空想携帯小説家(20120708)'s blog9875321

空想携帯小説家(山本 繁一)の作品を公開しています。

#2天使セシル

【確認とお断り】

この作品は、ガチで、フィクションであり、

イメージで、実際の芸能人の名前を
引用してますが、

事実とは、完全に異なります‼

(本編)


(ヤサグレた、中年男の頭を、膝枕する、無垢すぎる天使。)

おじさん・・・・。

ぼくは、おじさんの事・・・・

ずうっと前から、
知ってたんだ・・・・

(回想)
朝陽が登る桟橋で、

(女子高生が、
長ざいふを高く掲げながら、
全速力で走り、
大声で、中年男に声をかける。)

女子高生(image平手友梨奈from欅坂46)「おじさぁんっ‼、財布ぅっ!」

(ヤサグレた中年男は、ほろ酔いげに返事をする。)

ぼく、あのときの、おじさんの財布のデザイン・・・・覚えてるよ。(笑)

ちっちゃいフクロウが、いっぱい散りばめられたやつだったよね。

ぼくの、まだ知らない時間(みらい)のなかに、

おじさんの笑顔を、いっぱい、いーっぱいっ詰め込みたい。

もし、
ぼくの抱えてる悲しみを、おじさんと分かち合えたら、


今度は、
おじさんの隠し持った哀しみを、わけあいたいんだ。


未来なんて、ほんとはどうなるか、判んないけど、

おじさん・・・・

ぼくは、・・・・

ぼくは、おじさんの事を・・・・


#2 怪人

ふたりの天使との、
共同生活が、突然始まったなか、

下の居室に、
モラルハラスメントを生き甲斐にしている女性がいる。

その女性には、
小学生や高校生の子供が居るが、

最近、この女性と話はしないどころか、寄り付きもしなくなったと、ご近所が、ヒソヒソと呟く。

その女性が、カルト宗教信者のように、

ゴミを手に持ちながら、
ごみの集積所に向かう本多を、
窓越しに、オペラグラスで見ている。

本多信雄「はぁ・・・これから食いっプチが増えるから、忙しいな(笑)( ̄▽ ̄)。」

ふと、本多が45リットル位のごみ袋を、
集積所入り口から投げ込んだとき、

上方から金切り声が、
本多の背後に投げ付けられた。

吉野井 すみ(image椿鬼奴
「ちょっとぉっ‼、ごみ汁で
、集積所がびちょびちょになるぢゃないっ‼」

静かにため息をつき、吉野井の出方を待つ本多。

本多「あ、おはようございますぅ・・・あ、明日の日曜日、集積所の清掃当番ですんで。(笑)( ̄▽ ̄)」

吉野井「私が、言ってるのは、そんな事ぢゃないのよぉ!あんたモラルが足らないんぢゃないのっ!」

吉野井の、尋常でない金切り声に驚き、外に飛び出す、天使メル。

天使メル(image岡田結実
「わーわーわぁ~❗どした?どした?(笑)おっさん( ̄▽ ̄ ;)?」

本多信雄
「ちょっとね・・・(・・;)」

メル
「わかった!ご近所トラブルだなっ!私が、なんとかしちゃる!(笑)( ̄▽ ̄)マッカセナサーイッ☆」

メルは着ている、大きめのセーターを腕捲りして、鼻息荒くため息を1つつき、吉野井の前で、仁王立ちすると・・・

吉野井
「なあに、本多さん、契約違反ぢゃないの?・・・同居人が増えるなんてさぁ!」

あまりにも、一方通行な口撃に、吉野井と向かい合い、口を閉ざす本多とメル。

吉野井「ちょっとー、きいてんのぉっ!」

その間をうつ向きながら歩き、ボソッと呟く、制服姿のセシル


セシル「おねぇちゃん、学校、・・・遅刻するよ。」


メル「あ、そ、そだね・・・そだったそだったぁ~(((・・;)」ikaruwazigoku・・・・


吉野井に軽く会釈して、その場を後にする本多たち。

歩きながら本多達に、ヒソヒソと話始めるメル

メル「ねぇねぇ、セシルって、器用貧乏じゃない?」tatoega・・・hen?

