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空想携帯小説家(20120708)'s blog

空想携帯小説家(山本 繁一)の作品を公開しています。

cecile 地上に降りた最期の天使 (欅坂46)平手友梨奈✖空想携帯小説家 イメージ小説

scene7 防戦

魔天使ベリカの前に、
深黒のモノリスカードが5枚、横並びに現れた。

天使セシル(image平手友梨奈from欅坂46
「あれは、モノリス・・・?」

モノリスの妖精(声image山寺宏一
『さぁ、自分の命と引き替えに、カードを引くのだ。』

魔天使ベリカ(image渡辺梨加from欅坂46
「ん~っ・・・( ̄ー ̄)これっ‼」

5枚ある、モノリスカードの、真ん中を指し示すベリカ。

モノリスカードの妖精
『Space pirate・・・』

カードから、誰かが飛び出してきた。

宇宙海賊 ゴー☆ジャス(fromサンミュージック)「あらよっと‼」

ベリカ
「師匠‼(笑)」

ゴー☆ジャス「大丈夫か?」

いきなりお題を投げるベリカ。

ベリカ「ま、マダガスカル!」

いきなりのお題で、戸惑っているゴー☆ジャスだったが・・・

ゴー☆ジャスマダガスカル・・・・うーっ、まだ助かる‼」

天使バルキリーに、けさ懸けぎりを、背中で受け、意識を失い、うつ伏せになっている、天使クラウディアを全快回復させた。

天使クラウディア(image守屋茜from欅坂46)「よっしゃーっ‼」

交戦中のclea(菅井)とバルキリー

天使clea(image菅井友香from欅坂46)「バルキリー。貴女の負けね。(笑)」

天使バルキリー(image木下百花fromNMB48)
「やかましいわボケ‼」

バルキリーの背後をねらい、弓を構えるクラウディア。

天使クラウディア「やられたら・・・やり返すっ。・・・セコいけど、それが・・・・あたしの流儀っ‼」

一方、異次元獣ギガ・ドラゴの追撃に逃げ惑い苦戦する、原田、セシル、

原田(image原田葵from欅坂46)「な、なんでわたしだけっ?」

天使セシル(image平手友梨奈from欅坂46)「あの・・・僕が、知りたいですよ。」

天使クラウディア「あーたーれー‼」

弓を引くと一本の矢が、複数 に分かれ、バルキリーの背後に迫る。

天使バルキリー「ハズレや、おばはん!(笑)」

シャム猫・ぺーちゃん(image志田愛佳from欅坂46
「もういっちょ‼」

どこかへ瞬間移動するバルキリー
光の矢達は、cleaをかすめて消滅。

シャム猫・ぺーちゃん
「👉君のハートに・・・・」

魔天使ベリカ(image渡辺梨加)「れぼりゅーしょん😲✨」

ベリカの前に、モノリスカードが4枚現れた。

モノリスの妖精
『さぁ、自分の命をかけて、カードを引くのだ。』

4枚のモノリスカードのうち、右はじを選ぶベリカ。

『Another』

魔天使ベリカ「わくわく・・・」

カードから新たな天使が現れた。

Another angel MELL(image 松井玲奈
「おっ・・・とぉ~っ(笑)」

ベリカ「・・・」

MELL「(・・?あららぁ・・・なんか、引いてません?(笑)」

うつ向きながら、首を小刻みに左右に振るベリカ。

ベリカ「い、いえ・・・」

セシルと原田を見失った、異次元獣が、抜き足差し足で、MELLの背後に近付く。

MELLは腕を組み、項垂れながら、言葉を発する。

MELL「私ねぇ、他の天使(こ)みたいに、必殺技がないから、最近悩んでんだよね~っ(笑;)」

ベリカ「あ、あのう・・・後ろ。」

振り向き様、巨大な異次元獣と、目が合うMELL

MELL「ん?(笑)」

鼓膜が破れそうな勢いで、雄叫びをあげる異次元獣ギガ・ドラゴ

MELLが持ち歩いていた妖刀・菊一文字が血を欲するように、怪しく光る。

天の声(豊田順子from日本テレビ・アナウンサー)「斬首・・・・一撃っ‼」

MELL「たあああーっ‼」

異次元獣の左首筋を、えぐり斬り倒すMELL

異次元獣が倒れると、時が動き出す。

刀を納めると着信音がなり、デニムの後ろポケットから、ケータイを取りだし、誰かと話し出すMELL

MELL「えーっ‼ナイキの新作のスニーカー?!(笑)・・・えっ?行くよ!行く!(笑)・・・渋谷の○○○マートでしょ?(笑)・・・・」

ベリカ「あ、あの・・・」

MELLはウインクしながら、右手で軽く敬礼し、光のかけらに戻っていく。

友梨奈(天使セシル)
「時間が、動き出した・・・」

高校の校庭に集まる、様々な立場の天使たち。

原田(image原田葵from欅坂46)「なーんで私だけ、天使になれないのー?・・・」

異次元獣が倒れた場所は、米軍の大型ヘリが墜落した、事故現場に変わっていた。

(つづく)

