空想携帯小説家ht2355(20120708)'s blog

空想携帯小説家(山本 繁一)の作品を公開しています。

①岡田結実×空想携帯小説家「天使のため息」

この作品はフィクションで、
キャラクターイメージで、多々実在の芸能人の名称を、引用しますが、無関係です。

作品イメージソング
竹内まりや「天使のため息」

scene:①
回想~目覚め

病院の集中治療室・・・

密閉された部屋に、
酸素マスクをつけた少女が、
昏睡状態で、緩やかに呼吸を続けている。

井浦香音(image岡田結実
「・・・・・」

     回想

ガラス張りのシャワールーム。

がたいのいい男性が、
少女に背を向けたまま、シャワーを浴びている。

井浦香音
「おっ!・・・(いっ、イケメン?w)」

少女が目を凝らして、湯気で曇ったガラスの中の、
青年の背中を見ると、
天使の翼の、小さいタトゥが見える・・・

井浦香音
「やだ、ちょいワル?(笑)( ̄▽ ̄)」

少女の一瞬の瞬きで、目の前に
現れた全裸の青年。

失恋したばかりだったのか、青年に突拍子のない、言葉を発した井浦香音

「あすの
約束をしてくれる人がいい。」


青年(image斎藤工
「未来は、受け止めるんじゃなく、君が、取りに行くんだ。・・・」

青年の顔が、香音の顔に近付く寸前、

はっ!と目覚める井浦香音。

数日間、意識不明だった香音の、
突然の目覚めに、
慌てる医師や、看護師たち。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

退院後、何気無い日々が、
数週間が経ってゆく・・・

香音は、
そろそろ、進路を決めなければなら
ない季節に入っていた。

昼休み・・・女子達は、学食に行ったり、教室で食べたり、思い思いに楽しんでいる。

香音の友人、雅茜は、付属の小学部からの、幼馴染みだ。

雅は、持ってきたサンドイッチを、子うさぎのように、ほうばりながら、香音に話し掛ける。

香音の友人・雅茜(みやびあかね/image藤田ニコル
「ねー、かのーん?、進路どうすんのぉ?」

教室内で、一足先に、お弁当を食べ終えて、一眠りしていた香音。

井浦香音
「むぅ~んっ?・・・みやぴーは?」

雅茜「私はファッションモデル志望だから、そっち系の学校に、2、3個願書だしたよぉっ🎵」

急に現実に戻り、焦る香音。

香音「は?、まぢっ?まぢなの?(・・;)」

雅茜「もー、相変わらず、危機感薄い、御花畑だねぇ?(笑)( ̄▽ ̄)・・・クラスの半分が、進学か、就職を決めだしてるのに。」

シュンッとなる、香音。

香音「あーっ、谷川俊太郎ぉ~・・・」

雅茜「だれそれ?(・・;)」

何か大きめなファイルを抱えて、教室に入る、香音たちの担任。

生徒の一人が号令をかけると、一斉に少女達は、立ち上がり、ななめ45度の礼をする。

担任(image辻やすこ)
「あー、まだ昼休みだから、楽にして(笑)( ̄▽ ̄)・・・あ、井浦さぁん?」

ほっとして、一斉に着席する少女達。

屈み込みながら香音に、こそこそ話し掛ける雅。

雅茜「香音?あんたまた、赤点取ったんぢゃね?」

井浦香音「うそーん?」

雅茜「パパさん、(また赤点取ったんなら)うるさいぞぉ~(笑)( ̄▽ ̄)」

教壇から、香音たちに、静かに歩み寄る担任教師。

香音の頭のなかで、父親の真顔が浮かぶ・・・・

香音「はぁ~(;´Д⊂)・・・」

香音の顔を覗き込む担任。

担任「井浦さん、ちょっと、指導室までいいかしら?」

小さくため息をつき、答える香音。

井浦香音「あ、はい。」

(つづく)