空想携帯小説家(20120708)'s blog9875321

空想携帯小説家(山本 繁一)の作品を公開しています。

③過去から来た天使。~Re:member to me~

scene:3
【想い出と言う影】

※現在、平日の山手線内

飯田なつみ(image松井玲奈
「・・・(圭吾さんが亡くなって、3年過ぎた・・・・。

私が、いくら答えを求めても、

・・・圭吾さんにとって、

私は幼馴染みで、
単なる"妹"でしかなかった。・・・)」

突然揺れて、緊急停止する山手線。

飯田なつみ
「え?(な、なに?地震?!)」

天使・雨音
「ほら、行け(笑)( ̄▽ ̄)‼」

浅見圭吾「(・・;))) ぬぬぬ・・・(混雑ーッ!)」

浅見と雨音が、山手線内に潜り込んだ。

その混雑する車内を、縫うように進む浅見と雨音。

すると雨音の尻を触る手が・・・

雨音「ケツ、触んなヤ‼・・・浅見!」(小声でキレる。)

浅見「(鼻息1つで怒りを表現)あのぅ、雨音の指示で、前を歩いてたんだけど?・・・」

どっひゃー顔の雨音。(天使)

雨音「てぇ、こーとーわ~・・・」

へへっと笑う痴漢。

痴漢(image六角精児)「やわらかいねぇ~💦(口パク)」

痴漢の不気味な笑顔に、
パニックを起こした雨音は、

何処からか、藁人形と五寸釘を取りだし・・・・


雨音「(ぢごくへ落ちろ~💦ぢごくへ落ちろ~💦ぢごくへ落ちろ~💦ぢごくへ落ちろ~💦ぢごくへ落ちろ~💦ぢごくへ落ちろ~💦ぢぃごぉくへ・・・落ちろぉ~っ💦)」

呆れ返る浅見。

浅見圭吾「君はほんとに・・・天使か?(笑;) 」

ナチュラルスーツ姿の浅見圭吾が、痴漢を撒いた後、ボソボソと雨音に問い掛ける。

浅見圭吾(image高橋一生)「なぁ、雨音?・・・これってまずくないか?(無賃乗車だろ?)」

前を向きながら、浅見に指示をする、ビジネススーツ姿の雨音

天使・雨音
(image長澤まさみ)「いーい?、ウダウダ言わないで、私の指示をちゃーんと聴くの、わーたぁっ?」

浅見圭吾「それにしても、死んだ人間が、現在(いま)を彷徨くなんて・・・」

雨音「これは最終テストで、人間が、あんたに気が付かなければ、あんたは天使に成れる。・・・(んで、あたしゃ~、今度こそセンターを取るぅっ🎵)」

浅見
「そんなことで・・・あ、・・・・」

思わず飯田なつみと、視線が合ってしまい、慌てて目をそらす浅見圭吾。

あちゃーっと、右手で自分のおでこをポンポンと叩く雨音。

雨音「おいおい、即死かよぉ~💦」

混雑する車内を、浅見と雨音に近づく飯田なつみ。


飯田なつみ「(まさか)圭吾・・・さん?」

思わず喋りだそうとする、
浅見の右足を、

履いていた左足パンプスのかかとで、

グリグリする前を見据えている雨音。

浅見「いっ!、いてててっ‼ 何すんだよ雨音‼」

惚け顔の雨音。

雨音「あーら、ごめ
んなさーいっ‼((笑))」

苛立ちを抑えながら、言葉を放つ浅見。

浅見圭吾「ひっ、人違い・・・だ・・・(いてーなーっ‼雨音の奴!)」

残念そうに俯く飯田なつみ。

なつみ「そうだよね?」

浅見圭吾「?」

なつみ「圭吾さんは、3年前の夏に・・・あ、すみませんでした。」

浅見圭吾「あの、り・・・」

浅見の尻をつねる雨音。

雨音「まだゆうか?、まだゆうか?(小声)」

飯田なつみ「?」

なつみに合図するように、首を横に降る浅見。

飯田なつみ「(え?)・・・」

雨音と浅見は、原宿駅に降りた。

人混みのなかを、宛もなく歩く二人。

雨音「あー、失敗したなぁ~💦」

浅見圭吾「なにが?」

雨音「あの子の記憶、消し忘れた。」

浅見「一応、人違いだって言って誤魔化したけどね。」

数分後、児童公園近くの路地に出たとき、

不意に立ち止まる雨音。

浅見圭吾「どうした?」

雨音「ねぇ?覚えてる?・・・」

浅見「ナンだよ藪から棒に?」

雨音「ここで、あなたと出逢ったこと。」

浅見「え?・・・」

昼下がりの空は、いまにも泣き出しそうな空だった。

(つづく)