cecile 地上に降りた最期の天使 (欅坂46)平手友梨奈✖空想携帯小説家 イメージ小説

scene 6

Valkyrie

(とある高校)
ざわつく教室内。
引き戸をガラッと勢い良く開け、友梨奈を連れて入る菅井。

教育実習生・菅井(image菅井友香from欅坂46
「はーい、皆さん聞いてくださーい。」

友梨奈を見て思わず呟く、男子生徒たち。

男子生徒①「うわ、可愛い・・・」

男子生徒②「うわマジかよ。」

照れる菅井と友梨奈。

菅井「ヾ( 〃▽〃)いやだ朝からぁ~ 」

右耳の髪の毛を上げながら、うつむき加減で照れる友梨奈。

男子生徒①「あ、ごめんっ、菅井様じゃないんだ!(笑)」

爆笑する教室内。

いきなり出席簿を、教壇に一回だけバン!っと、叩き付け、静寂を取り戻す菅井。

菅井「えー、担任の先生は、本日も、体調不良のためお休みです。」

草木がガサつくようなざわめきが、教室内でおきた。

菅井「はい、静かに。それでは、今日からクラスメイトになる平手さんです。」

平手友梨奈(天使セシル/image平手友梨奈from欅坂46)「よろしくお願いしまーす。」

なにか一瞬、不穏な感覚に落ちた友梨奈だった。

満場の拍手、お辞儀する友梨奈

友梨奈「・・・(気のせい・・・かな?)」

菅井「じゃあ、原田さんの隣に、座って(笑)」

友梨奈を満面の笑みでむかえる原田

原田(image原田葵from欅坂46)「よっろしくっ🎵」

友梨奈「しょ、小学生?(まさか、この子?)」

原田「小学生じゃなーいー!(笑)😡」

友梨奈が腰掛けて数分後、
ガタガタと横揺れから、本震の縦揺れが始まった。

菅井「みんなぁ!机のしたに‼」

友梨奈が耳鳴りを感じ始めた瞬間、時が止まった。

窓から世界を見ても、変化を感じられない。

友梨奈「屋上(うえ)?!」

異次元獣ギガ・ドラゴ
「ギャアアアアアーッ」

原田「恐竜?」

友梨奈「え?動けるの」

菅井「え、貴女たち、まさか⁉」

異次元獣の前に立つ、一人の天使。

天使バルキリー(image木下百花fromNMB48)
「よー来たなぁ、ねぇちゃんたち。(笑)」

天使クラウディア(image守屋茜from欅坂46)「どーけ、どけどけどけーっ‼」

バルキリーとクラウディアの必死の抜刀戦が始まる。

その上を飛び越えて、友梨奈たちにせまる、異次元獣ギガ・ドラゴ

友梨奈「みんな、散って!」

何処かから銃声が響く。

菅井 友香「じいや!」

じいや(地獄の使い/image土田晃之)「菅井様、身仕度を。」

投げられたペンダントには、白虎の画が刻まれている。

菅井は、ペンダントを受け取り、誰かへの念を込める。

菅井友香「お父様、私に治罰の力を。」

一方、銃声に一瞬、記憶を取り戻す友梨奈。

(セシルの回想・神無き天上界)

大天使カシエル(image城田優)「神無き天上界を乗っ取る、七大天使に従う君達は、サイレントマジョリティじゃないか‼」

友梨奈(天使セシル)
「違う・・・・」

友梨奈の瞳が美しいマリンブルーにかわり、攻撃をためらう異次元獣ギガ・ドラゴ

叫ぶ 天使クラウディア

クラウディア「セシル!」

天使バルキリー
「こらおばはーん、あんたの相手は・・・・私や!」

バルキリーはクラウディアの隙をつき、背中に一太刀した。

天使セシルは右手を差し出し、人差し指から小指を揃えたまま、数回たてる。

友梨奈➡天使セシル
「どうした?・・・掛かってこい。」

再び雄叫びを上げる異次元獣。

天使たちは、どちらを先に攻撃したらいいか戸惑っている。

シャム猫・ぺーちゃん(image志田愛佳from欅坂46)「ほら、やるよっ‼」

校舎内の階段を、息切らせて、かけ上がってきた渡辺梨加

渡辺梨加「もー、ぺーちゃん足はやーいー😭」

喋る猫に吃驚する天使たち。

原田葵「うそっ?」

シャム猫・ぺーちゃん「君のハートに・・・」

渡辺梨加「れぼりゅーしょんっ‼😲✨」

黒メイド姿の天使は、右手でLの形を作り、右に空間を引っ張ると、黒いカードが5枚現れた。

(つづく)

