空想携帯小説家ht2355(20120708)'s blog

空想携帯小説家(山本 繁一)の作品を公開しています。

片腕のない天使 ~Another story~

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長濱ねる(欅坂46)✖️

空想携帯小説家 イメージ小説(第2段)

 

おことわり※

この作品は、単なるイメージ小説であり、

ガチでフィクションです。

 

また、実名を、この作品に、引用しますが、

実際の人物とは、無関係です。

 

① 雄一(あなた)のいない時代(せかい)。

 

(天使ネルimage長濱ねるfrom欅坂46)

あの時、雄一と別れて、・・・・

私の目には、

 

地上(せかい)は、

なにもなかったかのように、

活気を取り戻してるように見えた。

 

(焼き付ける陽射しに、いき苦しそうに、目を覚ます天使。)

 

天使ネル

「こ、ここは・・・・」

 

(ターバンを口元まで巻いた、少女が、隠していた、煮干しをひとつ咥えて、ネルのほうに振り向いた。)

 

女の子(image石塚朱莉fromNMB48)

「おわっ、やあっと、めぇさましたなぁ?(笑)・・・みず、飲むか?・・・これ、外もんの水やけどなぁっ。(笑)」

 

(少女から、手渡されたペットボトルの、デザインは、懐かしさとともに、なぜか少し安らいだ気持ちにさせた。その水の冷たさもさることながら。)

 

ネル「あのっ・・・・改めて、差し支えない程度で構わないんですけど、質問させて下さい。」

 

(少女は、また、煮干しを2、三本、頬張りながら、モゴモゴと答える。)

 

少女「あ、なんや?うちでよかったら、何でも答えるでぇ。(笑)・・・あ、うちの名前な、アンチュていうねん、よろしくぅ。でぇ、あんた、名前は?」

 

ネル「ネル。」

アンチュ「いやいや、ガッツリ起きとるやん(笑)」

 

ネル「あのっ・・・・なまえです。」

アンチュ「わかっとるがな。(笑)」

 

(天使は、回りを見渡し、見慣れた建物の一部分が、焼かれた砂の中から見えてる。)

 

アンチュ「ここ、東京やで。

数十年前の、天使との戦争で、

こんなんなったんや。

 

今や水も、食いもんも、

8割以上、被曝してもうてん。

 

ほら、右手奥、斜めになっとるのが、

六本木ヒルズで、

 

あっちが、スカイツリーで・・・」 

 

ネル「うそ。」

 

(天使は、手作りの日除けテントを、はいつくように、砂漠へでてもう一度、辺りを見渡した瞬間。)

 

アンチュ「ネル!勝手に出たらアカン!」

 

(世界の異変に、身動きができない、ネルの立つ足元にめがけ、機銃掃射が、砂漠にめり込んでいく。その上空を見上げる天使)

 

ネル「空が・・・ない。」

 

(天使が見上げる、空洞化した空に、飛行機のように舞う、翼がついた、ひとがたが2体旋回している。)

 

ネル「天使(だれ)っ?」

アンチュ「あかんっ、殺られるっ!」

 

(テントからでて、上空のひとがたに、助けを呼ぶように手を振るネルを、引き戻すために、テントから飛び出す、アンチュ。)

 

アンチュ「ネル、もどれっ!」

 

(ネルを引っ張り、目の前に寄生する、茂みに滑り込むアンチュ。)

 

アンチュ「はぁ~、・・・・あんた、うち殺す気ぃ?心臓悪いわぁ~(笑)」

 

ネル「ご、ご免なさい。」

 

(地上に舞い降りた2体のひとがたが、ネル達を探している。)

 

機械化天使①(image岡田奈々fromAKB48)「おかしいなぁ~、確かにヘックス粒子を察知したんだけどなぁ?」 

 

(ヘックスカウンターと呼ばれる、インカムと、顕微鏡の三股レンズを思わせる、ゴーグルをいじりながら、辺りを見回している。)  

