空想携帯小説家ht2355(20120708)'s blog

空想携帯小説家(山本 繁一)の作品を公開しています。

⑤片腕のない天使~Another story~

⑤甦る人間(ひと)の悪意

(時の流れの早さ、雄一が、少し変わってしまったことに、ショックを隠せないまま、機械化天使たちの部屋に戻り、ため息をつく、天使ネル。)

 

元天使アンチュ

「どないしたんや?ネル。・・・・なっ、なんか、変なことされたんか?」

(飽きれ顔のseven)

 

機械化天使seven

「(ため息)まさか、天使(ネル)と、雄一兄さんが、知り合いだったとはね?」

(吃驚する機械化天使たち。)

 

アンチュ「まじかっ?!」

(首肯くネル)

 

機械化天使・リーダー、クレア(image菅井友香)「すごーいっ!、天使と人間の禁じられた恋っ!、リアルにあったんだぁ~いいなぁ~(笑)」

 

(まるで自分の事のように、キャッキャッと、喜ぶモモ、オグリ、クレア)

 

機械化天使・アシュ(image齋藤飛鳥)

「フン!、下らない!」

(話がもれてる感に、不安を感じたネル。)

 

ネル「あのっ、アンチュさん、私の恋バナ・・・」

 

アンチュ「あーっ、・・・ちょ、ちょっとだけや、ちょっとだけ(笑)」

(皆に背を向け、剥れるネル)

 

機械化天使ベリサ

「恋する余裕が、あるだけましね。」

(アンチュから渡された、雄一とネルの夏祭りの記念写真を、ネルに返すベリサ)

 

ネル

「あのっ、大分前の話なんで・・」

 

アンチュ

「なにゆうてん?あんイケメン、今離したら、損するで?(笑)(今は、おっさんやけど。)」

 

カトシ

「MELUシステムという、単独飛行兵器を造った、ノーベル賞物の開発者だから、一生安定生活ですね?、ん?でも、天使だから、戸籍とか、どうなるのかしら?」

 

ネル「どのみち、無理だと想います。まず、歳が・・・離れすぎましたから。」

 

(ネルの回想・雄一との再会)

seven「兄さん?、天使と知り合いなの?」

(sevenの顔を見ないで、嬉しそうに話を続ける雄一。)

 

雄一(imageムロツヨシ)「奈々(seven)が、瀬戸内の高校に行ってた時にぃ、ネルが屋根から落っこちてきてぇ、同居することになったんだぁ~。(笑)」

(ネルの両手のひらを掴み、サッカーのファンの円陣みたいに、クルクル回りだした。)

 

seven(image岡田奈々)

「は?、天使と同居ぉ?・・・でも、兄さん、話が端的すぎ。(て、聞いてないし)」

 

雄一「でも良かったぁ~!(笑)

天上界に帰れたんだね?

良かったぁ~!

わーい、わーい(笑)」

(年齢と反比例した、雄一のはしゃぎっプリに、薄く引き笑うネル。)

 

ネル「あ、はい。」

 

雄一「あの日と変わらず、可愛いのに、どうしたんだよぉ~、ひさびさの再会じゃないかぁ🎵・・・・ね?、暫くこっちに居るんでしょ?」

 

ネル「あの、それは・・・」

 

seven「兄さん、うちらの本来の目的は、神や、天使たちの存在を、完全否定すること。」

 

ネル「そんな・・・・」(小声)

(回想終わり)

 

アンチュ「やっぱ、そうやったんやな。・・・」(呆れ)

 

機械化天使メンバー・ モモ(image大園桃子from乃木坂463期生)「でもぉ、ネルさんは、いい人だって信じられるからぁ、わたし、友達になるっ❤️」

 

ベリサ「モモ、ネルは、天使(ばけもの)。」

 

モモ「ちがうもん!ネルさんは、お友達だもん!」

 

アシュ「言っとけガキ!・・・・」

 

(雄一の研究室)

(白と黒が噛み合う、特大の歯車の前の水槽の中に、天使が膝を抱えて眠っている。)

 

雄一

「君のおかげで、また、ネルに会うことができたよ。」

 

(雄一の、ガラス越しの手に、反応したのか?、水槽の中の天使が一瞬、ビクッと動く。)

 

雄一「まぁ、正確に言えば、君だけのお陰だけじゃないけどね(笑)。」

(水槽前のリクライニングチェアに、静かに腰を下ろす雄一。)

 

雄一「このまま君を、人工葉緑液に入れとけば、君の体を構成(つく)る、ヘックス粒子の拡散も抑えられるし、

 

いずれ、君のこころをひきよせれば、

時空破壊砲の影響で砂漠化した世界も、

回復させられるだろうし、

 

そして何より、君を母体にした、単独飛行兵器(MELUシステム)を、量産改良にして、海外に売り込めば、巨額の富を獲られる。」

 

(爆発音)

 

雄一「どうした?何があった?」

 

機械化天使メンバー miyu(image鈴本美愉)

「・・・・鏡から出た異体と、蒼龍が交戦中の模様。」

 

(異体と、言葉を聞き、ニヤッとする雄一。)

 

miyu「・・・」

 

(image song 国境のない時代  坂道AKB)

 

(砂漠化した、町並みの上空で、大声を張り上げる裸足の男)

 

人工擬神体(imageスギちゃん)

「メールゥウウウウウ!」

(巻き上がる、複数の砂ぼこり)

 

鋼鉄の天使・蒼龍(image平手友梨奈)

「(アイツ、さっきから、誰をよんでるんだ?)」

(人工擬神体に弓を引く蒼龍。)