cecile 地上に降りた最期の天使 (欅坂46)平手友梨奈✖空想携帯小説家 イメージ小説

scene 5
天使の新生活

職質と、
友梨奈の進路の件と、

ショッピングセンターで遭遇した、
羽がついたブリキ男が天使で、

なぜか友梨奈を連れ去ろうとした事実で、

なにがなんだか、
リアルと幻想がごっちゃになった1日が終わり、

深い眠りにつく本多。

友梨奈(image平手友梨奈from欅坂46)「すみません・・・・」

守屋(image守屋茜from欅坂46)「あーはいはい。やりますよ~ 、はいおっさん、背中ゴローン(笑)」

守屋は、
丸太を転がすように、
本多をうつむけに寝させると、

パジャマがわりに着ている、

ワイシャツの背中を捲った。

友梨奈は左の手のひらに、軽く吐息をかけると、

その小指の爪が、
ゆっくりと柔らかな赤に染まっていく・・・

守屋「セシル?(平手友梨奈)・・・どのみち、このおっさん、死ぬかもしれないよ・・・」

友梨奈の左手のひらが、冬の陽射しのように、暖まり出した。

友梨奈「ぼく、危ないところ、おじさんに見付けて貰ったから・・・」

守屋「は?、あんたが実体化して、地上に落っこちてたのを見付けたの?・・・このおっさんが?」

友梨奈が、本多の背中を、結露の窓を拭くように、ゆっくりさすると、

こまごまと、残った傷が消えて行く。

守屋「そんだけのため?」

頷く友梨奈こと、天使セシル。

気が付くと夜があけてて、

友梨奈達三人は、川の字になって眠っていた。

大あくびをする本多

本多(imageじゅんいちダビットソン)
「ひっさびさに、よー寝たなぁ~・・・てか、あせびっしょりや・・・ん?・・・なんでっ? 」

本多の右には友梨奈、左側には守屋が、すやすやと眠っている。

本多「やっ・・・やったぁ?・・・うそぉっ‼・・・うそやろ?」

毛布をめくり、自分の履いてる、トランクスの腹ゴム部分をひっぱり・・・

本多「してへんやん(ため息)・・・」

独り言が、やたらデカイ本多に、目を覚ます天使達。

守屋「なあにっ!?、いいおっさんが、朝からぎゃーたら言い出して・・・」

友梨奈「まさか?・・・」

お互いの顔を見合わせる天使。

守屋&友梨奈「おねしょっ?!😓😱」

本多「してへんわっ‼(笑)」

本多の目の前で、近所の奥さま風に話し出す、二人の天使。

守屋「( ´ノω`)イヤねぇ、いいとしして、おねしょですってぇ~ コワイワ~ (笑)」

友梨奈「( ´ノД`))そろそろオムツでもぉ~ なんて言い出しかねないですわねぇ~ (笑)」

守屋&友梨奈
「(ヾノ・∀・`)

あーあっ‼

(・ω・`/゛)・・・

やだやだっ‼(笑)

ユメサメル」

本多「やかましわっ‼(笑)」

本多の作る、
今朝の朝食は、
焼きハムの上に目玉焼きを乗せ、
市販の焼きのりと、
豆腐の味噌汁を作った。

守屋「えーっ、なんで青いもの(野菜)がないのー?」

本多「・・・(味噌汁をわざと啜る。)」

友梨奈「おじさん・・・」

本多「なんや?不味いか?(-ω- ?)」

うつ向きながら、感謝する友梨奈。

友梨奈「ありがとうございます。」

本多「かまへんよ。・・・あんな?、クローゼットのなか、制服、入れといたさかい・・・」

クローゼットのある、別室へ向かう友梨奈。

守屋「こーらっ‼食事中っ‼」

数分後、制服に着替えた友梨奈が現れた。

本多「かんにんな?古くさくて・・・妹のや。」

友梨奈は、本多の前で、軽く一周してみた。

本多「どっか、破れとるとか、ほつれとるとか、ないか?」

友梨奈「なかったですぅ(笑)」

守屋は、友梨奈を見つめる、本多の目が潤んでいる事を見逃さなかった。

守屋「花粉症?ですか?」

本多「あほ、泣いてたんや。あまりにも似合いすぎて・・・・」

守屋「あはは・・・(せっかくフォローしたのにぃっ‼)」

(つづく)