 

機械化天使②(image松井珠理奈)

「あんたさぁ、hex感度コントロールか、ビューイングがイカれてんじゃない?・・・こまんのよねぇ~、ちゃんと整備してくれないと。ねっ、バディちゃんっ!(怒)」

 

機械化天使①「フン。(笑)・・・(嫌みババァ。)」

 

(茂みのなかで息を殺す、アンチュとネル。)

 

アンチュ「(はよいけやぁ~)」

 

(ネルは、アンチュのただならぬ表情に、世界の異変を感じ始めていた。)

 

機械化天使②

「はぁー、このままじゃらちが明かないから・・・・」

(姉御肌の機械化天使が、背中に担いでいた、噴霧器の様な機械を降ろすと、鼻唄を歌いながら、何かを組み立ている。)

 

機械化天使①

「まさか?、焼くの?、この炎天下のなか?」

 

(一人の機械化天使が、アンチュ達の隠れた茂みの前に、三脚を立て、火炎放射器の筒先をむけた。)

 

機械化天使②「だってぇ、めんどくさいじゃん!・・・・だったら、バババッて、焼いちゃった方が、速いじゃん💖(笑)」

 

(小声で焦り出すアンチュ。)

 

アンチュ「あかんっ、マヂでやる気や。」

 

(ネルは、スカートのポケットの中で、探している。)

 

機械化天使①

「環境問題とか、気候とか、考えない?普通?」

 

 (火炎放射器の電源に手を伸ばす、機械化天使②)

 

機械化天使②

「私は自己中だから、考えてないっ。」

 

天使ネル

「あったっ😄」

 

アンチュ「え?・・・えっ!なに?」

 

(取り出した、小型のライトを点灯させ、間一髪で、目眩ましを成功させる)

 

ネル「出ましょう!」

 

(ネルは、アンチュの手を取り、正面突破を果たした。本物の天使を目撃して、呆気に取られる年下の、機械化天使。)

 

機械化天使①「あれが・・・・天使?」

 

(機械化天使②が怒り狂う。)

 

機械化天使②「なっ!なにしてんのよぉ!、速く、速く撃ち殺せぇっ!」

 

(機械化天使①が、銃口を、その場を羽ばたき出した、ネルの背中に向けるが、なぜか、引き金は引けなかった。)

 

image song「国境のない世界」坂道AKB

 

(アンチュの両手を握り締め、ほぼ砂漠化した、東京を翔ぶ天使ネル。)

 

アンチュ「久し振りやぁ~✨」

 

ネル「え?」

 

アンチュ「あ、コッチの話や(笑)。」

 

(アンチュの呟きに、首を傾げるネル。)

 

アンチュ「あ、ネルちゃん降ろして。ここでエエわ。」

 

(ネル達が降りたのは、砂漠のなかに、擂り鉢状の鉄骨が張り巡らされた、シェルターと呼ばれる施設に入った。)

 

ネル「ここも、東京?」

 

アンチュ「そうや、ま、天使との戦争(どんぱち)後に、立てられたもんやけどな?」

 

(鉄骨張りの、洞窟の奥を進むと、祭壇の様な場所に、アンティークな鏡が見えた。)

 

ネル「あの、奉られてる鏡は?」

 

(背後から、語りかける青年。)

 

青年「アルテミスの鏡・・・・僕らを呼び寄せた、魔鏡。」

 

アンチュ「あ、ノキセア。いま戻ったで。(笑)」

 

(ハイタッチする、ノキセアとアンチュ)

 

天使ノキセア(imageディーンフジオカ)

「おかえんなさい。良かったですね、仲間が増えました。(笑)」

 

ネル「あの、アンチュさんって、まさか?」

 

アンチュ「元天(使)や。今は、えらくもないけどね。」

 

ネル「あと、呼び寄せたって、いまおっしゃいましたけど。」

 

(つづく)