空想携帯小説家(20120708)'s blog

空想携帯小説家(山本 繁一)の作品を公開しています。

イプシロンの瞳 原田葵(欅坂46)✖ 空想携帯小説家

(語り・原田葵)
むかし・・・

何時だったか、忘れちゃったくらい昔・・・

この星で、人間に恋した天使が居たんだって・・・

人間には、天使の姿は見えないんだけど、

天使(彼)には、
彼女の苦しみや、悲しみまで見えてたんだって・・・

(本編)

葵の母(image羽田美智子
「葵ぃ~っ‼何時までねてんのぉ~っ‼」

2階まで わざと足音を立てて上がる母親。

起きてるくせに、なかなかベットから出ない葵。


「葵!」

ベットの上掛け布団を、引っ剥がされると、葵は転げ落ちた。

葵「おはよぉ。」

※一階・リビング

(語り・原田葵)

私んちの朝ごはんは、

いつも・・・・

トーストと、お味噌汁が必ずでてる。・・・

これって、和食・・・?
いや、洋食?・・・・

母「ヾ(・ω・ヾ)はいはい、八時回っちゃうわよー(笑)」

葵「あ、行けない‼(口のなかが食べきらない)」

バンの中にお弁当を突っ込み、ダッシュで自転車をこぐ葵。

ため息をつき、葵の後ろ姿を見送る母。

母「やれやれ、あの子はもうじき大学生になるのに、相変わらずね。(笑)」

ガラケーの待ち受け画面に語りかける母。

坂道の多い住宅街を、颯爽と自転車を走らせる葵だったが・・・・

葵「あれっ?・・・(人の頭が・・・)」

首から下が、人間なのに、頭だけが、羊やロバ、犬になって見えている。

葵は自転車を止め、目を擦り、もう一度、立ち話をしている主婦たちを見ると・・・・

葵「なーんだ、(気のせいじゃん!)(笑)」

再び自転車をこぎ出す葵の目の前に、ブルドック頭の人間が運転するダンプカーが、急ブレーキを踏んだ‼

葵「きゃーっ!」

間一髪で側道に移動できた葵。

ダンプカー「小学生が自転車すっ飛ばしてんじゃねーぞっ!」

葵「小学生じゃ、なーいっ!」

瞳をゆっくり開けると、黒いコートの男が語りかけた。

黒いコートの男(ニコラス・ケイジ/元天使・セス)
「大丈夫かい?」(英語)

葵「えー、あー、オッケーオッケー(笑)。サンキュー、サンキュー(笑)。」

葵は倒れた自転車を起こして、こぎ出す。

黒いコートの男
「・・・・」

※教室