cecile 地上に降りた最期の天使 (欅坂46)平手友梨奈✖空想携帯小説家 イメージ小説

scene 4

得体の知れないもの

ベットの上で職質される、本多信雄。

女刑事・守屋(image守屋茜from欅坂46)「こちらの中学生は、どこで知り合ったんですか?、出会い系ですか?、ナンパですか?、拉致誘拐ですか?」

突然の矢継ぎ早の質問に、困惑する本多。

本多信雄(imageじゅんいちダビットソン)
「なんやこん女!・・・こっちはケガ・・・あ、あれっ?(ケガが、消えとる。・・・なんでや?)」

何気に右手や左手を使い、背中をまさぐる本多だったが、

それを遠巻きで見てた少女が、もうしわけなさげだが、突発的に嘘をついた。

少女(image平手友梨奈from欅坂46)「・・・あっ、このおじさんとは、遠縁の親戚で・・・・」

女刑事・ 守屋「はいっ?(怒)」

聞き直す振りをして、少女に顔を近づける守屋。

守屋「(小声)ちょっとぉ、あんたさぁ、こんなポンコツなおっさんに構ってる暇無いのよっ?解ってる?セシル?」

少女「セ・・シ・・ル・・?」

守屋「もーっ!あんたが先陣を切って、大天使カシエルを向かいに行くって・・・」

少女「カシエル?」

思わず大きなため息をつく守屋。

守屋「うっそぉ~ 、マジ記憶ないの~ ?」

本多「あの、お取り込み中すんませんけど、二人は知り合いなん?」

口を挟もうとする本多を、左手で遮る守屋。

守屋「どーやら、お惚けじゃないみたい・・・ね?」

本多「・・・?」

再び本多と向き合う守屋。

守屋「えーと、この子の事は、えー・・・ほんだ?さん?にお任せします。(笑)」

何やら書類をつき出す守屋。

本多「は?編入届け・・・?なんで警察が、学校がらみの書類を持ち歩いてんねん?おかしない?」

惚けがおの守屋。

守屋の右隣に、ちょこんと正座して、書類(パンフレット)を見る少女。

少女「僕、この高校(がっこう)に行きたい。」

本多「別にかまへんけど、俺・・・・君の名前知らんねん。(笑)」

えっ?と一瞬、凍り付く守屋と少女。

少女「あの、僕の名前は、セ・・・」

少女の口を塞ぎ、代わりに名乗る守屋。

守屋「ヒラ・・・平手、そう!平手友梨奈(笑)」

本多「あんた、ほんまの刑事ちゃうやろ?(笑)」

守屋「わ、判りますぅ?(・・;) 」

本多「天使やろっ?・・・ショッピングセンターで見たやつの、仲間とちゃうんか?」

守屋「え?・・・見たの?」

頷く平手。

本多「見たで。ごっつくて、きったない西洋鎧をきとって、関西弁やったで。」

守屋「それって、まずくない?」

本多「なんでや?」

咳払いをひとつして、正座をしていを正す守屋。

守屋「人間が、天使を見てしまったら、その人の寿命がつきると言われてます。」

引き笑いする本多。

本多「あほぉかぁっ、今どきそんなジンクス・・・なぁ平手ちゃん?。」

平手「・・・・」

本多「まじか?」


ふ頭、倉庫街

天神(image妻夫木聡
「いやー、天使・パワーって奴(おっさん)、使えなかったなぁ~ 。(笑)・・・やっぱり災害で死んだ奴を天使にするには、無理があったなぁ~ 。」

金髪な少女が、天神に話し掛ける。

金髪少女(image木下百花fromNMB48)「そんなおっさん、どーでもええやん‼」

天神「いや、ダメなんだなぁ~ 。゙あの子゙は、絶対倒さないと世界を変えられてしまう。」

金髪少女「だったら、あんたやりぃや?神様やろ?」

天神「そだね。いずれ僕は、神の上に立つのが夢なんだけど、゙あの子゙は、何者か解んないんだよね?・・・目的も、秘められた力も。」

(つづく)

cecile 地上に降りた最期の天使 (欅坂46)平手友梨奈✖空想携帯小説家 イメージ小説

scene 3
burst

本多が、少女にスマホを渡し掛けた瞬間、光の矢が刺さり破損した。

天使・パワー(image中川礼二from中川家
「おいチビスケ‼・・・ワイの姿が見えるんなら、事情は、わかってんやろなぁ?・・・」

得たいの知れない存在が現れ、思考が混乱し、言葉が思い付かない少女。

少女(image平手友梨奈from欅坂46)「・・・・」

正直に得たいの知れない存在を認める本多。

本多(imageじゅんいちダビットソン)
「俺にも、見える・・・きったない西洋鎧を着た関西弁の・・・天使?」

人間をどやしつける天使。

パワー
「じゃかあしいっ‼、このくたばりぞこない‼・・・おいチビスケ‼・・・訳あって、お前を゙向かえ ゙に来た。」

少女「僕を・・・?」

立ち上がる少女の右手を握りしめる本多。

本多「行くな。行ったらあかん。」

何かの術にとろかされたのか?夢遊病に近い状態になる少女。

少女「おじさん・・・僕は今すぐ、自分が誰なのか知りたいんです。」


本多
「罠や。・・・行ったらあかん。」

腕を組み、本多達を見下げる天使。

パワー
「どないすんねん?・・・くんのか?、けーへんのか?・・・」

少女「つれてってください。」

小さい子供がだっこを求めるように、両腕を広げる少女。

本多「行くな!罠や!」

本多は背中の傷をおしてまで、少女の左足にすがり付く。

その光景に怒りを抑えきれぬ天使は、人間に迫害を加える。

パワー「おどりゃぁ、いい加減さらせボケ‼、此方にも都合があるんじゃゴラッ‼」

西洋鎧姿の天使に、蹴られたり殴られたり、されるがままの本多。

だが、少女の瞳が、時折透き通ったマリンブルーに変わると同時に、誰かの記憶が、少女の脳裏に断片的に入り込んでいく。

(回想)

建物の群れが、つぎつぎと火がつき、バチバチと炎を立ち上げてゆく

鼻と喉を攻撃する、いぶった煙の臭い

ヘリコプターの爆音

悲鳴や、家族の名を呼ぶ声

遠くでなり響く、半鐘や消防車のサイレン

それは少女にとって、
リアルすぎる世界が、次々投げ込まれ、

次第に得もしれぬ哀しみにのまれていく・・・

本多「消防車!・・・消防車はまだかっ‼」

(少女「おじさんっ‼」)