セシルは、前を向きながら、歩みを止めずに答えた。

セシル「器用貧乏の意味は、解らないけど、・・・あの人、人じゃないでしょ?」

ため息をつき、ボヤく本多。


本多
「あぁ、ほんま、

よーわからん婆ぁやでぇ。
(たぶん、人間やと思うけど)・・・

自分中心に、無責任に軽口を叩き、

困ったらテンパりよって、
ワケわからんことを抜かしよるし、

暫く相手にしとらなぁ、
あーやって、

いきなし金切り声をわーすか、
ゆうとんねや。」

メル「おっさん?」

本多「なんや?」

メル「あの婆ぁに、惚れられてんじゃない?」sukimonowww

ガチで迷惑顔の本多。

本多
「あ、アホ抜かせ。

吉野井のばばぁ、
俺が引っ越してきて、
挨拶回りをしとったら、

差し出した引っ越し蕎麦を、
その場に叩き付けよって・・・・」

(本多の回想)
吉野井「本多さん?・・・・」

本多「上の階に、今度世話になりますぅ。」

深々と頭を下げる本多を無視して、紙袋を取り上げ、中身をみる、吉野井。

吉野井「なーんだ、乾麺か?使えねー男だな?(笑)( ̄▽ ̄)」

初対面で、耳を疑う輕口を叩かれ、うつ向きながら、本多の右手は拳を作っていた。

それを一瞬で、察したセシルは、
トラブルになる前に、

本多のデニムの、
腰あたりの、
ベルト通しを摘まんで、

セシル自身が、
まるで、本多に隠れるように、

体を少し寄り添わせながら、
釣糸が張るように、
ツンツンと、引っ張った。

本多信雄「な、なんや?・・・ん?」

振り向いた、
本多の笑顔が無理をしてるせいか、ひきつって見えた。

セシル「おじさん・・・疲れちゃうから、帰ろ?」

本多「ん?・・・ぁ、あぁ、・・・せやな?。」


小柄で、表情は、やや暗いが、知的さと、可愛らしさが、にじみ出る天使の姿に、嫉妬心を募らせる吉野井。

吉野井「本多さぁん?・・・後ろの学生さん・・・・貴方の子?」

本多「・・・・・」

吉野井「まさか、援助交際してるんじゃないでしょうね?」

しつこく食い下がる吉野井に、
しびれを切らせる本多。

本多「そんな無駄な金は、ありません。・・・・・もし、そんなん金があれば、酒びたってますぅ。」

吉野井「ならいいんだけど」

本多「(いいなら言うなや!)」

本多の回想が終わり、

本多に感心するメル。

メル「大変だねぇ、最近の人間界は(笑)( ̄▽ ̄)」

本多たちが、それぞれの通勤路へ向かうのを見計らい、

吉野井の背後に、
スーツ姿の男が現れた。

スーツ姿の男。(冥府の騎士・アポロガイスト/image北村 一輝)
「おくさーん、いいしなもんが、あるんすけど(笑)( ̄▽ ̄)・・・・

チルトゥハダて、薬があるんだけどどう?

・・・・この薬は、欲しいものをてに入れるために、脳が活発的になる
んだけど。」

無関心を装う、吉野井

吉野井すみ
「興味ない・・・・」

吉野井の耳元で囁く男。

スーツ姿の男
「あんな小娘どもと、仲良くしてんのが、羨ましいんだろ?え?(笑)( ̄▽ ̄)」

奥歯を噛み締める吉野井に、何かを渡す男。

(昼、メルとセシルが通う、人間の高校)

屋上の手すりに、両肘をついてため浮きばかりつくセシル。

学食で、菓子パンなどを買って、屋上へ走り上がってきたメル。

メル「あー、いたいたーっ‼(笑)( ̄▽ ̄)」

セシル「はいっ?」


メル
「どしたーん?、
学食のおばちゃんが、
心配してたよー。

メーちゃん?、
セシ坊が好きな、

カレーライスたべにこなーいっ‼て、言ってたから

、あたしゃ、しらねーって、
ゆうたった。(笑)( ̄▽ ̄) 」

メルに背を向け、ため息をつくセシル。

メルは、その場でドガッと、胡座を組み、ガサゴソと、コンビニふくろに、ギューギューに詰められた菓子パンを物色中。

メル「セシルが、一緒にご飯食べてくんないから、おっさんの金をちょっくら引っこ抜いて、買ったんだけどさー。なに食う?(笑)( ̄▽ ̄)あたしゃ焼きそばパンだなぁ。」


セシル「メルさん。」


メルは、焼きそばパンを、半分口に突っ込んだまま、モゴモゴ返事しながら、

白身のフライサンドを差し出す。

セシルが悲しげに呟く。

セシル「メルさんは・・・人間の・・・年上の男性を・・・好きに、なったときはありませんか?」

年下の天使の告白に、驚き、焼きそばパンを胸に詰まらせるメル。

メル「な、なんだ、パンじゃないのね?(笑)( ̄▽ ̄)」yakisobaKANSHIOKU~

セシル
「僕は、実体化して、いけない恋をしてるんでしょうか?」

メルは、慌ててペットボトルのお茶を飲みきり、深呼吸をする。

セシル
「天使の役目って、なんですか?・・・神様だって、元人間で、天上界に居ないじゃないですか?」

だんだん矢継ぎ早の口撃に待ったをかけるメル。

メル「ちょ、ちょ、ちょ、ちょ、ちょ、ちょ、ちょい待ち。最初の質問に答えるから。(笑)( ̄▽ ̄)」

メルは、ペットボトルのお茶を飲みきったか確かめたあと、ため息をつき、

セシルの質問に答え出した。

メル「えー、人間さんとの恋ですが・・・ありました。」

セシル「え?・・・」

メル「エッチするとか、そんなんないけど、居ました。・・・・ぶっ細工な、おぢさんだったけど。」

セシル「いま、その人は・・・?」

メル
「私をかばって、しんぢゃった。・・・・あれから、んでもう、結構経つから・・・・人間になってくれてたら、嬉しいな。」

セシル「会いたく・・・・無いんですか?」

あー、と、大きくため息を1つつき、答えるメル。

メル「ぶっちゃけ、会いたいよー。・・・だって、ごめんねが言えないままだったから。

・・・・で、
セシルが好きな人って、


本多のおっさんでしょ?(笑)( ̄▽ ̄)・・・」

セシル「はい。」

突然、女子生徒たちの悲鳴が聞こえる。

メル「な、なんだ?」

屋上に走り上がってきた、教職員。

教職員「きっ!、君達だけか?」

頷くセシル。

メル「な、なんかあったんですか?」

教職員「刃物を持った不審者(女)が、校内を徘徊してる‼」

怪人化した吉野井が、出刃包丁を振り回しながら、教員や、逃げ惑う女子学生を次々切りつけていく‼

怪人化・吉野井
「出てきなさいよ!小娘ども‼」


冥府の騎士、アポロガイストは、メルたちの出現をほくそ笑みながら待っていた。

(続く)