「コンビニにて。」
主人公 / 男子高校生
ヒロイン / コンビニ店員
ストーリー
いつも通うコンビニ、小学生の時には、無かったけれど、いつの間にか出来ていたコンビニ。
そこには、一人っ子の僕には、とーてー、釣り合わない、素敵なお姉さんがいた。
(自動ドア側、出入口が見える棚を整理する店員)
コンビニ店員「あ、来た。(笑)」
高校生「(^_^;) いっ、いらっしゃいませでしょ?そこは。(笑)」
コンビニ店員「相変わらず若いのに、小姑ねっ❤️(笑)、で、今日は何?、万引きっ?(笑)」
(コンビニの前ポケットから、スマホを取り出し、通報する素振りをする店員。その時一緒に何かが落ちた。)
高校生「すーるーかっ!(笑)」
僕は、年下にもかかわらず、いつも、フランクに接してくれた彼女に、・・・・恋してた。
高校生「あ、あの・・・」
コンビニ店員「ん、なに?、もうじき休憩さんと、交代しないと行けないから、手短にねぇっ🎵」
(鞄からラブレターを取り出し、渡そうとして、その足元の写真を拾い上げた。)
高校生「えっ・・・・」
コンビニ店員「あ、ごめん。見せびらかすつもりがなかったんだけど・・・やっとこさ両想いになって、結婚するのっ❤️。(笑)」
彼女の溢れ出すキラキラ感に、
僕は何事もなかったふりをして・・・・
高校生「あ、なんだ。早くいってくださいよぉ~、お姉さん、トリッキーすぎっ!(笑)」
ラブレターを握りしめ、スマホが、バイブレーションで、鳴ったふりをして、コンビニを後にした。
コンビニ店員「なんだ、変な子?(笑)」
僕は、公園のゴミ箱に、ラブレターを投げ捨て、その日から、そのコンビニを避けるように学校に通った。
数日後、母から聞いた話で、彼女は、コンビニで、一緒に働いた彼と結婚して、遠くの街に引っ越して行ったそうだ。
(終わり)