逃げ惑う人々を、左右に押し退け、本多に声を掛ける老人。

町内会長「のっ!、のぶちゃんどないしたっ‼」

本多「(目の前の)アパートに、妹が・・・妹がまだ中におるんですっ‼」

延焼を始めるアパート。

町内会長「ここはあかん、もうあかんっ‼」

本多「なんでや!」

町内会長「町全体が火の海や!のぶちゃん、今すぐ、わしらと山の手へ逃げぇ!」

拒絶する本多。

本多「イヤや!いかん‼・・・妹が障害者からて、なんでしななぁあかんねんっ!」

町内会長
「アホ抜かせ‼、いま、(本多)のぶちゃんまで焼け死んだら、どないするきや!」

本多「・・・・」

町内会長
「わしはな、運命や神さんなんて、信じとらん・・・だかなぁ、のぶちゃん、何かを捨てなあ、何かを得るもんなんかないんや!」

激しい予震が起き、全焼した建物が、本多の目の前で、轟音を立て倒壊する。

いまさっき話していた老人が、獣のような叫び声を上げ、絶命する。

本多信雄
「なんでや・・・」

(回想終わり)

まるで自分が悲しみを受けたような苦しみ、悲しみが、うつ向かせるほど、少女の胸を締め付けた。

天使・パワー
「なんやチビスケ?・・・

この
こ汚ない人間界に、
未練でもあんのか?・・・

それとも、
そこのくたばりぞこないのおっさんに、
惚れとんのか?(笑)」

気を失った本多を尻目に、げらげら笑う天使

少女「うるせぇ・・・」

パワー「あん?」

少女が顔を上げると、その瞳は透き通ったマリンブルーに変わり、臆病だった少女が、無表情に変わる。

その豹変ぶりに、思わず息を飲む天使。

天使・パワー
「な、なんや?!、ヤンのかっ!」

少女の背中から、純白で鋭利な翼が突き出た。

天使(少女)
「天使・パワー・・・掛かってこい。」

実体化する、天使パワー。

天使パワー「じょーとーやっ!チビスケ!」

二人の天使が、ショッピングセンター内で飛び回りながら、闘いが始まる。

得たいの知れない存在を観た人々は、
物陰に隠れて動けない。

音速で何度も何度もぶつかり合う天使たち。

天使・パワー「お、おいっ、・・・(呼吸が荒くなる。)おまえ名前っ・・・なんちゅうねん?」

天使(少女)「おまえに名乗る・・・・な、まえっ・・・?!」

(回想)
白いバラの庭・・・

白くて長いロングコートの男が、

分厚い本を持ちながら、可憐に振り向く

二代目・天上界管理人・育三郎(image山崎育三郎)「そだなーっ、君の名は・・・そぅっ!・・・セシル(cecile)(笑)!・・・」

(回想終わり)
首を横に振る少女(天使)。

天使・パワー
「隙きありっ‼」

(天使)少女の顎を蹴り上げるパワー。

押し流されるように、地上に落ち、後方に飛ばされる少女。

天使・パワー「終いじゃ‼」

ヘラヘラ笑いながら、光の弓と矢を取りだし、少女に向け構えだした天使・パワー。

複数のパトカーのサイレンが近づいてくる。

天使➡少女➡天使
「僕は・・・負けない。」

再び少女が顔を上げると、その瞳は再び、透き通ったマリンブルーに変わり、天使・パワーに突撃する。

両手のひらを、天使・パワーに向けながら、空間を左右に開くと、暗黒の空間が広がる。

天使・パワー「ブッ・・・ブラックホールやとぉっ!」

天使・パワーは上下左右に広がる闇に吸い込まれていった。・・・

数分後、異様な光景は、破壊されたショッピングセンター内を、復元することなく消滅したが・・・

本多信雄のアパート

夕方やっと、目を覚ます本多。

本多「・・・なんで?」

女刑事(image守屋茜from欅坂46)「あ、気が付きましたか?(笑)」

本多の反論前に、警察署手帳を差し出す女刑事。

本多信雄「生活安全課、守屋茜・・・?」

(つづく)

cecile 地上に降りた最期の天使 (欅坂46)平手友梨奈✖空想携帯小説家 イメージ小説

scene 2 2月の朝

05:00・・・本多は一睡もできず、キッチンのテーブル上で、パソコンを使い、
少女の着ていた服から、何処の学校か検索している。

本多(imageじゅんいちダビットソン)
「なんでや?、なんでないねん・・・・(中坊の制服は関東でも、関西圏でもないねんて・・・おまけにあの、背中の骨は何やねん?、まるで羽根でも付いてたってゆうんか?)」

