空想携帯小説家ht2355(20120708)'s blog

空想携帯小説家(山本 繁一)の作品を公開しています。

仮面ライダー ヒート×アクセル

scene3  

これまでのおさらい。

谷崎翔子(image奥山かずさ)・・・・

風都にある 「Water moon」の踊り子。

なぜか、閉所恐怖症でもあり、スタイルがいいが酒乱。オーナーの右目万太郎に多額の借金をし、水都に身売りの危機にさらされつつあるが、ガイアメモリーの1 つ、 ヒートメモリーを置いて失踪した、弟を心配している。

 

柁原芽衣子(image石橋菜津美)・・・

警視庁港町風都署の第四機動部隊出身で、

仮面ライダーアクセルだった、

生前の照井竜 (超常犯罪捜査課・課長)                の警察学校時代の後輩。

照井竜が謎の男、仮面ライダーウォズに殺害された翌年、柁原が赴任した風都署に、

既に超常犯罪捜査課はなく、

単独でガイアメモリー回収と、

その流通根絶を目的とした、

遊撃隊のリーダー(部長)となるが、

何故か仲間に心を開かない。

警察学校卒業式に、家族で記念写真を撮る照井竜の後ろ姿に、告白出来なかった事を、照井が亡くなった後今も、深く後悔している。

 

右目万太郎・・・・自称、年金で建てたと言う、ショーパブ「Water moon」店主。謎の生体機械体・インジビブルの襲撃を受けた被害者なのに、翌週末には、仮面ライダー達の秘密基地化させている。

 

ガイアメモリー・・・・生体記憶を媒体に、人間の、潜在能力を向上させると言う。

 

インジビブル・・・・ガイアメモリーを主食とする、生体機械体達。

 

ミュージアム・・・・・かつて園咲家が、ガイアメモリーの流通を元に、風都から、世界支配を目論んだ団体。今その存在があるか不明。

 

シングルドライバー ・・・・仮面ライダーになるためのアイテムの1つ。

直接ガイアメモリーを身体に着ける行為と違い、ガイアメモリーが持つ記憶能力を再生させる。

ダブルドライバー・・・・シングルドライバーの、2乗分のガイアメモリーの能力を、発揮させるが、二人分の体力と思考力を必要とする為、双方型(リンクタイプ)が用いられる。

 

シェラウド・・・・園咲家の一人で、二人にダブルドライバーを託す。谷崎翔子や柁原芽衣子に力を貸す、神出鬼没な彼女は、神か、悪魔か。

 

なおしや謙二(imageなすび)

元情報(ネタ)屋・ウオッチャマン。仮面ライダーダブルが去った後、廃品回収業を生業としていたが、ある日、廃墟となった園咲家の地下室に、ガイアメモリーの再利用による、向精神薬的な効能がある事が書かれた資料を持ち出す。

 

ドーパンド・・・USBメモリー型の生命力転換装置、ガイアメモリを、直接身体に着けた瞬間、擬態化した人間の姿。

 

scene 3 新たな仲間

柁原芽衣子と谷崎翔子は、夜明けの風都をさ迷っていた。

谷崎翔子

「あんたさぁ、刑事(デカ)だろ?、ミュージアムってなんだよ?・・・・ガイアメモリーにどんな秘密があんだよ?・・・・なんで弟が狙われなきゃ行けないんだよ!」

 

ボソボソ話し出す柁原芽衣子。

柁原芽衣

「あ、私に質問・・・しないで。」

 

威圧的に、聞き直す谷崎翔子。

谷崎翔子

「え?なに?聞こえない❗️」

 

目前から二人に迫る、一人のインジビブル。その並々ならぬ殺意に、思わず発狂する柁原。

柁原芽衣

「私に質問するなぁっ‼️」

 

二人に向かって、刃をむき出し、走りながら斬りかかる、騎士風のインジビブル。

 

インジビブル・白銀(ロジウム)

「ワガナハ、ロジウム。貴様らの、ガイアメモリーを、いただく!」

 

谷崎翔子「に、人間?」

柁原芽衣子「インジビブルの癖に、女相手に刃物を振り回すなんて」

 

谷崎と柁原の、ダブルドライバーが発動する。

 

谷崎翔子「さいってぇ~っ!」

柁原と谷崎は、それぞれガイアメモリーを取り出し、スイッチを入れる。

 

(谷崎)ガイアメモリー・ヒート「ヒート!」

(柁原)ガイアメモリー・アクセル「アクセル!」

 

柁原芽衣子&谷崎翔子「変身っ!」

 

谷崎はその場に倒れ、柁原芽衣子は、仮面ライダーに変身した。

 

ヒート(谷崎翔子)「ありゃりゃ、あたしの体が・・・・」

 

アクセル(柁原芽衣子)「な、なにっ?・・・か、身体が・・・あ、つ、い。」

 

インジビブル・白銀(ロジウム)

「1つにマトマッテクレレバ、余計食べやすい。(笑)」

 

