空想携帯小説家ht2355(20120708)'s blog

空想携帯小説家(山本 繁一)の作品を公開しています。

①土屋太鳳 ×空想携帯小説家「tokyo-crisis ~AIに選ばれた二人~」

※この作品は、一個人の妄想(フィクション)です。(5話予定)


(本編)
①300番目の男


西暦2×××年

政府機能が、
高度高齢化時代を理由に、

グランドマザーと呼ばれる、

大規模電脳知能に、
支配移行された・・・。

元々は、

本格的に、
日本国内に居住を始めた、
外国人勢力、

または、
犯罪者からの
保護を目的に開発された、

携帯電話を使った、
共有情報円滑システム(Shared information system:略称SIMS)だった・・・・・。

(救急車内)

心臓マッサージをしながら、男の様子を見る、救急隊員。

救急隊員①
「この検体、まだ使えるぞ。」

救急車を運転する隊員は、付きまとう、数10機のドローン達を撒こうと必死だ。

救急隊員②
「しつっけぇなぁっ‼コイツら‼」

苛立つ仲間を宥める男。

救急隊員①
「シッ‼・・・・行き先まで思考盗聴されるぞ。」

付きまとう

ドローン達を振りほどくように、

激しい蛇行運転する救急車


救急隊員②
「わかってるっ‼・・・・ね、練馬のっ‼・・・・衣笠病院でっ・・・・いいんだな?・・・わあっ❗」

十字路から突然、
大音量の、
クラクションを鳴らしながら

、左カーブで曲がって出てきた

無人ダンプカーが、
アップライトで迫る・・・・・・・



数時間後、
薄暗い地下室のベットで、
静かに目覚める男。

男(image・吉田鋼太郎
「(ここは、・・・・何処だ?)」

男は、
身体を捩らせようとするが、鉛のように動けない。

男「な、なんだ?・・・・なんで・・・動かない?・・・・」

男が目覚めると、キャンプ用の長椅子で、

仰向きで、寝っ転がりながら、赤川次郎携帯小説を読んでいた青年が起き上がる。

男「誰か・・・・居るのか?」

蚊の泣くような声で、問い掛けた男に、

コツコツと革靴の音を、静か目に鳴らしながら、男に近づき、

その顔を除き込むように、優しく微笑む青年。


青年(image・神木隆之介
「よーこそっ‼我が霊安室(ラボ)へ(笑)・・・」

ヘラぎみで語りかける青年に腹をたてる男。

男「なにが・・・・おかしい?」

顔を赤らめる男を宥める青年。

青年「やだなぁ~、命の恩人に噛みつくなんて、韓国朝鮮人?それとも、中国人かな?」

男「俺は・・・日本人だ。」

からかうように微笑む青年。

青年「やだなぁ~、ジョーダンだよ。(笑)」

見せ付けるように、男の右腕を、持ち上げてみせた。

男「なっ‼・・・・
なんなんだ・・・・
その腕は・・・・

おっ、俺の身体?
・・・・うっ、嘘だろ?

・・・・俺の

・・・・俺の身体が・・・・、

こんな、・・・・・

こんな気持ち悪い、
ケーブルまみれな、


鉄屑なわけねーだろぉっ‼・・・・

かっ❗返せよっ!

かえせっ‼
俺の身体を!」

青年は、あわてふためき、何かベットの周りを探しだした。

青年「不味い不味い不味い(笑)・・・このまま興奮しちゃったら、実験が失敗しちゃう。」

男「実験?!実験だとぉっ‼・・・・てめぇっ‼人間(の身体)をなんだと思ってんだ‼」

ベットの下から
USBメモリースティックを
拾う青年。

青年「あったぁ~(笑)」

男「クソガキ‼話し聴いてんのか?!」

興奮する
男の左首筋を撫でると、

USBを受けるように、
小さめの引き出しが、せり出てきた。

その瞬間、寝たきりの男の動きが止まった。

青年「ふぅ、やれやれ(笑)・・・300番目の男は、以外と使えるな?」

寝たきりの男の、
首筋からせり出た引き出しに、
USBメモリースティックを
寝かすように差し込み、
男に押し込んだ。

男の脳裏に、落下するような戦慄が走る。

まるで、穴の空いた記憶に、真新しい記憶が注がれていくような感覚だった。

数分後、男が目覚めると、右目に映る、少し髪が長めの女性が微笑む。

女性(image・土屋太鳳)
「ようこそ。AdHoc・matching・systemへ。(笑)」

男「おまえ・・・・誰だ?」

(つづく)