眠い目を擦りながら、本多にあいさつをする少女。

少女(image平手友梨奈from欅坂46
「おはよう・・・ございます。ジャージ、お借りしてます。」

年甲斐もなく照れ臭いのか?少女の方へ振り向かず、声だけで返事をする本多。

本多「お、おうっ、かまへんで・・・」

少女は、誰に言われる事なく、顔と手を洗い、朝食を作り始めた。

本多「ちょちょちょ、ちょっとまちぃや。」

少女「あのっ・・・僕のために、ねないでくれたおじさんに、何か作ろうかと・・・・」

本多「あかん、子供は子供らしく座っとき。・・・・怪我されたら、金とられんがな。」

少女「えっ?・・・」

パソコンをそのままにして、冷蔵庫の余り物で、ハムエッグと、具無し味噌汁を作り上げた本多。

本多「どや?・・・旨いか?」

頷く少女。

本多「あんな、きょう、君の都合が良ければの話なんやけど、これから、町へ繰り出して、買い物せぇへんか?似合う服さがしたるさかい。」

少女「え、でも・・僕は、おじさんと出会ってまだ、一日も経ってないんですよ。・・・てゆうか、おじさん仕事は?」

本多「自宅警備員や(笑)」

思わず首をかしげる少女。

10:30

平日の都心へ繰り出す二人。

デニムにドカジャンを着こんだ背の高い男と、背の低い濃緑のジャージを着た少女は、大人達の違和感の視線にさらされた。

恥ずかしさのあまり、その場でうつむいた少女を、小声で声を掛ける本多。

本多「大丈夫や。他人なんか、所詮なんもせぇへん。俺が住人並みのかっこーさせたるさかい。まってや。(笑)」

数々のファッションビルの建ち並ぶなか、人並みを逆らうように歩く二人。

それを屋上から、監視する人影が二人。

天神(image妻夫木聡
「ほら、あのだっさいジャージを着てる子(笑)・・・」

天使・パワー(image中川礼二from中川家)「ほんまだっさっ‼(笑)、てゆうか、あのチビスケを倒せば、ほんまにランクアップさせてもらえるんでっしゃろな?」

天神「そうだよ。ランクアップすれば、それなりの能力をつけてあげるよ!(笑)」

天使パワー「(帰れる。これで帰れるんや)・・・で、タイミングとか、どないします?」

天神「君のタイミングでいいよ(笑)」

パワー「よっしゃー‼」

少女は、本多と同じ色のデニムを履き、薄い青色のカラーYシャツを来て、着替え室から遠慮ぎみに出てきた。

少女「あのぅ・・・・」

本多「なんや?、中坊らしくないのぉ?・・・ほら、なんかぁこぉ~ ひらひら~ としたやつとか、きいひんのかいな?(笑)」

少女「僕は、あんまりそうゆうのは・・・。」

焦れったさが極まったのか?、本多は女性店員が、気持ち悪がられるのも気にせず、中高生向きのファッション誌をペラペラめくりながら、服を物色し出した。

少女「あ、おじさん・・・・僕の事なら、こっ、これで、これで良いですからっ‼(・◇・;)」

変なスイッチが入る本多。

本多
「なにがや‼・・・ちゃんとした格好すれば、

君の事捜しとる
おとんや、おかんに見つけてもらえるやろ?」

突然、
店内のショウウィンドウが、何かが弾けるように、次々割れだした 。

本多「あかんっ‼」

本多は咄嗟に、自分の身で(少女の)頭と首を、覆い被さるように護った。

腕を組みながら中に浮き、呆れた眼差しで二人を見つめる、鋼鉄の鎧を着た天使。

だが、他の人々は、姿なき爆発に、パニックを起こして逃げ惑う。

少女「おじさん・・・・」

背中に、複数の硝子片が刺さった本多だが、少女を気遣う本多。

本多「だいじょぶ・・・か?、怪我、せぇへんかったか?(笑)」

少女「いま僕が、病院に連絡しますから、電話機を貸してくださいっ‼」

本多「で、電話機って(笑)・・・」

本多からスマホをてにした瞬間、光の矢がスマホを貫いた。

少女「あ、・・・」

本多「あーっ、おれのスマホがーっ‼(・◇・;)」

本多達の目線が、中に浮く天使と目が合う。

本多「てっ、天使・・・?」

少女「なんでこんなことをするんですかっ‼」

(つづく)

cecile 地上に降りた最期の天使 (欅坂46)平手友梨奈✖空想携帯小説家 イメージ小説

「cecile 地上に降りた最期の天使」

scene1
真夜中に降る、一月の雨。

ふ頭 24:50・・・

真っ赤なスポーツカーが、
横たわる少女を置き去りにして、急発進して、その場を立ち去って行く・・・・

数分後、
両目をゆっくり、何度もまばたきする少女。

少女(image平手友梨奈)「ここは・・・」

かすれる声は、独り言にすら成らないほど、
小さかった。

少女「(星・・・)・・・」

少女の瞳に映る夜空は、 記憶の縁にある、思い出せぬ懐かしさを込み上げさせたが・・・

少女「痛っ‼・・・」

少女は、仰向けから、
起き上がろうとすると、
まるで押さえ付けられるような激痛が走った。

そこから数時間後、小雨が振りだすなか、

ふ頭の道端で倒れている少女を見つけたのは、

ほろ酔いで、背の高い金髪の男だった。

ほろ酔いの男(imageじゅんいちダビットソン)
「なんや、人形さんかと思ったら、中坊(中学生)やないかっ!・・・

おーいっ‼、ここは長居する所や?(笑)・・・あ?