右から、横一文字に刃を振る、インジビブルの攻撃を、体を背後に倒し、

地面に着地する前に、左足でインジビブルの、左足後頭部に一撃を加える、仮面ライダー

 

思わず後退しながら、距離をとるために、よろめくインジビブル。

ヒート(谷崎)「あんた、なかやかやるじゃん!」

 

アクセル(柁原)「港町第四機動隊を、舐めないで!」

 

ヒート「え?、あ、あのっ、演習中、事故で全員亡くなったんじゃないの?」

 

インジビブルは、高速接近して、

刀を逆手持ちに切り替え、仮面ライダーを刺し殺すために、胸元目掛け何度も振り下ろす。

既の所で、何度もタイミングよく、左右によける仮面ライダー

 

柁原芽衣子(アクセル)

「へぇー、ダンサーも結構やるわねぇ(笑)」

谷崎翔子(ヒート)

「あったま悪くても、弟を食べさせなきゃいけないんでねっ!」

 

逆手持ちで、刀を振り上げたインジビブルのみぞおち辺りを

ヒート「空き有りっ!ライダーパーンチ(笑)」

  

再び後退しながらよろめくインジビブル・ロジウム

 

ヒート「へっ、弱ゎすぎ(笑)」

 

ヒート×アクセル

「さぁ・・・・、あやまるんなら、土下座しなっ!」

 

インジビブル・ロジウム

「う、うるサイっ!・・・ガ、イア・・・メモリー・・・・よコセ❗️」

 

ロジウムの背後に、人影の残像が、フラッシュバックする。

 

柁原芽衣子(アクセル)「・・・・ま、真名瀬?」

谷崎翔子(ヒート)「え?、だれっ?・・・彼氏?」

 

(柁原芽衣子の回想)

深夜、港に停泊中の廃船になった旅客船が佇む。

そこに、定員20名くらいの漆黒に塗られたバスがたどり着いた。

 

第四機動隊、隊長が座席から徐に立上がり、ミッションの説明を始める。

 

風都港町第四機動隊:隊長

「いいか、これは・・・・最終訓練に名を借りた、"実戦"だ。」

勢いよく返事する、19人の第四機動隊員。

 

隊長「妻子があるものは、降車しなくてもいい。恋人がいるやつも、同じだ。俺はそれを、笑いはしないし、恥だとは思わない。」

隊員は各々、下を見たり、仲間達の顔色を伺ったり、将又時折、隊長の目を見たりして、話を聴いている。

 

隊長「俺は、風都、いや・・・・この日本を愛している。

今までは、仮面ライダーが、

風都を護ってきたが、ライダーが去った後、これからは、家族を殺された、

俺達が護る。・・・・そう誓ったんだ。どさくさ紛れに、入り込んだインジビブルどもを一掃するってな。」

 

隊員1「俺、やります!インジビブル殺された、啓子の為にもっ!(怒)」

 

一人の隊員の決意に、次々賛同する隊員達。

そのなかで、柁原の隣で、顔を伏せ、痙攣する女性がいた。

 

柁原芽衣子「真名瀬?大丈夫?」

真名瀬「先輩。私、銃・・・・握らなきゃダメですか?」

 

何時もと違った真名瀬の表情に、気を使う柁原。

柁原芽衣子「あ・・・・あたし、隊長に言おうか?」

立ち上がろうとする柁原を、引き留め、首を細かく左右にふる真名瀬。その顔は、完全に嗚咽を噛み殺している。

その数分後、

風都港町機動隊の、特殊アーマーを着込んだ若者20名が、一糸乱れず、次々に廃船に乗り込み散隊した。

 

📻隊長「いいか、今、我々が着込む、特殊アーマーは、白兵戦専用に造られたものだ。ただ、誰も油断するなよ。・・・人間の、造ったもっ(銃声が響き、音信不通状態)・・・」

 

一方、船底の倉庫群を彷徨う、柁原と真名瀬。

📻柁原「た、隊長?・・・隊長ぉ!」

📻真名瀬「せ、先輩?・・・・」

📻柁原「だ、だれっ?実弾なんか持ち込んだやつ!」

 

柁原が、背後にいた真名瀬に振り向くと、

真名瀬が静かに微笑み、ガイアメモリを取り出しスイッチを入れる。

📻柁原「真名瀬?」

 

(真名瀬)ガイアメモリ・ダークマター

ダークマター(暗黒物質)」

 

📻柁原「は?、ガイアメモリ?・・・・なんでっ!」

 

真名瀬はヘルメットを外し、ガイアメモリを左手のひらに指し、まるで柁原を拝むように右手で押し込んだ。

真名瀬の姿は、黒い魔法使いの姿に、不成仏した人々の苦悶の顔が、ムンクの叫びのように、浮かび上がっている。

 

ダークマター・ドーパンド(真名瀬)

「先輩、・・・・漆黒の闇が、貴女を呼んでるわ。」

次元を歪める黒い珠を、次々に、柁原に投げつけるドーパンド。

 

