(最終回)
あれからまた、数ヵ月流れていったクリスマスの朝
高台では、人狼の子供達がクリスマスツリーの周りで、わいわい騒いでいる。
飯嶋岬は、急激な、過去の記憶の吸収で、抑うつ状態に堕ちていた。
飯嶋岬「・・・・・(ため息)」
人狼・ゼネラルの部下2(image寺門ジモン)
「岬ちゃん、おはよー。(笑)( ̄▽ ̄)ごはんだぉ~」
飯嶋岬「(ため息)」
人狼・ゼネラルの部下3(image上島竜兵)「そういえば、怪我したおやびんと、顔を会わせなくなって、かなり経つなぁ?」
人狼・ゼネラルの部下1(image 肥後克広)「無理もないって、チャクラから、見たくもない、今までの記憶を、一気に戻したんだから・・・・」
奥から、登山家の帽子をかぶり、
トンボ眼鏡をつけた男が現れた。
人狼・ゼネラル(image大泉洋)
「や↗ぁ~、メリークリスマぁス(笑)( ̄▽ ̄)」
子供達が、ゼネラルをサンタじゃない!と猛批判。
なかには、ゼネラルの両スネに、蹴りを入れたりする者も居る。
ゼネラル
「うるせー‼うるせーっ‼・・・日本は仏教の国だー(笑)( ̄▽ ̄)うるせー‼」
部下3が、飯嶋岬に声をかける。
ゼネラルの部下3(上島竜兵)
「岬ちゃん、おやびん、来ましたよ。」
飯嶋岬「・・・・」
木の机の上に、白い大きなずだ袋を置き、叫ぶ
ゼネラル「子供達よ、おいでー、一緒に勉強するぞぉ~(笑)( ̄▽ ̄)」
飯嶋岬「は?」
ゼネラル「あ、改めますて、わたくす、狼峠ゼミナールの校長、ゼネ・ラル男で、ごぜーます。」
飯嶋岬「なんか、半端ななまりなんだけど。(笑)( ̄▽ ̄)」
ゼネラルはふと、真顔で岬に語る。
ゼネラル「不幸を嘆くのは、簡単だ。愚痴を言えば、幾らか胸の使えも取れよう。
俺は、それを否定はしないが、
前に進みたいならば、現実を受け止めて、
そっから、自分たちで、考えるしかない。
それが・・・いま、俺ができる、罪滅ぼしのひとつに、今こう言うふうに道標っぽいものを示す事なんだ。
」
飯嶋岬「それって、学校じゃ教えないの?」
ゼネラル「今の教育なんて、人材育成の概念より、時間給であることを、重んじているやつが、大半かもしれんな・・・ほれ。(笑)( ̄▽ ̄)」
飯嶋岬「ゲッ‼算数ドリル・・・・」
ゼネラル「おぢさんからのプレゼントだぉー、たーんと学び(笑)( ̄▽ ̄)」
飯嶋岬「ふーざけんなよぉ~(笑)( ̄▽ ̄)」
(おわり)