・・・な、なんやっ‼血ぃっ‼、なんでこんなん、あちこち出とんやっ‼」

スマホを取りだし、救急車要請する男。

少女「ぼくわ・・・死ぬんですか?・・・」

男「アホ抜かせっ‼、なんでまた、この期に及んで、人の生き死にをみなぁあかんねんっ!」

救急車が、男の現在地を把握できない ため、
少女をお姫様だっこをして、走り出す。

男「死なすか‼死なすか‼死なすか‼死なすか‼死なすか‼死なすか‼死なすか‼死なすか‼死なすか‼死なすか‼死なすか‼・・・俺は・・・俺はっ‼、死神じゃないっ‼・・・死神じゃないっ‼」

病院・緊急治療室

酔いが回ったのか、待合室の長椅子で、両腕を拡げ、頭は項垂れたままで、居眠りをしている。

看護師(image尾関梨香from欅坂46

「・・・おとーさぁん?」

男「ん?・・・はいっ?」

看護師「先生がお呼びです。」

緊急治療室の簡易ベットで、点滴を受けたまま、スヤスヤ眠る少女。

じぃっと眺める男に、
傍らで軽く咳払いする医師。

医師「あのっ・・・怪我の方は、あれだけ出血がひどかったんですが、なぜか大したことがなく・・・」

男「あ、はぁ・・・」

医師「ただ記憶障害が、あって・・・・あと、これなんですが・・・・」

ノートタブレットに映る、少女の背中のレントゲンを見せる医師。

医師「肩甲骨の後ろ・・・・」

男「なんや、この骨は?」

医師「羽根?・・・ですかね?」

男「んなアホな、人間に羽根があるわけないやろ?⁉」

医師「ですよ・・・ねぇ・・・?」

会計へ立ち去ろうとする男の背中へ、医師が言葉を投げ掛ける。

医師「本多さん、精密検査の件、(早急に受けることを)考えてくださいね?・・・」

本多「あぁ、わあっとる・・・」

受付・会計前の長椅子にちょこんと座り、本多が帰ってくるのを待つ少女。

少女「あのっ・・・すいませんでした。僕のせいでなんか、大事っぽくなっちゃって・・・・」

なにかを悟られないように、作り笑いで答える本多。

本多「あーん、なんやぁ?、もっとグッスリ寝とき。(笑)おっちゃんなぁ、ぶっちゃけ君ん事、置いて行くつもりやってん(笑)」

少女「嘘ですよね?」

本多「あぁ、嘘や。中坊を置き去りにするほど、ひきょーもんやあらへんわ。(笑)・・・あ、今日はうちに泊まっとき。部屋は余分にあるから。」

一瞬違和感の目付きになる少女。

本多「俺はロリコンちゃうからナッ‼(笑)」

少女「すみません。」

(つづく)

(不定期更新)たぶん僕はいないけど?!~it a heartfull comedy?~

第2話


木嶋英二「あのっ・・・この写真は?」

エレガントな女性
「なあに?合成写真でもやったと思うの?・・・どっかの新興宗教団体じゃああるまいし(笑)」

(不定期更新)たぶん僕はいないけど?!~it a heartfull comedy?~

imagesong /down town army 氷室京介


一話: 悪夢の始まりっ?!


~ 木嶋英二の夢の中 ~


父・英四郎(image伊東四朗
『頼むよ~ 英二ぃ~ 頼むよぉ~』

木嶋英二(image木村拓哉
「んだょっ!、おやじぃっ‼。今更うどん屋なんか、やんねーぞっ‼」

英四郎『頼むよぉ~ 、母さんがぁ~ 、母さんがぁ~ ・・・』

木嶋英二「うっせっ‼母さんを散々こきつかって、死なせたくせに、何いってんだよ‼」

(鳴り響くアラーム音)

朝倉小町(image吉岡里帆
「店長っ‼・・・店長っ‼・・・あーさーですよぉぉぉ!」

(豊満な胸を押し付けながら、揺さぶり起こす小町のやり方は、眠気をかき消した。)

木嶋英二「お、あっ、小町くんかぁ・・・相変わらず早いね?」

朝倉小町「毎度毎度の話ですけどー、仕込みは店長の仕事なんですけどーっ‼」

(小麦粉まみれの、迷惑そうな小町の顔に、もう仕分けなさげに手を合わす英二。)

英二「ごめんっ。」

(はーっと、ため息付きながら、なかば仕方ないと諦め顔の小町。)

朝倉小町「店長っ!」

(意を改めた、小町の気合いに、思わず万年床の上で正座する英二)

木嶋英二「はい?」

朝倉小町「本日の目標、把握してますかっ‼」

(英二の後ろで囁く幽霊の英四郎)

