空想携帯小説家(20120708)'s blog9875321

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⑥second Love Letter ~片腕のない天使~ 長濱ねる(欅坂46)✖空想携帯小説家 イメージ小説

ユガンダオトナ

※国会議事堂地下

特殊装備を着けた兵士達が、雄一とネルを、総理大臣・京極の前に、差し出した。

総理大臣・京極(image竹中直人)「よーこそ、ネオジャパン 東京会議へ。」

京極の顔を見た瞬間、恐れる雄一。

そんな雄一のもとへ、つかつかと歩みより、腰を降ろす京極。

京極「雄一・・・とおさんだよ。(笑)」

失語症のようになった雄一は、両手が拘束されたまま、発作のように、首を激しく横に振りだした。

京極は顔色1つ変えないで、優しく雄一の頭をなでる。

京極「おやおや。折角、十数年ぶりの再会なのになぁ(笑)・・・」

同じく両腕を拘束されたまま、左側に座らされたネルの顔を、ゆっくり見る京極。

京極「君は・・・あぁ、四年前にも・・・見た記憶がある。・・・そうだ、総裁選の街頭演説中、雄一をさらおうとしたんだよね?(笑)」

京極は、右手人差し指と親指で顎を、くいっと持ち上げ、キスをしそうな距離までネルの顔に近付ける。

天使ネル(image長濱ねるfromけやき坂46)「貴方が、雄一を廃人にした、毒ガスを撒いた張本人?」

京極「そうだとしたら?・・・あん?(笑)、見えてたんだろ?・・・その透き通る、天使の瞳(め)はっ❗(怒)」

ネルの左ほほを右手で殴る、京極。

反動で鋭い目付きになるネル。

ネル「自分の主張を通すために、多くの人々を巻き込むなんて、絶対おかしい❗」

京極「巻き込む?・・・は?・・・

たかが殴られたくらいで(笑)。

いいか?、

いま、
この国の回りには、

アホな政治屋の、
金撒き土下座外交(戦犯謝罪)を重ねすぎたために、

回りの国は、
軍事列強大国だらけになり、

核ミサイルぶちこまれても、
未だにこの国には、核シェルターの1つすらないありさま。・・・

そんななかで、国民を護る?・・・

はぁっ?!・・・

できるわけねーだろ?、違うか?・・・」

ネル「人間同士は、話し合いができるはず。」

京極「はっ!、ちがうね。だから俺は、

雄一が生まれ、
成人するまでに、

政に関わる事を決め、
のしあがるために、
汚い仕事にも手を染めてきた‼・・・

なぜだかわかるか?

すべては、この国を支配し、

建て直すため、

軍事独裁国家を目指すために、

先ずは国内の平和主義者を抹殺し、

シビリアンコントロールを強化したかった。(笑)

だーが、お前さんが、その俺の夢をぶち壊したんだ。

雄一を後継者にするつもりだったのに

お前がタブらかして、連れ去ろうとしたから、

二度と、お前が近付かないように、潜伏先に逃げた雄一を、かたわにしたんだ。

雄一を廃人にしたのは、俺じゃない‼・・お前だよ、お・ま・えっ‼

ネル「・・・貴方は心が歪んでいる。

雄一には、画家になる夢があったのっ!、

それをあなたが思想を押し付けたから、

私は、今にも壊れそうな雄一を、連れ出したかったっ‼

人間は、最小限のルールを守らせれば、支配なんかしなくてもいいんです‼」

京極「それができないから、更なる力が必要なんだ。」

ネル「だから、天使の力を?」

ネルの脳髄に響く鐘の音。

ネル「いっ(痛)・・・たい・・・」

京極「は?、天使のちから?・・・今更いらねぇよ。・・・・ただの(ヘックス)粒子の塊じゃねえか?(笑)」

京極が、
天井を仰ぎ見ながら、
両腕を広げると、

背後の壁の羅針盤が左右に別れ、

奥から、更なる巨大で多用途な計器をつけた、

羅針盤が現れた。

姿なき大天使
クロノス・インフィディア(声image中尾彬
「わが愛しき娘・・・ネルよ・・・」

天使ネル
「いい加減にしてっ‼・・・私は、あなたの所有物じゃない‼

両腕を下ろし、異様に首を回しだす京極。

京極「さて、冥土の土産に、いー事を教えてやろう。」

ネルは息を呑んだ。

京極「お前が雄一をさらおうとした四年前、魔界・・・つまり、魔族(我々)と、天上界の大天使どもと同盟を結ばせて貰った。」

ネル「うそ・・・。」

クロノス・インフィディア
「新たなる聖地、アバロンを建設するために、汚れすぎた人間・・・・いや、人間そのものを抹殺するために、魔族と手を組んだ。」

京極「俺らは、天上界に戻ることができれば、それでいいんだがな(笑)」

耳を疑うネル。

高笑いしたまま、突然絶命する京極。

背後には、巨大で得たいの知れないものが・・・蠢く。

悪魔・アスタロト(声image竹中直人)「すべては闇のままに(笑)」

大蛇に股がる、ドクロのアイマスクをつけた、筋肉隆々の全裸の青年天使。

アスタロト「我が名は、アスタロト。天使と悪魔の融合体である。」

ネルは、雄一の拘束を解き、地上へ避難させる。

ネル「私の事は、何も思い出さなくたっていいっ‼・・・嫌いでもいいから、雄一‼・・・いまは逃げてぇっ‼」

アスタロトの股がる大蛇の尻尾が、ネルの右脇腹にヒットして、壁に打ち付けられる。

ネルたちを連れてきた兵士が、

アスタロトの大蛇に向けて発砲するが、

その隙をつき、
アスタロトが兵士二人を、
みたらし団子のように、

槍で兵士たちを一瞬にして、脇腹から貫いた。

出入り口付近で腰を抜かしてしまう雄一。

アスタロト「得たいの知れないものを見た人の子は、どうなるか、わかるよな(笑)」

アスタロトを追い越すように大蛇が、雄一に向けて口を広げた瞬間。

展示してあった日本刀を掴み、向かい合わせに、大蛇のあごに突き刺したネル。

天使ネル「雄一の夢は、私が護るっ‼・・・」

(不定期だけど、つづく)