 

人工擬神体

「てめぇ~わぁ?・・・何もんだぁ?」

 

(蒼龍に両腕を広げ、覆い被さろうとした瞬間、矢を射る蒼龍だったが、瞬間移動した人工疑神体に、背後を取られる。)

 

蒼龍「(動きを)読まれた?」

 

人工擬神体

「はぁ~っはははっ!ワイルドだろぉ?」

 

(両脇を取られ、ブレンバスターのように、空中でそっくり返り、砂の中から、剥き出しになった避雷針目掛けて落ちて行く。)

 

蒼龍「エフェクト。」

 

人工疑神体「無駄だ。俺には格闘学習AIがある。」

 

蒼龍「(うそだ。)」

 

人工疑神体「なまじっか、着なれないもんを着てる、自分を恨みなあっ。(笑)」

 

蒼龍「おじさん・・・」(呟く)

 

(一方、地上では、あーでもない、こーでもないと、ワイワイいいながら.避雷針をぶん曲げる、ネル、モモ、ベリサ、クレア、かとし)

 

人工疑神体「終わりだー❗️」

(ゆっくり錐揉み状態で落ちる、人工疑神体と蒼龍。)

 

ネル「いくよーっ。」

 

モモ、ベリサ、クレア、かとし

「せぇーのっ❗️」

 

ネル

「よいしょ~っ!(笑)」

 

人工疑神体「あべしっ!」

 

(しなった避雷針が、人工疑神体の背中に直撃して、捕らえてた、蒼龍の両腕を離してしまう。そして、落下したのは、駐車場あとのアスファルトに、深くめり込む、人工疑神体。)

 

人工疑神体「くっそっ!、まだこの時代に、天使(ゴミ)がうろつき・・・・」

(顔をあげる、人工疑神体の近くでしゃがみこみ、疑神体の髪を掴む、ベリサ。)

 

機械化天使・ベリサ

「ごめん、これ、パワードスーツみたいな奴で、うちら、人間。」

 

(軽く疑神体の頭を沈める、ベリサ。)

 

人工擬神体

「ふ、ふざけやがっ・・・⁉️」

(人工擬神体の顔に向け、指先を組んだ手のひらを向ける。輝く粒子が、ベリサの掌に集まってきた。)

 

ベリサ「一瞬で、楽にしてあげる。(笑)」

 

(焼けつくような、まっ直線の光の柱が、地面に突き刺さる。)

 

ベリサ「地獄があったら、見てきて(笑)」

 

人工疑神体「そーするわ!」

 

ベリサ「え?」

 

(振り向き様に、人工疑神体の右ストレートが、ベリサの左ほほに入るが、瞬時に廃墟となった、雑居ビルに飛ばされる。)

 

人工疑神体「小バエが(笑)。」

蒼龍「半重力加速(スピード)」

(ベリサを受け止めに、飛び出す蒼龍。)

 

人工疑神体「さぁせるかよっ(笑)」

(人工疑神体は、瞬間移動で、蒼龍の背中を、押さえつけるように飛び乗り、その体を砂漠に押し付けたが、そのまま、ベリサを投げつけたビルに激突する。)

 

人工疑神体「ぺっ!ぺっ!(口の中に)砂入った。てか、あん生意気な小娘いねーしっ!」

(瞬時の誤差で、ベリサが、ビルの壁に叩きつけられる前に、白銀の天使が、ベリサをビルの屋上に助けていた。)

 

formula-melu(image岡田結実)

「へっへっへぇ~(笑)」

 

機械化天使・ベリサ「あ、ありがとう。」

天使・ネル「あのっ、どちら様ですか?」

 

f メル「えーっと、私は、西暦三千年から、来ちゃったメルですっ。よろしくぅ❤️」

 

かとし「せ、せ、西暦三千年⁉️。うそでしょ?」

 

 fメル「天使はウソをつきまそーん。(笑)」

 

(思わず口まねするモモ。)

 

モモ「そーん(笑)」

 

 (ネル達がいる、屋上に肥大化した、人工疑神体が、さっき受けた、ベリサの技のかまえをしたまま、浮き上がった。)

 

 人工疑神体

「ぬははははは。見つけたぜぇ~」

 

 ベリサ「うそっ・・・・」

 

formula MELU

「うわっ、ダメじゃん、大勢のテレポートは、むりぃ❗️」

 

(ベリサの高熱砲を、完コピした人工疑神体が叫ぶ。)

 

人工疑神体「アデュー、バイバァイ(笑)」

 

 (雄一の部屋)

(水槽のなかの、天使の動向監視を続ける、機械化天使のmiyu)

 

miyu(image鈴本美愉)

「・・・・・」

 

(水槽のなかの天使が、瞳を閉じたまま、顔をゆっくりと上げ、miyuに、テレパシーで訴える。)

天使「(ねぇ、助けて。)」

 

miyu「え?」

 

天使「今すぐここから、出して。」

 

miyu「テレパシー?・・・どっから?てか、天使(こいつ)から?」

 

(水槽のなかの天使は、両膝を抱えたまま瞳を開け、miyuと、目を合わせた瞬間、目の色が緑色に変色する。)

 

人工疑神体「百パーセントで焼き尽くしてやる❗️(笑)」

 

(機械化天使たちの前に立ち、両腕を広げる、ネル。人工疑神体の背後に鏡が、浮き上がる)

 

ネル「アルテミスの・・・・鏡 」

 

(ネルの左手首に、突然激痛が走り、その場をのたうち回る。)

 

アンチュ「ネルっ!どないしたんや!」

 

(続く)