英四郎『いいなぁ~、おとーさんも、小町くんのおぱーいに、むぎゅむぎゅされたいなー(笑) 』

木嶋英二「うるせっ‼」

小町「はいっ?」

英二「あっ、いや、」

小町「(  ̄  ̄))?・・・」

英二「(・・;)ご、五百食‼」

(怒りの小町が、自分の右膝をたたき、叫ぶ。)

小町「どーして、90食分のうどんしか、しこんでないのに、そんな数が出るんですかっ‼・・・まったくもぉっ‼」

(引き戸をピシャリとしめる小町。)

英四郎 『あーっ、こまちちゃん、怒らしちゃっ・・・たーっ!(笑)』

英二「おやじっ‼」

(数時間後、店を開け営業を始める英二。)

朝倉小町
「いらっしゃぁ(笑)・・・あっ(・・;))・・・」

(スラリとした身長の高い、場違いで、エレガントな服装の女性が、店先から入ってきた。)

場違いなエレガントな女性
(image吉瀬美智子)「どうもっ・・・」

(こそこそと、厨房へ逃げ込む小町。)

英二「おいおいおい、こまちくーん、仕事して。Σ(  ̄  ̄ )? はいっ?」

(必死に、客席に座る女性を指差す小町。)

英二「たんなる、おキャバさんじゃね?(笑)・・・てゆうか、注文とってきて。注文。」

(ブンブン首を横に降る小町を尻目に、自分のおしりで、厨房から小町を押し出す英二。)

場違いでエレガントな女性
「注文・・・いいかしら?」

(メニューに眼がいってる女性が、気付かないように、音を立てないように唾をごっくんと飲む小町。)

小町「あーいーっ。」(変に甲高い声で)

エレガントな女性
「えっ?なに?・・・変な声っ(笑)・・・てゆうかぁ、あなた・・・どっかで見たことない?・・・私の事?」

(エレガントな女性に背を向け、変顔を作る小町。)

小町「そーンナコトハ、ござーせんのよぉ~ (笑)」

(厨房から、店内を覗く英二)

木嶋英二「(( ̄_|(なにやってんだ、あいつ?)・・・」

(とっさに、店内に入り対応する英二。)

英二「すんません、うちの若いやつが・・・てゆうか、注文、なんします?(笑)」

エレガントな女性
「そうね・・・」

(手書きの請求書と、何やら如何わしい写真を出す女性。)

エレガントな女性
「飲食代、その他諸々で、四千万。・・・・」

(手書きの請求書を手に取り、驚く小町。)

小町「よよよよよっ、四千万っ!」

(英二は、差し出された写真を見ると)

英二「おやじっ‼」

英四郎『がっびーんっ‼』

(つづく)

反転の月

鉄道警察に拘束される 東 辰彦。

鉄道警察官①
「東さんさぁ、かれこれ二時間沈黙モードだけど、黙っちゃうの?」

空を仰ぎ見るわけでもなく、

誰かと目を合わせること無く、

全く微動だもせずに、
深くパイプイスに座る東。

鉄道警察②
「日本男子は・・・・素直さが大事だぞっ‼」

左右交互に顔を除き混むが、まばたきですらしないなど、その行動に
次第にイラつき始める。

第2話【歪み】

東(あずま)
「あんたら、善悪を見間違えてるんじゃないか?」

ぼそっと、諭すように呟く東。

鉄道警察官①
「誰に向かって・・・口聞いてんだっ‼」

いきなり右手平手打ちを、東に放つ鉄道警察官

右斜め下にうつむいた頭を、ゆっくり戻すと、東の左口元より、うっすら血が流れる。

鉄道警察官②
「あーっ、鬼の松井に火がついたぞぉ~ 俺知らねぇ(笑) あやまっちまえって‼」

東 辰彦
「誰に?なんの容疑だ?・・・」

鉄道警察官・松井
「てんめ、さっきっから大人しくしてりゃ・・・なめてんのかっ‼」

立ち上がり、向かい合っている東に、机をバンバン叩いて威嚇する松井。

聴力に障害があるのか、?
精神的病んでいるのか、?

東の表情に、
人間の温もりを感じられない

東「取り調べの録画、録音は、?」

呑気に密室内でタバコを吹かし出す、もう一人の鉄道警察官

鉄道警察官②
「あぁ、やってるよぉ~(笑)」

鉄道警察官・松井
「俺らの都合道理に、その場で加工して、最高裁へ生ライブ中だ。」

東の真正面に顔を寄せる松井。

鉄道警察官・松井
「権力に楯突くから、君には佛罰を、与えよう(笑)・・・」

東の目線は、
鉄道警察官・松井を離すこと無く、

ゆっくり左足の踏み込みを強め、体を左横に傾け、
右手は、パイプいすの側面に手を掛けている。

もう一人の鉄道警察官が、
わざとカメラに向かって、

タバコの煙を吹き付けた瞬間、

東は、
右手で握っていたパイプイスを向かい合っていた、
鉄道警察官の左こめかみを殴打

東の目の前を、
崩れ落ちてまもなく、
背後からパイプ椅子を降り下ろしてきた、
鉄道警察官の左脇腹をめがけ、その場で腰を落とし、半転しながらエルボーを食らわせた。