ付けられながらも、右腕を天使に向かってのばしている。

数十秒間、おたがいの指先同士がふれあうが、やがて引き裂かれて行く二人。

歯車のような扉が、手を伸ばしたままの、
天使の腕を挟みながら、ガリガリと音をたてた。

泣き叫ぶ天使。

(回想終わり。)

大天使・サーべ(image澤部佑fromハライチ)「ネル!・・・おい、ネルぅっ!」

うなされて、はち切れそうな切ない想いで、目を覚ましたネル。

天使ネル(image長濱ねるfrom欅坂46)「なーんだ、サーべか?・・・ザンネン( ´△`)」

大天使サーべ「なーんだじゃねーよ!魘されてたじゃん!、大丈夫かよっ‼」

左腕を無くしたことを、今さら思い出すように、左腕のあった場所をさするネル。

天使ネル「わたしの腕、もう、無かったっけ・・・・」

洗濯物をたたみながら、ネルの顔を見ないようにしてるサーべ。

サーべ「あ、あぁ・・・、でもよぉ、片腕だけで良かったよ。」

ネル「なんで?」

サーべ「だって、あんな多くの人間に、姿を曝した天使がクロノス・インフィニディア様が許すわけないじゃん!」

ネル「ねぇ、クロノス・・・なんチャラって、だれっ?」

時折首をかしげながら、言葉を選びながら、話すサーべ。

サーべ「たしかー、我々天使の、大始祖的存在で、俺らは、その姿をみる事は絶対にないんだ。」

ネル「なんで?」

話の途中、探りを入れるような、問い掛けをするサーべ

サーべ「しらねーよ。・・・ところでネル、地上(ローマ)に、【真実の口】って奴があるの、知ってるよな?」

ネル「人間が作った、嘘発見器みたいな奴でしょ?知ってる。」

サーべ「まぁ、実際にそいつは、手を切ることはねーけどな・・・」

ネル「何が言いたいの?」

ベットに腰かけたネルに、向き合うサーべ。

サーべ「おまえ・・・地上になにしに行った?」

ネル「・・・・・」

サーべ「人間の男か?・・・薄汚く、依存症が多い、人間なんだな?!」

ネル「いいたくない。」

サーべ「ネルゥッ‼、今度・・・勝手に地上に降りたら、大変なことになるぞ!」

軽くため息をつき、ひねくれるネル

ネル「いま、・・・左腕がないこと事態、大変な事でーすっ‼」

また、ベットで、サーべに背を向け横になるネル。

サーべは、いそいそと身支度を整えた。

ネル「どこか行くの?」

サーべ「あ、あぁ。
地上監視部から依頼を受けてな、

カメラ修理に行くんだ。・・・

あ、あいつら双眼鏡から、
モニター監視に変わってさぁ~(笑)・・・

あいつら最近は、
菓子食いながら、
仕事してんだぜぇ~
ほんと参っちゃうよぉ。(笑)」

ネルは、サーべに背中を向けながら、寝たフリを決め込んだ。

ネル「👀・・・・」

呟くサーべ。

サーべ「この部屋に居れば、クロノスインフィディアの機嫌も直るから・・・なっ。頼むよ。俺の結婚式も掛かってるからよぉ・・・後輩‼」

サーべが出ていくのを、耳で確認したあと、仰向けになりため息をつくネル。

ネル「雄一・・・・」

【Reincarnation】
足元がドライアイスのような霧が流れ、

頭の上にも、同じ様な情景が広がるなか、足元を確認しながら歩く大天使サーべ。

サーべ「クロノスインフィディア様‼ サーべ、只今到着しました。」

どこからか、品の深みがある珈琲のような声が聴こえる。

(つづく)