柁原は、避けた跡を見ると、黒い珠に当たった貨物が、その穴に次々に飲まれていく。

柁原「真名瀬!これは、どうゆうこと?!」

 

笑うドーパンド。

 

ダークマター・ドーパンド

「ここは、園咲家の大事な大事な宝物庫(笑)。、まんまと警察なんかに渡さないわ。」

 

柁原は、左足の太股のアーマーから、拳銃を引抜き、銃口をドーパンドに向けた。

柁原「裏切ったのね?・・・真名瀬ぇっ!!!」

 

柁原の上前方の船室の天井が崩れ、硬骨な全裸の男が落ちてきた。

柁原「隊長?!・・・・まさか、貴方まで?」

 

柁原の目の前で、ガイアメモリのスイッチを入れる、第四機動隊の隊長、麻原。

(麻原)ガイアメモリ「スロウ」

 

麻原「柁原。・・・・ほんとはお前は、うちの隊に入隊させる気なんか、.・・・・無かったんだよ。(笑)」

麻原は、ガイアメモリを自らの舌に差した。

 

柁原「そんな・・・・家族を殺されたって・・・」

 

すると、

麻原の姿は、ダリの絵に出てくるような、複数の歪んだアナログ時計の集合体に変わった。

 

スロウ・ドーパンド

「バカだなぁ、家族にガイアメモリの話をすれば、色々面倒なんで、押込み強盗に見せ掛けて殺したよ。(笑)」

 

柁原「ひどい。」

 

スロウ・ドーパンド「いいねぇ~その、失望にくれた女の顔。ぞくぞくするぜぇ(笑)」

 

(回想から引き戻す、谷崎の声)

ヒート(谷崎翔子)

「くるよ!ボーッとしないで!」

 

アクセル(柁原芽衣子)

「私に、指示するなぁっ!」

 

インジビブル・ロジウムは、槍で仮面ライダーを突き攻撃を繰り返す。

 

その攻撃を避けてばかりの、仮面ライダー

アクセル側に、剣状の棒が握られてる。

 

アクセル「何これ?」

ヒート「シェラウド?あの、ほーたいのおばはんが現れて、こっちも渡された。」

 

ガイアメモリ「エンジン!」

剣で、なんどでも、ロジウムの攻撃を押し返す、仮面ライダー

 

アクセル「あ、折れた。」

ヒート「そこに、メモリをさしちゃえば?」

 

仮面ライダーは、握られた剣にガイアメモリを差し込んだ。

 

仮面ライダーに対し、真っ向から、刃を縦に振り上げ、一気に走り込むインジビブル

 

エンジンメモリ「エンジン、マキシマムドライブ」

 

アクセル&ヒート「ぶったぎれぇぇぇっ!!」

 

仮面ライダーは、剣についた引き金を引きながら、真一文字で、インジビブルの上半身と下半身をぶったぎった。

 

仮面ライダーの背後で爆発崩壊する、インジビブル・ロジウム

 

変身が解ける、谷崎翔子と、柁原芽衣

谷崎翔子「(洗い息づかい)つ、疲れたぁ・・・ 」

 

疲労感を無理して押さえる柁原芽衣子。

柁原芽衣子「ふっ、こんなもん、漆黒の闇の中で闘った時ほどでもない。」

 

谷崎翔子「またまたぁ、強がっちゃってこのぉ!(笑)」

舌打ちする柁原。

 

右目万太郎「おーい、ねぇちゃん達ぃ(笑)」

 

谷崎翔子「へ?オーナー?」

右目万太郎が運転してきたのは、一件普通の5トントラックだが・・・・

 

右目万太郎「やぁ、新しいダブルの誕生、🎉😉❤️おめでとう(笑)」

 

柁原「は?・・ご高齢の割には、ずいぶん柄にも会わない物を、乗り回してるわね?」

トラックから軽快に降りる万太郎。

右目万太郎「はは?、バレたかな?・・・さすが、照井竜の後輩だけはあるなぁ。(笑)」

 

何気に取り出した拳銃を、突然、右目万太郎の眉間に突きつける柁原。

 

柁原芽衣子「あんまり私をなめ腐ると、二度とセックスできないようにしてあげるわよ。」

ホールドアップする右目万太郎。

 

右目万太郎「おーこわっ。」

高品質シリコン性の覆面をはがし、ハットを被ると、谷崎翔子が驚いた。

 

谷崎翔子「あなたは、左・・・左翔太郎。」

右目万太郎こと、左翔太郎は、自分のガイアメモリを取り出し、シングルドライバーを発動させ、仮面ライダー・ジョーカーに変身した。

 

柁原芽衣子「なるほど。右目万太郎は、ハンドルネームで、かつての相棒、フィリップへのオマージュ(敬意)だったわけね。(笑)」

 

谷崎翔子「はいっ、しつもーん、オマージュって、なに?(笑;)」

仮面ライダー・ジョーカー

「おいっ。(笑)」

 

 

続く。